IF.gの物語
誤字、脱字があったら教えください
弟『兄さん! 兄さん 兄さん!!』
兄『✳✳✳?』
俺のことを呼んでいる声を聞いて目を覚ました。俺に弟が抱きしめてきた。
兄『うわわ、危ないよ』
弟『大丈夫? どこか痛いとこある?』
そんなことを聞いてきた弟に俺は大丈夫だよと言った。
そして、空を見上げた、その空はたくさん星が輝き、光が満ちていた
弟『お腹空いてるよね? シチューがあるよ』
弟はそう言ってシチューが入った木のお椀を俺に渡した
兄『おいしい...お前が作ったのか?』
弟『うん おいしいでしょ』
俺は美味しさあまりにもすぐシチューを食べ終えた
兄『.......』
弟『兄さん?』
俺は何か忘れている
なぜだが、そう思った。
心がそう言っている
でも、それが思い出せない
兄『大切なこと忘れてしまった』
弟『ぼくより大切なことがあるの?』
その時、少し強めの風が森の中から吹いてきて、俺と弟がいる草原を駆け抜けた。そして、偶然にも空を見たしまった、先ほどまで輝いた、星の輝きが消えていた。
兄『なんだよこれ!?』
弟『......』
星の輝きが、星が闇に呑まれていく、空が闇に染まっていく
兄『なんだよあれ!? ✳✳✳答えろよ!!』
地面にお椀を叩きつけながら俺は、そう言って弟に問いかけた。
弟『兄さんは 世界と家族どっちが大切?』
兄『何!? 急に言い出すんだよ』
弟『答えてよ?』
弟はそう言って俺の目を見つめてきた、その目は真剣そのもので、本当のこと言ってと思わせるほどだった。
俺は少し考えた。
兄『......』
俺の心にある虚無感が自分の思考を惑わす
忘れている記憶を思い出そうとすると、脳が心が体が警告を出してきた
脳が警告のあまりに痛くなってきた
心が虚無感に押しつぶされそうだ
体が突然、恐怖で震えたきた
兄『思.い..出した.......俺は...それでも世界を救う』
頭の痛みに耐え
心にある虚無感を押し退け
体の恐怖を押さえつけて、そして
俺は思い出したこの世界を仲間を友をそして、アイツを
弟は言った世界か家族か選べと、たくさん嫌なこともあった。でも、それ以上に 世界は素敵なこともあった、それをなかったことにはできない。
弟『...バ...カ...兄..さんの..バ....カァァ....』
弟は今にも泣き出してしまいそうな声で言った。そのまま抱きついてきた。
兄『ゴメン.....』
俺は抱きしめ弟の頭を撫でながらそう言った
兄『✳✳✳離れていろ』
俺はそう言って自分の能力解放する
自分の周りに、夜より暗い闇が、星を食らう闇より深い闇が、✳✳が現れる
弟『やだ!!』
弟はそう言って俺から離れない
兄『バカ お前まで巻き込むぞ』
弟『一人は...さみしいよ』
兄『仲間がいるじゃないか』
弟『家族だもん...最後...くらい』
兄『.......すまない...こんな兄で..』
弟『謝らないでよ 僕のワガママだから』
それが家族と最後の会話だった
俺は能力を家族ごと巻き込みながら発動した
練習作品です