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A級ダンジョンー㉑

あんまり進展ないです。すみません。

 

 ドクンドクン


 と振動しているのは火人改が落として逝ったアイテムだ。

 血管のようなモノが絡み付いていて、教科書になるような心臓の形をしていた。


「まんま心臓だな」


 そう、完全に心臓だったのだ。

 しかも、かなり生々しい。

 未だに血管に血が流れているかのように振動しており、脈打っている。


────────────────

 火心臓 SS級

 火人の心臓(改)

 心臓に押し当てると心臓と一体化になる。

 スキル

 火人

────────────────

 火人

 火人に変身出来る。

 身体を火に分解、合体出来る。

 身体能力が向上する。

 水属性攻撃に弱くなる。

 火属性攻撃に耐性がつく。

 物理攻撃を95パーセントカット出来る。

────────────────


「なんか、アーティファクトの寄生型みたいだな」


 取り敢えず、試して見る事にした。


「ん〜グゥはァああああああ」


 ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯


「なんもなかった。叫んだだけ無駄だったな」


 全く何もなかった。

 ただ、心臓が強くなった気がするのと何か変化を感じるぐらいだ。


「ステータスオープン」


────────────────

 筒井 翔 Lv59 男性

 獲得スキル

 取得時ランクアップ

 万能眼

 魂支配人

 神風琉

 火人

 アイテムボックスLv1

 初級魔法ver.3

 SP250

 HP300/300

 MP324/470

 攻撃力159

 素早さ3600

 防御力1

────────────────


 戦っている間にも少しだけ回復しているようだな。

 それと、スキルに『火人』が追加されているようだな。

 これが、さっき説明にも会った火人になれる事だろうな。

 ステータスのスキルになったから少し変わったのかな?


────────────────

 火人

 消費MP60

 使用時間20分

 クールタイム20分

 火人に変身出来る。

 身体を火に分解、合体出来る。

 身体能力が向上する。

 水属性攻撃に弱くなる。

 火属性攻撃に耐性がつく。

 物理攻撃を95パーセントカット出来る。

────────────────


 割に合わないと思われる。

 まあ、今は使うつもりはないので放置かな。

 心臓が強くなったのはかなり嬉しい誤算だったな。

 ヒョンの事から心臓が止まったりしたら洒落にならないからね。

 それから先に進んで行った。


 ◇15層◇


 この階層でフロアボスが居ると予想出来るのでミニマップに広い空間が出てくるまで移動する。



 少し開けた所に出たが、フロアボスが居るのではなく、宝箱があった。


「うう、久しぶりの宝箱だ。なんか、俺って魔物も少ないし宝箱も少ないし、運ないのかな」


 それからなんの、躊躇いもなく宝箱を開ける。

 中に会ったのは透明な水晶玉みたいな物だった。

 全身ガラスで出来ているのかすら分からないし、意識を集中していないと持っている事すら忘れそうになる軽さだ。

 光の屈折もなく、透き通って奥の風景が完璧に見る事が出来る。


「一体、これは」


────────────────

 水晶玉〘封〙 A級

 封印出来る水晶玉。

 滅茶苦茶薄く、滅茶苦茶軽いが特徴のなんの捻りもない透明な玉。

 スキル

 封印

────────────────

 封印

 対象が不確定な物質で出来ている場合に限り、この水晶玉に封印出来る。

 あくまで封印なので逃げ出されたりする可能性がある。

 対象の力が水晶玉の限界量を凌駕した場合、封印は不発に終わる。

 1度使ったら使えない。

 壊れたらそのまま壊れる。

────────────────


「これは、あれか。火人か火人改に対するアイテムってことだろ?さっきの火人改の前に欲しかったぜ」


 そう言ってアイテムボックスを開いてその中に入れておく。

 もしも、このダンジョンボスが火人系統で会った場合にこれはかなり活躍するだろう。

 最も、そのボスが水晶玉〘封〙で封印出来ない能力だったら意味ないけど。

 さらに、不確定な物質ではないボスにも使えない。

 俺が思いつく魔物ではスライムと火人ぐらいだった。


「まあ、いずれ役に立つだろう」


 アイテムには何らかの意味があるのだ。そう信じる。


 それから攻略を再開しているが、落とし穴のトラップや地面と高さ、色が同じのスイッチを踏むと球体の岩が転がって来たり、矢が壁から出てきたりがあった。

 落とし穴は飛んで、岩は神風で、矢は自分の周りを球体状に囲んだ盾にしてガードした。

 魔物はほとんどサラマンダーだけだった。

 サラマンギーは出てこなかった。

 今は昼食を取っている。

 簡易食をアイテムボックスから取り出して、お茶を飲みながら食べている。

 こんなに長いダンジョンは実際初めてで、ダンジョンの中で食べ物を食べるのもそんなにない。

 S級ダンジョンなんて5層だからね。

 そして、結構不満に思った事がある。

 端的に言うと、衛生面だな。

 それから15分の休憩を取った後、攻略を再開する。

 別れ道は時々、行き止まりに当たるが少し先が見えるのですぐに迂回して反対の通路に進んでいる。

 壁まで見えなくてもミニマップで行き止まりと分かるので、いちいち行き止まりの壁まで行く必要が無い。


「そういや奏さんの空間転移でダンジョンの下階層に行けないのかな?」


 それが出来たら簡単だろうに。

 空間を展開したら行けるんだじゃね?今度聞いてみよ。

 奏さんの空間転移は見えている範囲にしか発動出来ないが、空間を展開している状況なら視界に入れなくても転移出来るらしい。

 さらに、パーティメンバーや人を転移するにはその人に触れないといけないが、空間が展開している状況なら触れなくても転移させれるようだ。

 ただし、敵対している奴には効果がない。

 高火力の楓に機動力やサポーターの奏さんのパーティって相性いいよな。回復ないけど。

 それに、海外にはより強い人も居るだろう。

 そう考えるとやはり、疑問に思う。


「ステータスを持った人のレベルに関してダンジョンが簡単すぎる」


 そう、冒険者のレベルに関してダンジョンの難易度はA級でも簡単なのだ。

 こんな、低レベルの俺でもA級を攻略出来るのだから。

 まあ、アーティファクトの運が良かった気もするけどね。

 いや、俺の攻略の殆どはアーティファクトの運によるものかもしれない。

 魔物も少ないし、あれ?なんか自信が無くなってきた。

 ん、考えるのやめよ。


 でも、ダンジョンがこのままの強さで停滞はないだろうな。

 まだ1年と少しだからなダンジョンが出来てから。

 きっと、何かある筈だ。


「取り敢えず目標は5000レベルだな」


 噂程度だが、種族進化が行える噂の真否は確かめておきたいからな。


「あれ?今のペースだと結構無理じゃね?」


 気づかなかった事にしよう。その方が幸せだ。

今更だと思いますが、ステータスを区切る線を『──────』にします

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