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S級ダンジョン後編

 ーーーー3層ーーーー

 3層にきて、お腹が空いたのでアイテムボックスからパンを取り出す。

 口にパンを運びながらアイテムボックスから水を出して休憩していく。

 3層には出待ち魔物がいなかったので心置き無く休憩できる。

 流れてきにここ、3層にもフロアボスがいると考えられる。

 フロリアが最初に付いているので今度もフロリアがあるのだろうか。

 てか、フロリアってどんな意味があるのだろうか。

 ボスにもフロリアという単語が付いているのだろうか。

 それならどんな種類の魔物の名前なんだろうか。

 数分休憩を取ってから、探索を再開することにした。

 道に進んでいると、馬と鬼が合わさった魔物に乗ったオーガが現れた。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 鬼馬 S級

 鬼にしか乗ることのできない馬型の鬼。

 移動速度が速く、乗り心地がいいが体力と攻撃力、耐久力が少ない。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 そんな感じらしい。

 相手は2体いるのでまずは鬼馬の方から倒すことに決めた。

 全速力で走り、鬼馬と肉薄すると同時にラプラス・ウリエルを刀にして首を切り落とす。

 速かったため、鬼馬に乗ったオーガが顔面から落ちる。

 その隙に跳躍して、2段ジャンプを使って急速の加速を利用してオーガ2体の首を切り落とす。

 20秒の戦闘、というか殲滅が終わった。

 それから進んでいるがもう一度も鬼馬に乗ったオーガ達を見かけることはなかった。

 空の宝箱があったり、罠が多かった。

 そしてまた俺の前に宝箱があるのだが余り期待していない。

 そもそも初期の方に攻略しようとした人が取って行ったのだろう。

 期待1パーセントと開けないとダメだよな精神99パーセントで宝箱を開ける。

 中にはエリクサーがあった。

 な、中身があったので嬉しかった。

 アイテムボックスにエリクサーを締まって、再び道に沿って奥に進んでいく。

 今回は早めにフロアボスがいるであろう広間に出た。

 しかもそれだけでは無い、高低差が非常に大きいのだ。

 高さ600メートルはあるだろうと思うぐらい高い。

 万能眼がなかったら天井まで見ることはできない程の高さだ。

 そして中には下半身はドラゴンを思わせる体躯で翼を持っていて上半身は筋肉増し増しのオーガだった。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 フロリア鬼龍 S級

 半分オーガで半分龍のキメラ。

 とても気味が悪い。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 いや、久しぶりに見たよ鑑定した時の悪口。


「オァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」


 長い雄叫びと共に、空に飛び立つ。

 300メートルまで飛び立つと手に持っていた槍の先端を上に掲げ、電撃を放つ。

 完全に雷を打たれている気分になるほどの轟音と電気の光が空間を埋め尽くす。

 ラプラスを避雷針のようにして、上に掲げる。

 すると、雷の電気がラプラスに集まり、取り入れた雷を外へ分散していく。

 鬼龍が俺に突進しながら槍を前に突き出し突撃してくる。

 跳躍しても槍がでかいので2段ジャンプをして槍に乗っかる。

 そのまま槍をよじ登って行くと、視界左から鬼龍の巨手で襲ってくる。

 きちんと指と指の隙間を閉めていることからそれなりの知性があると見ていいだろう。

 休憩したことによってMPが回復できているので範囲殲滅ウリエルを撃ってもいいが、もう少し本体に近ずいて撃ちたいからな。


「神風琉。【神風】」


 風になり神速で鬼龍に肉薄する。

 鬼龍のでかい瞳には俺が映る。

 その手には長剣のウリエルを両手で握り締めていた。

 ウリエルが鬼龍の瞳に軽く突き刺さり、極大のダメージを与える。


範囲殲滅ウリエル


 刺さったウリエルの長剣の先端を起点として白い光がドーム状に広がる。

 頭の内部から範囲殲滅を使っているので普通なら一撃で倒せるはずだった。

 そう、はずだっただ。

 なんと、範囲殲滅のエネルギーを吸収しているのだ。

 それで範囲殲滅を無力化して同時に自身のエネルギーに変換しているようだ。

 どうやってそんなことをしているかはすぐに分かった。

 範囲殲滅を吸収している時にドラゴンの部分が光を放ちながらドクンドクン、と鼓動しているのだ。

 ウリエルを引き抜き跳躍&2段ジャンプをして、気の塊を足の下に置いて足場代わりにしてさらに跳躍する。

 体をひっくり返して頭を鬼龍に向けて、足を天井に付ける。


「グアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」


 雄叫び。

 鬼龍を中心として球体の電撃を放っていく。

 勢いよく大きくなり、広間を覆い尽くしていく。

 まずい。

 すぐにそう判断した俺はウリエルを盾にして範囲殲滅を発動する。

 このような放電ならラプラスを避雷針にしても意味がないと感じたからだ。


範囲殲滅ウリエル


 範囲殲滅の光と球体放電の電気がぶつかり合い、バチバチと火花を散らしながら押したり押されたりし合う。

 そして相殺される。


「はぁはぁ。どうなってんだよ。もしかして範囲殲滅ウリエルのエネルギーを吸収したから同じエネルギーを利用したあの放電と相殺したのかな」


 油断なく見詰め合う鬼龍と俺。

 鬼龍が何かを考えるような仕草をした後に槍をこちらに向ける。

 体内の魔力が急激に速くなるのが目に見えて分かる。

 その魔力が槍の先端に集まり、槍の刀身に電気が纏わり付いていく。

 そして、俺に向かって駆ける。

 全ての力を槍に載っけて。

 俺もラプラス・ウリエルを上手い具合に混ぜ合わせて薙刀に変形して身体中に気を巡らせて薙刀の刀身に纏わせていく。

 床である天井を蹴って、鬼龍に向けて駆ける。

 それでも相手の方が攻撃範囲がでかいので未来を見て安全に回避しようと思う。


未来視ラプラス


 見えたのは直線状に来る鬼龍の槍。

 素直に衝突しようとしてくる鬼龍に対して、俺もその問いに全力で答えようと思った。

 ぶつかり合う槍と薙刀。

 最後の一撃を駆けて。

 結果はやはり、破壊不可能の武器を持っていた俺が優勢で相手の槍が裂ける。

 そのまま裂いていきながら鬼龍の体に薙刀を突き刺す。

 勢いが強かったのかそのまま貫通する。

 俺の体ごと。

 たまたまそこが心臓部分だったのでそのまま魔石を貫く。

 鬼龍が塵となって一度鬼人みたいに俺に来てから地面に吸われるように消えていった。

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