日向
私は甘百合 日向。
私が信用できる人は少ない。
家族と友達(2人)と翔先輩だけだ。
私は小学生の頃から発育が良くて大人の人からも歪んだ目で見られたことだってある。
怖かった。
その1人が担任だからね。
一度相談室に呼ばれたことがあるんだけど、そこでね襲われそうになったんだ。
空手を習っていたから簡単に逃げることが出来たことは不幸中の幸いかな。
すぐに職員室に駆け込み、報告すると、その担任は翌日から警察のお世話になったよ。
内心ほくそ笑んだ。
小学生の頃から今も心の中から友達と言える人は2人だけ。
朝日ちゃんと夜闇ちゃんだ。
小学生の頃ね、とある男子から告白されたんだ。
私の体を見て、ではなく目をしっかり見て。
OKしようとしたけど、やっぱり心の何処かでは嫌悪してたんだろうね。
普通に断ったんだ。特に好きでもなかったし。
そしたらね、その男子を好きなボス的な女子に適当な噂を建てられたんだ。
色んな人としてるとか、担任に色仕掛けしてるとか、援助交際してるとか。
悲しかった。心が壊れそうだった。
それでも朝日ちゃんと夜闇ちゃんはずっと私のことを信用して傍にいてくれた。
私は壊れずに済んだんだ。
それから中学に上がるんだけどね、小学生の人達と一緒だから、また変な噂流されたんだ。
本当にめんどくさい。
その頃、先程話した今の元凶の男子なんだけどね。まあ、男子から見たら迷惑な話だよね。
また、告白してきたんだ。
やれ、守るから。やれ、好きだのなんだの。
中学に上がる頃には私の胸は大きくなっていた。
身長も欲しかったよ。ショボン
それでもね、その男子は私の目を見て告白してきたんだ。
既に私の心は壊れる寸前なんだったと思うよ。
即答でNOと答えたから。
理由を聞かれたよ。
守ってくれると保証がないし、有言実行できるかも怪しい。
言葉なら幾ら言っても問題ないからね。
それでも付き纏ってきてね、そしたらその頃ろには親友になっていた朝日と夜闇が撃退してくれたんだ。
男子は俯いて暗い顔をしていたけど私には関係ないからね。
そもそも守ると言うなら最初からやってくれ。そしたら多分ほんの僅かでも惚れていたかもしれないのに。
それから地元を離れた高校に入学したんだ。
朝日と夜闇は私に付いて来てくれた。本当に嬉しかった。
私よりも成績やテストの点数も数段階下なのに頑張ってくれてね。
朝日と夜闇が合格してくれた時の方が私が合格するよりも嬉しかった。
母と父に元気に自慢するレベルには。
朝日と夜闇には、自分の合格喜びなよ、と笑われたけどね。
私?私は首席だよ。
その頃3人で同じ部活に入ったんだ。
翔先輩ともそこであった。
翔先輩には幼馴染の親友と彼女がいた。
高校生になった時にはさらに私の胸は大きくなっていた。本当、嫌になる。
翔先輩の幼馴染は私の体をよく見ていたよ。
翔先輩は普通の後輩として接してくれた。
私の体を目当てで落とそうとして声を掛けてくる男子はよく居たけど、翔先輩みたいに後輩として接してくれた人は初めてだった。
それでも警戒はしていたけどね。
イジメられないようにキャラを演じてた。
それから1年後にダンジョン等と言うなるものが世の中にではじめた。
それでも私達の生活は変わらなかった。
たまたま外出中に翔先輩とバッタリとあったんだ。驚いた。
その日にね歩道を歩いていたらおじさん達に囲まれたんだ。
その手にはガムテープやヒモが握られていた。
空手は今でもやっていたから撃退できたかもしれないが、おじさん達の息が白くなるまでハアハア、としててキモかった。
それと、恐怖が湧いて動けなかったんだ。
そこに翔先輩が現れておじさん達を撃退した後、足から崩れ落ちた私に手を差し伸べてくれたんだ。
怖かったが、失礼だと思って手を握り立った。
危なくなったらすぐに逃げろよ、と翔先輩には注意された。
翌日、部室でお礼をしようと学食に誘ったんだ。
朝日と夜闇は彼氏と食べているらしい。
私には彼氏とか当分は無縁の存在だな。朝日、夜闇、私を置いていかないで。
まぁ、私から男子と距離を置いているから仕方ないけどね。
それから翔先輩と時々話すようになったんだ。
楽しかった。
変な目で見てくる人ととは違い、友達として接してくれた。
多分、唯一父以外の男子に心を開いたと思う。
それと、初恋だったと思う。
仕方ないよね、今までウザイ奴しか男子はいないと思っていたのに心を許せる人が出たんだから。
それから私はよく翔先輩を目で追いかけていた。
私の初恋は実ならないのは分かっていた。
だって、彼女持ちだからね。
だけど、気になる事があったんだ。
翔先輩は彼女とデートしたことがないらしい。
いつも幼馴染と一緒らしい。
そこがどうしても違和感に感じてしまった。
なので、私の持つ、観察力とコミュ力、洞察力で調べあげたんだ。
そしたら出るわ出るわ。
幼馴染と彼女の浮気と悪行の数々。
それを翔先輩に言おうとしたけど遅かった。
幼馴染と彼女に裏切られた。しかも色んな罪まで着せられて。
翔先輩は退学した。
悲しかった。心が壊れそうになった。
それでも私は翔先輩の言葉を思い出してなんとかやれている。
その言葉は「楽しく生きようとすれば、なんだって楽しんだよ」そんな軽い言葉。
それでも救われた言葉。
翔先輩の復讐も考えた。
それでも復讐はなにも生まない、と翔先輩に言われているのだ。
結局、私は朝日と夜闇に救われた。
朝日と夜闇がいなかったら私も学校辞めてたよ。
それから私が調べた事を警察に報告した。
安心したのはその警察官が女性だったことかな。
それからまた1年経って、翔先輩と再会した。
本当に嬉しかった。
翔先輩は冒険者になったらしい。
翔先輩と念願のメアドを交換した。
嬉しさのあまり、その日は寝れなかったのは言うまでもない。
まだ一通も遅れていないのも、言うまでもない。
日向「楓さんの時より文字数が少ない。かなり」
作者「ザックリまとめたからね」




