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F級ダンジョン2期ー⑧

ネーミングセンスが無い自分に泣きたいこの頃

 雑魚共は一掃したが、ラビットキングが回復してしまった。

 このままではジリ貧だ。

 それだけじゃなくてい、俺が負ける、すなわち死、だ。

 一撃で重い攻撃を当てなければ勝てない。

 地上に降りてくれたから幾分かは楽になった・・・・・はず。


 ラビットキングは焦っていた、自分の下僕達を沢山召喚してもすぐに倒されてしまう。

 時間稼ぎと相手の集中力を削ることしかできないのだ。

 天井に戻ってもまたあの攻撃がくる、だから天井に戻ったら自身の身が危ない。

 どうしたものか・・・・・粘着液も躱され電撃も躱される。

 突進しても此方の方がスピードに劣る分、躱される。

 やはり時間稼ぎをして相手の集中力を削り一瞬の隙を作りそこを叩くしかないのか。


 ダメだ。かなり疲れてきた、このまま召喚されたら俺の身が持たない。

 召喚をしてこない所から召喚はクールタイムがあるか、無駄だから使わない、どちらかだろう。

 でもどうしたら勝てるのか、こっちは完全に攻撃力が低い面がある、そのせいで一発一発が弱いのだ。

 なので回転や加速を駆使しているのだが、それでもまだ足りない。

 諸刃の剣でもいいからこの状態を変えることはできないのか。


 両者の思考タイムは約5秒。

 先に仕掛けたのはラビットキングだ。

 電撃を角に纏わせて突進する、それだけではない粘着液を使って脚力を上げてスピードを上げているのだ。

 それでもまだ翔には追いつけない。

 それほどまでに翔のスピードはレベル離れしているのだ。

 だからこの攻撃は翔には通用しない。

 そんなことはラビットキングは百も承知だった。

 なので角を警戒させる攻撃しながら隙を伺っているのだった。


 電撃を角に纏わせてやがった、これじゃ角は狙えない。

 もし角を攻撃しようものなら感電して、こっちにもダメージが入る、俺の防御力じゃその電撃をくらってもダメなのだ。

 なので横に回り込んで斬撃を浴びせるしかない。

 それができたら苦労はしないけどね。

 横に回り込んだ瞬間に粘着液を飛ばしてくるのだ。

 なので攻撃したくてもできないーー勿論止まって攻撃の癖はだしてない。あれはもう克服しているのだ。

 だけど(ラビットキング)は俺のスピードに反応しているのだ。

 いったいどんなトリックなのか?

「クッソ!」

 電撃がだんだん、と俺に当たりそうになる。

 徐々にスピードを捉えているらしい。


 だんだんと()のスピードについてこれるようになった。

 このままいけばいずれは電撃を当てられる、更にはこんなに回避に専念するのだがら電撃はかなりのダメージが通るのだろう。


 ラビットキングはそのようなことを考えていた。

 だが、かなりのダメージではなく、一撃で倒せる技なのだ。

 まぁ、それはラビットキングが知っても知らなくてもいい事だった。

 ラビットキングは着実にスピードについていけている。

 このままいけばまた翔のピンチになるだろう。

 それは他ならぬ翔自身もわかっていた。


「クッソ、どうしてこんなにもよまれるんだ?

 スピードや動きも変えているのに!」

 そう、ここが疑問なのだ。

 奴は俺のスピードにはついてはこれない、なのに、なのにだ、確実に俺を狙っての電撃や粘着液、奴は変わらず角に電気を纏っている。

 どうしてわざわざそんなことを・・・・・そうか!

 微小の電気を辺りにばらまいて俺の動きを予想していたのか。

 ならば。


 ラビットキングは心中舌打ちをしていた。

 回転しながらの攻撃に変わったのだ。

 つまりは微小の電気を使い敵の攻撃を予想していることに気づかれたらしい。

 だからといって完璧によめない訳ではない。

 だけど此方の攻撃予想の仕方を知られたのは不味かった。

 回転されて微小の電気が散らされ正確な予想はできないでいた。

 だからといって敵の攻撃が当たると言われれば、そうではない、と答えれる程にそこまで悪い方向にはいってないのである。

 一番嫌なのは感じとれる電気の範囲を抜けられることだ。

 幸い敵は短剣(ショートソード)だ、そこだけは救いだ。

 もし遠距離攻撃なんか持っていたら近ずかないといけない。

 その間にまた距離を離されるに決まっている。


 相手は本当に全部を把握できているのか?

 もし、もしもだ、相手の動きをよめるのには範囲があるのなら・・・・・試してみる価値はあるな。

 俺は詠唱を開始しながら距離をとる。

 属性は聖だ。

「魔力を集え、聖なる槍となり、敵を打て、【聖なる槍(ホーリランス)】」

 距離を取りながら詠唱を開始、終わったら手の魔法陣から光った槍が顕現し、ラビットキングに向かって一直線に飛んでいった。

 これにはラビットキングも驚いていたが、()()()()回避していた。

 俺の仮説は当たったらしい。


 ラビットキングは焦った。ただ焦った。

 敵は攻撃予想の方法を見抜いたらしい、このままだと自分が殺られてしまう。

 そうだ、召喚だ、下僕と一緒にいけば少しはダメージが与えられる隙がうまれるはずだ。


 ラビットキングは今一番してはいけない選択をした。

 召喚には咆哮をする必要がある。

 そんな隙だらけなところを翔が見逃すはずがない。


「グォーーーーーーー」

 咆哮ーーチャンス!

「魔力を集え、聖なる槍となり、敵を打て、【聖なる槍(ホーリランス)】」

 ラビットキングの腹に光の聖なる槍が刺さった。

 ラビットキングは苦悶の表情になるが、召喚をキャンセルはしなかった。

 だけどかなりの距離をあけれた。

 後はもうボスだけを倒せばいい。

 足に全力を掛ける。そして跳躍とダッシュを同時にしているような格好になりながら、神速の()()()を放つ。

「【神速の一閃(ゴットスピード・ワン)】」

 神速の一閃、ラビットキングの電気ですら感知できない速度。

 そして、天の声が響き、残りの50MPを全部消費しての必殺技を放つ。

「【神速の一閃(ゴットスピード・ワン)】」

 一閃、神速の一閃、ラビットキングは斬られ、消滅した。

 そして神速の代償により、夜闇の短剣は砕けた。

思ってた以上に長引きました。

ゴットスピード・ワンーーダサいかもしれませんが、いやダサいけど、そこは無視してください。

ネーミングセンスがないんです。

いつかはかっこいい技名が思いつくかもしれませんから。

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― 新着の感想 ―
[良い点] はじめまして、作者さんのネーミングセンスまじいいよ?かっこいいです。 [気になる点] 最初の頃の文章が、少し雑だったので、心配しましたが、読んでいくうちによくなってきてるので安心しました、…
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