体痛いので今日は休みになりました。
此処へ来てから一週間が経った辺りで刀・短剣の修行は終了していた。
ビー玉を斬るのは大変だったぜ。
なぜなら銃弾よりも速い動作とスピードで迫るもんだから反応ができないのだ。
そして長剣。
これはひたすら体が作りらしく素振りと走りながら斬るやら色んな格好や場所でひたすら特訓するらしい。
まずは素振りをどんどんスピードを上げながら繰り返すのだが中腰をキープしないといけないので辛い。
此処へ来てから一週間の刀と短剣の訓練よりも圧倒的に辛い。
少しのブレでもやり直しをくらうので1000回達成まではなかなかいけなかった。
今日一日中中腰でいるから腰が痛くてたまらん。
さらに素振りのスピードを上げていたので腕や体を支えていた太ももが限界に達していた。
次の日には立つことすら難しい状態になっていたのだ。
なので今日は修行をお休みになるのだった。
かと言って体のあちこちがズキズキ痛いので出来ることが限られている。
今日はひたすら情報集めに慎むことにしたのだった。
ここら辺にも未踏破ダンジョンはそこそこあった。
俺が行けそうなのはE級ダンジョンでダンジョン出現以来ずっとあり続けている【魔物の集団】だけだった。
モンスターパラダイスなんて言われているだけあって魔物の数が半端なく多いらしい。
それだけではなく種類も多彩だとか。
ゴブリン・ウルフ・オーク・リザードマン・ハーピー・スライムらしい。
スライムだと言ってもE級なのでそこそこの強さなのだろう。
未だに行けた階層は三層までらしいのだ。
E級は五層が平均なのだ。
なのでこのダンジョンが五層まであるなら攻略出来るまで相当な時間がかかるだろう。
本心では俺が攻略したいが今の俺では負けてしまうだろう。
そもそも集団向けじゃないのだよ俺は。
暇だし少しはニュースを観てみるかな。
『最新の冒険者情報をお送りする。ニュース番組【冒険者なんでも先取りニュース特番】の時間がやって来ました』
いや長いな。
『いやはや宮本さん聞きましたか?実は冒険者同士の戦いをイベントとしてやることを』
『当たり前ですよ宮本さん。ただまだ詳細は判明していません。どんな戦い方法を取るのか。まだまだ未知数です。判明しているのは誰も傷つかない戦闘場所でやるらしいですね』
『それはとても興味深いですね。でもそんなこと出来るのでしょうか?』
『私は専門家ではないので分かりかねますが多分仮想空間みたいなところでやるんじゃあないですか』
『なるほど。確かにそれなら誰も傷つきませんね』
そんな面白いことを男女の宮本さんが語っていた。
にしてもどちらも宮本さんとは分かりずらいナレーターさんだな。
「翔君、買い出しに行くけど一緒にいく?」
楓が買い物の誘いをしてきた。多少の運動はした方がいいと思うのでついて行くことにした。
家を出て歩くこと数十分。
スーパーへ来ていた。
そもそもこの辺りではこの【食品専門スーパーマーケット】以外はないのである。
食品専門と言っているだけあって食品は色々あるのだが。
今回は生物の調達と今後の御飯の調味料などの買い出しが頼まれたらしいのだ。
まずは精肉売り場に行き豚肉と牛肉、鶏肉のパックを数個買っていく。
こんなに買っても腐ると聞いたら「アーティファクトの道具型の冷蔵庫で中の食品は腐らないスキルが付いてるの」だそうだ。
なんとも便利な。一家に一台は欲しい代物だな。
次は野菜売り場に行き諸々の野菜を買い物籠にしまいこんだ。
今の量を普通は手に持つことは昔は難しいレベルだが今はシステムがあるのでなんの問題もないのだ。
かなり買い占め重そうなのに耐える籠は素直に賞賛に値すると思う。
何故か籠が「実は俺はスキル持ちなので問題ない」と、言っているように見えた。
そういえばこの籠は他の人達とは色が違うような気がする。
そんな気配を感じ取ったのか「この籠はアーティファクトで破壊不可能なんだ。さらにスキルで色々入れても中身は落ちない壊れないの優れもの」だそうだ。
これも一家に一台は欲しい。
てかさ、なんでこんなにも便利な道具型が多いのさ。
この辺でマイカゴを持って来ているの我が家ぐらいかな。
それも仕方ないか。
1ヶ月に一回来る程度の頻度で利用しているらしいく、買った食品は全てアーティファクト冷蔵庫に入れるらしい。
積載量の凄さ。
今度は調味料売り場に行き諸々の調味料を買いストックするらしい。
あとは個人で頼まれた買い出しと俺達の買いたいもの籠に入れてレジに並ぶだけになった。
買い物中の楓は笑顔で「今日の夕飯は何にしようかな」と、楽しんでいた。
食品を買い終わったら楓のアイテムボックスにしまっていく。
本当に便利だなアイテムボックス。早く俺も欲しい。
帰りの寄り道でカフェに行きたいと楓が言うので一緒にカフェに行くことにした。
カフェで楓が頼んだのは【特盛贅沢三昧パフェ】だった。
凄い名前だ。
名前に負けず商品も凄かった。
かなりでかく生クリームはたっぷりさらに果物は【さくらんぼ・ぶどう・苺・みかん・パイナップル・桃】が贅沢に乗っていた。
そのお値段なんと3334円と今の年かよと思わせる値段だった。
俺が頼んだのはブラックコーヒーだ。
それ以外には頼むことも出来なかった。
なぜなら「さすがにこれは一人だと無理だから手伝って」と、楓からの申し出だ。
なのでコーヒーだけにと止めて一緒にパフェをだべることにした。
時折「あーーん」と、楓がスプーンに果実を乗っけて出していたが「いや、俺は俺で取るよ」と、完璧に返した。
正に模範回答。
なのに周りから冷たい目線を向けられ楓からはそうじゃない、と言われた。
数分で何とか食べ終わりそのまま帰路につくのだった。
家に着いた俺は体の具合を確かめるために少し体操をした。・・・・・・めっちゃ痛かった。
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