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F級ダンジョン2期ー⑦

 扉を開ける前にリーダーが、

「なぁ、翔ものは相談なんだか」

 と、リーダーが問うてきた。

「なんだ?」

「翔はこれからもソロで冒険者やるんだよな?」

「あぁ、そうだ」

「ここで一緒にやってしまうとパーティランクに加算されるから、俺らはここで待っているから翔はソロでボスを倒してこい。そもそも俺らと一緒に行くと俺らが足を引っ張りそうだしな」

「いいのか?俺的にはありがたいけど、アーティファクト貰っていいのか?」

「これは俺はパーティの意見だ。勿論構わないぜ」

「じゃ、お言葉に甘えて、1人で行かせて貰う。すぐに終われせるから踏ん張っとけ」

 パーティ一同顔を倒し、肯定を示した。

 俺は扉に手を当て力強く押した、そしてボス部屋に足を踏み入れた。

 入った瞬間、後ろの扉が自動的に閉まった。

 後はボスを討伐するだけだ。


 ボスはでかい兎だった。

 見た目はホーンラビットだが、性能はどうだろうか、「鑑定」と、唱える。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 ラビットキング F級

 ホーンラビット系の魔物の王。

 配下を召喚できる。

 このダンジョンの全ラビットの能力を有している。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 だそうだ、このダンジョンの全ラビットの能力を有しているだけではなく、召喚の能力もあるらしいな、かなりの強敵だ。

 だけど負ける気はしない、絶対に俺の方が速い。


 戦闘はすぐに開始した。

 ラビットキングが咆哮をあげる、そのまま角から電撃を放つと同時に突進していく。


 電撃を回避して、跳躍して本体を躱すと、そのまま本体に斬りつける。

 返り血が服にドバっと付着した。


 ラビットキングは痛みをまぎらわすためか、咆哮をあげる。

 足から粘着液をだし、天井へと、離脱する。


 この状態ならオリジナルスキルが使える。

 助走をして跳躍、スキルを使用する。

「【加速回転斬り(サイクロン・ブレード)】」

 どんどん加速し、回転しながらラビットキングに斬りつける・・・・・はずだったが、ラビットキングは足から粘着液をだして、壁へと移動する。


 そのままラビットキングは電撃を放つと粘着液を両端から狙っていく。


 電撃をバックステップで躱しながら、跳躍して粘着液を回避、空中での回転でバランスを整え後ろに着地。


 ラビットキングはこれじゃ勝ち目がないと悟り、雄叫びをあげる、

「グォーーーーーーー」

 地中から複数の兎を召喚する。

 ラビットキングが兎を召喚してきた。


 計20体だ、全部ライトニングラビットだ。

 スキルは発動せずに、

止まることの無い剣舞(ノットタイム・ソード)

 を使う。

 どんどん加速しあっという間にライトニングラビットを全滅させた。

 これにはさすがのライトニングラビットも驚きの表情をだしてきた。


 ラビットキングは粘着液を扱い壁をつたい天井を走る、その状態で無差別に電撃を放つ。


 無数の電撃を躱す、躱す、躱す、かなり躱したが、まだまだ電撃を放ってくる。

 こいつの魔力は無尽蔵かよ、無尽蔵なんだろうな。

 この状態じゃ、加速回転斬り(サイクロン・ブレード)も当てれそうにない。

 それだけじゃなく止まることの無い剣舞(ノットタイム・ソード)は団体戦向きなので、単体のラビットキングじゃ真価を発揮しない。


 ラビットキングはこのままいけば勝てる、と確信していた。

 なぜなら奴は反撃をしてこない。

 つまりは、打つ手がない、ということ自分は安全圏からの一方的な電撃で相手を倒す。


 むかつな、ドヤ顔してきやがった、勝ちを確信しているのだろう。

 その慢心を潰してやる。

 だけど打つ手がないのも事実。

 どうしたものか、技もぽんぽん思いつく訳もなく、そもそも基礎ができてないから必殺技なんて作れないし、なんか、なんか、ないのか。


 ひたすら電撃を仕掛けるラビットキング

 ひたすら電撃を躱す翔

 互いに決めてがないまま戦闘は継続されていく。

 ただこのままいくなら圧倒的に翔が不利だ、ラビットキングは無尽蔵の魔力で、体力尽きる事無く安全圏からの攻撃ができるのだ。

 対して翔は人間、勿論MPは減るし、体力も減る。

 更には徐々に集中力も下がっていく。


 電撃を躱しながらどうしたものかと思考を巡らせる。

 そしてそろそろ相手の攻撃パターンを覚えれそうだ、正確には解析にて癖と攻撃のタイミングを見ているのだが。

 そして電撃を20回程放ったあたりの時に一瞬魔力を貯めているのがわかった。

 魔力を貯めている隙に全速力で走る。

 多分だが俺のスピードにはついていけないはずだ。

 ・・・・・・・・・・・・・・・今!

 俺は駆ける、そしてスキルを発動される。

「【加速回転斬り(サイクロン・ブレード)】」

 狙うは角だ。


 ラビットキングは驚愕した、魔力を貯めている隙に敵が消えてそしていつのまにか目の前にいたのだ。

 そして電撃を打つための角を斬られる、再生には少し時間がかかるが、そんな隙をこいつは与えてくれないだろう。

 油断した。そう結論付けた。


 だがラビットキングは翔の予想どうり翔のスピードにはついてこれない。

 だがこれでも決め手には欠けるのだ。

 だがこれで状況は翔に好転する。

 なぜならラビットキングは危険、と感じ地上に降りるからだ。


 ラビットキングが地上に降りてきた。

 これで同じ立場だ。

「さぁ、第2ラウンドの開始だな」

 そんなことを叫んだ。

 そしてあと2回のオリジナルスキルを発揮させる。

 つもりだったが、ラビットキングはアーマーラビットを20体、パワーラビットを30体召喚して俺にむかわせてきた。

 そしてラビットキングは回復に専念しているのだろう。

「チィ」

 舌打ちをしてしまった。

 めんどくさい、スキルはあまり使いたくない。

 かと言って時間をかけるのは良くない、俺的にも、扉の向こうのパーティにとっても、とりあえずはやるしかないか。


 翔はスキルを使わずに止まることの無い剣舞(ノットタイム・ソード)を使う。

次回F級ダンジョン2期終了

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