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絶望の始まりー前編

 翌日

 ここはE級ダンジョンの【魔物モンスター集団パラダイス】に俺は来ている。

 目的は主に二つだ。

 一つは修行で強くなった自分の力を試すこと。

 二つ目はダンジョンクリアを目指すことだ。

 今回は修行で使わせて貰った刀を貸して貰っているのでそれがメインの武器だ。

 短剣は使わなくてもいいのか?

 修行をえて、俺の短剣術はオリジナルスキルに変わったのだ。

 その名前はーー。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 神風琉

 刀・長剣・短剣・薙刀・拳に適用される。

 同じ武器を使う程に技の性能が上がる。

 性能は武器に依存する。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 こんな感じになった。

 かなり幅広い武器に適用され、流派の性能とか威力はその武器に依存するらしい。

 物に性能が依存されるのが多い気がするのはきっと俺だけだろう。

 今回のダンジョン攻略は敵を避けてボス部屋まで直行するつもりでいる。

 敵が多すぎるので相手にしていたらキリがないらしいのだ。

 まだ三層までしか行かれてないのでそれ以降の道は分からないが、それは何時もと同じだ。

 そもそも三層まで公開されているのは、このダンジョンが初期からあるからだ。

 初期だけで、もう特別扱いされるのがこの世のルールみたいなものだ。

 そして、ダンジョンに入って、すぐに壁に足を付けて走る。

 入口から4メートル離れた辺りで既に魔物にであった。

 ゴブリンとウルフの群れで、計数は20体だ。

 壁を走っているので弓を使うゴブリンしか攻撃を俺に当てることはできない。

 そもそもスピードが速いので矢なんて当たらないがな。

 そして、ゴブリン達をスルーしてから、印刷してきた地図を見て階段まで最速ですすむ。

 本当に大量で多種多様の魔物がいたが全てスルー。

 二層からはハーピー出てきて、ハーピーは鳥人間で飛ぶことができるので少々厄介だと思うが無視してい進むつもりだ。

 そして数分で階段を見つけたのですぐさま進んで降りていく。

 ーーー2層ーーー

 二層に到達した瞬間に沢山の魔物に襲われたが気を使った跳躍で壁にすぐに避難。

 そして駆ける。

 新しい地図を取り出して二層を確認してダンジョンを進んでいく。

「キョェェェェ」

 ハーピーの鳴き声だ。

 耳障りな音が気にしている場合ではないので無視しようとしたら前に出てきたので、刀を使って羽の付け根を切り落とす。

 断末魔を残しハーピーは地上へ落ちて、苦しみながら叫び、俺を睨んでいる。

 無視して壁を使って進んでいると、前に冒険者パーティが見えたが、全速力で走って先を進んでいたのできっと見えてないだろう。

 多分。

 地図を見て曲がり角を正確に曲がっていく。

 大量の魔物が一斉に襲いかかって来るので道が広く、バトルフィールドみたいな広い空間が沢山あるのだ。

 バトルフィールドには魔物が既に存在しているから地上へ戻れないので遠まりで壁を伝い先へ進むしかないので時間がロスしてしまう。

 それでも地上へ降りるのは危険なので我慢して進む。

 45分後に階段を発見。

 天井に行き、天井を蹴って階段に直行して侵入する。

 ーーー3層ーーー

 ここからは地図はないので自力で行くしかないのでかなりの時間が掛かると予想できる。

 朝一番から来てここまですぐにきたので、多分だがここから先に他の人はいないだろう。

 そんな予想を建てた瞬間。

 ダンジョンが地震が起きたかのように震えた。

 まずい!速くダンジョンを攻略しないと。

 それを教えるかのように天の声が話す。しかも絶望的な説明を添えて。

 《現在あなたがいるE級ダンジョンが迷宮崩壊ダンジョンフロンティアを起こします。

 E級難易度からS級難易度にいき伸ばされます。ただいまいる人達は速やかに避難してください》

「な、んで、E級から、S、級になるん、だよ」

 自分に言い聞かせるようにその絶望的な情報を復唱する。

 だからこそ、ボス部屋に行かなくてはいけなくなった。

 確かに負けるかもしれないが、ボスが外に出た時の方が被害が大きい。

 それに普通の魔物も強化されているだろう。

 さらには数も多いときた。

 俺が一番近いであろうボス部屋には俺が行くべきだと思った。

 走る。まだ見ぬボスに向かって。

 ◇◇◇◇

 外では既に迷宮崩壊ダンジョンフロンティアが起きていることが分かっていた。

 今までに見ないような絶大の上がりになったE級ダンジョン。

 それに一般市民は勿論、低レベル冒険者も絶望の淵にいる。

 さらに、絶望的なことにそのE級ダンジョンは初期のダンジョンであり【魔物モンスター集団パラダイス】で、名前の通り大量の魔物が存在する。

 その大量で強力な魔物が世に放たれることになったのだった。

 たまたま居合わせた【白銀の剣】は外に出てきた魔物の駆除で手一杯で中には攻めることができない。

 今は教会からの援軍待ちだ。

 もしも外に出てくる魔物を無視して攻略したらこの町はすぐに崩壊するだろう。

 なのでダンジョン内部には入れないのだ。


 楓は【迷宮崩壊ダンジョンフロンティア】が起きていることを天の声から聞いた。

 座布団に正座してお茶を飲んでいたが、天の声を聞いた瞬間バタ、と立ち上がりダンジョンに向かった。

 そこは翔がいるダンジョン。

 翔が危険な目にあっている。

 行動理由はそれだけで充分だ。

 運悪く、今は婆ちゃんと爺ちゃんは旅行に行っているのだ。

 翔の修行が一通り終わったからだ。

 足に小さな爆弾を生成して周りに被害が出ないように威力を調整して足を踏みしめ走る。

 爆弾の爆発の威力と衝撃で急速な加速を得られるのだ。

 少しの浮遊感に襲われ地面に足が付く寸前に足に爆弾をだして、また急速な加速で走る。

 ものの数分でダンジョンに着くと、そこには誰かは分からないがパーティが外に漏れたてきた魔物を相手していた。

 楓は迷いなくダンジョンに突入するのであった。

 楓のユニークスキル【爆裂魔法】は単体戦でも団体戦でも活躍する強力なスキル。

 いくらS級の魔物でも、元はE級。

 簡単に殲滅されて楓の道を開けることになったのだった。

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