敢えて!後書きでクレクレ行為をする者達を全肯定してみる!!
読者と作者の間には温度差がある。クレクレ行為に対して。
エッセイジャンルが盛り上がっているようなので便乗し、作者側から敢えて、評価くれ!ブクマくれ!毎回後書きでクレクレさせてくれ!と訴えかけてみる。
まず、大前提としてなぜクレクレ行為が横行しているのか、ランキング上位作品がほぼクレクレ有りの作品で占められているのかについて考えてみよう。
こんなもん、思考停止で答えは一つだ。効果があるから。それをした方が伸びるから。
だから作者はやる。クレクレする。そしてクレクレで打ち上げられた作品を見た他の作者が真似る。
ここまでクレクレがメジャーになると、これはもう、なろうにおける文化、テンプレであるとも言える。
これに苦言を呈する方々は恐らく、なろうでてっぺんを目指す厳しさを理解しておられない。
はい、大丈夫、あなたの言い分は既に予想しております。
作者の厳しさなど知ったことか。
読者が興醒めするんだから止めろ。
これでしょう。
もちろん、読者にとって作者の気持ちを慮る必要など皆無。作品だけで充分であり作者など単なる執筆マシーンでよろしい。
だが、実際問題作者も人間なのです。何もフィードバックが得られぬなら苦しいし、エタりたくもなる。
そして書籍化を目指すならなお、高いポイントが必要です。出版社はほとんど、評価ポイントでしか作品を見ていません。
やれることは何だってやる。
こんなこと、どこの企業だって個人事業主だってやってますよ?
単なるセールストークの一種じゃないんですか?
気に入らなければ、読まなければいい。
本当に好きで読んでくれてる人は、クレクレなんか笑って許してくれるでしょう。
意識の高い作者なら、作品だけで勝負したい人なら、自ずからクレクレなど行わないでしょう。
しかし、
クレクレしないと作品を書き続けられない作者も大勢いるのだ。
クレクレなんかするな!っていう一部の主張が多くの作者のモチベーションにダメージを与えぬよう、僕は批判も非難も受ける覚悟で敢えて、ここに反論をするものである。
ちなみに僕もクレクレはよく書いてましたが、近いうちに自作品内のクレクレ文は全部消そうと思ってます。
自分にはどうにも合わない気がして。
今回は、多くの悩める作者の代弁者として、論を展開してみた次第です。
忌憚なき意見をどうぞ、お寄せください。