地域史レポート・言瀬編
○言瀬駅 (ことせ)
1934年開業。近くに一言主という神様を祭神とした言瀬神社があり、そこから名付けられた。言葉にゆかりのある神社ということもあり、毎年開催される祭神線沿線の風景を詠み込んだ歌で競う俳句・短歌コンクールの最優秀作、優秀作、佳作はこの駅構内に展示されることが決まっている。また、誰が聞いても心地よく感じる、はきはきとしたあいさつをする、ユニークなベテラン駅員さんがかつて所属していたのもこの駅である。ちなみに現在はその駅員さんの息子さんが駅長を務めている。
@言瀬神社
日本の神様のうちの一柱、一言主を祀った神社。境内を半分に分割するように川が流れているのが特徴。一説には一言主を祀った、せせらぎのある神社ということで言瀬と名付けられたという。川が先にありその上に神社ができたのか、あるいはその逆なのかは過去の文献でも説が分かれており真偽のほどは不明だが、境内の神秘的な雰囲気を持った森の景色と、さわやかなせせらぎを同時に楽しむことが出来る全国的にも珍しい神社ということで、観光客は多い。
また、近くに近衛園があることもあって、昔は近衛園にあった数々の寺社仏閣の一つだったのではないか、という学説もあり、文献の研究が進められている。
ちなみに言瀬駅から歩いて二十分ほどの位置にあるこの神社だが、夏季を中心に隣の桜之丘駅、及び近衛園駅から出ているバスを利用する方が楽だというのは、ここだけの話。




