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リナリア 幻想の花が咲く郷  作者: アストレイ
2/2

七星月夜の異変 プロローグ

「起きなさい、美空...もう朝よ。」

美空は目を覚ますと自分が机に突っ伏して眠ってしまっていることに気がついた

御影と言うさとりの知り合いのせいで昨日は頭を使い疲れているのか、すぐに頭が冴えない

冴えない頭で何時もと同じように朝の御祈り等の仕事をしてきた美空は外を掃除しに行こうとするが

ここで1つの異変に気が付く

~何で朝の時間帯なのに月があんなに輝いているんだろう...~


さとりもおかしい事に気がついたのかじっと空に浮かぶ月を見つめている

美空は、さとりに今までにこんな事があったのかを訪ねてみるが、心の中で言っても

さとりが美空の心の中に意識を向けていないからさとりは何の反応もしない

その僅かな間に次の異変が起き始め、今度は中途半端な明るさだった辺りが夜の様に暗く染まり上がる

さとりは美空の事を心配したのか美空に話しかける

「美空、嫌な予感がするわ...辺りに気を付けて。」

さとりの能力の1つは「第六感を理解する事ができる」能力だ、そんな人に嫌な予感とか言われても

正直に不安になると思うと美空は思うが、今度はさとりが美空の心の中に意識を向けていたので

さとりに怒られてしまった


そんなことをしている間に嫌な予感は当たり、夜空に7つの星である北斗七星が輝き出す

それと共にリナリアの中に無数の召喚陣が発生する

異変が起きているときに召喚陣と来れば、その次は勿論何かが来るだろう

そう考えた2人は、戦う為に自身の武器を呼び出し構える

リナリアに住む生物は人であろうと、妖であろうと皆何かしらの力と持っている

美空の武器はお祓い棒と御札、美空自身の力は制御しきれないと自分に封印をかけている

さとりは武器と言うより能力の解放といった方が正しいが周囲に魔方陣を複数浮かせている

構え終わった後に少しの猶予があったが、召喚陣から得体の知れないものがすぐに召喚される


美空は自身の能力を封印している為特殊な効果こそ無いものの、無数の御札を周囲に回転させ、

暴風壁のように扱っているので怪物達は近づく事が出来ないがやはり火力が足りず

逆にさとりは今のところは圧倒的な火力だが、やはり数の力にほぼ1人で対抗するのは無理があり

だんだんと火力が落ちはじめている

さとりはこのままだと危ないと判断し、リスクがあるが大技を構え放つ準備をする

敵の怪物は知能が低く耐久性もないが圧倒的な数が出現しており他の場所も自分達だけで手一杯の為

ここは2人で抑えなければならない、さとりは直ぐに力を溜め終え大声で技の発言を宣言する

「追想魔法 黒歴史」

この郷の生物の力は複数のタイプに分けられていて、近接武器で戦う「接近型」、

さとりの様に魔法を使ったり結界を張る「魔法型」、長距離武器で戦う「遠距離型」、

そして最後に美空の様に不思議な系統の武器を使う「特殊型」の4つのタイプに分けられていて

魔法型の特徴は「接近型と同等以上の火力、広範囲の攻撃が可能」な代わりに、

長時間の戦闘に向いていないというのがある

さとりが主に使う「追想魔法」は敵のトラウマ等を読み取り再現したりする物の為、

知能が低く思考がはっきりとしない相手には効果が薄いが、さとりが選んだ「黒歴史」は、

周囲の闇や影を利用して敵の恐怖を煽り自我と共に身体を崩壊させる事ができる大魔法で、

知能が低くても十分な効果が発揮させられる高威力の部類にはいる大魔法だが、

さとり自身の消耗が激しい為あまり乱発出来ない欠点がある


周囲の敵は粗方一掃したものの、まだ安心出来る状態ではなかった

周囲の怪物が一掃されるのを待っていたかの様に、誰かが2人に近づいてくる

月明かりに照らされて見えた顔は恐ろしいほど整っていて、まるで妖精のような雰囲気を纏っていた

その不思議な少女は申し訳無いような雰囲気を出しながら次の言葉を紡ぐ

「私は月人です、お願いがあってここに来ました。」

信じられない言葉だけど嘘じゃない、少女の真剣な顔つきはそう思わせるのに十分だった

長い夜の異変はまだ始まったばかり、月明かりが何時もより眩しく感じた

2話目です、まぁ予想とあまり変わらない結果です

紹介文が駄目なのか、タイトルが駄目なのか、文章が駄目なのか

それでも諦めず投稿を続けていくので、ここまで読んでいる方が

いらっしゃるのならどうしたらいいと思う等の感想、批評を

頂けると嬉しいです、ここまで読んでいただき誠に有難う御座いました

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