ぐるぐる!情緒コーヒーカップ
こんにちは
ソーダ茶です
こちら現在2026年 2月 1日の夕方16時26分ごろよりお送りしています
今回は今日のお昼ごろから綴って、つい先ほど仕上げた暗めの、短いお話をお届けします
拙いですが、どこかは楽しんでいただけたらと思います
以下、注意事項です
『必ず』ご一読、ご確認ください
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*「お酒は二十歳(20歳)になってから!」*
(飲酒場面はないですが、比喩表現が含まれます)
*「カフェインは自分の身体と相談して適量を楽しみましょう」*
*暗めの短いお話です
*設定がゆるいと感じるかもしれません
*『なんでも来いよ』、『寛容だよ』という方にしか向かない作品になっているかもしれません
*ゆるく読めそうであれば、よければ読んであげてください
*無理そうだなと思った方(←閲覧中を含む)は即刻ページから離れて健やかにお過ごしください
「…コーヒー、飲んだでしょ」
当然のように気づかれる
「飲んだよ」
「…やっぱり」
私も思った
やっぱり『ハイ』になってるの、
バレるんだなって
そんなに態度に出てるんだなって、
出るものなんだなって
人体って不思議
別にアルコールじゃないのにね
「やめろって、前に言った」
「…」
うーん
君に言われたくない、かなぁ
「…言われたね、覚えてるよ。ちゃんと」
「…なんで」
なんで
私だって訊きたい
「そっちが飲むからじゃん」
「…は?」
そう、君が飲んだから
だから、いけないんだよ
だから、私だって飲んだんだよ
飲むんだよ
「あんまり飲んでほしくない、私も」
「…何が言いたいの」
✕✕✕ときに
鼻にかかる、まるで踊るみたいに
のびやかで滑らかな
君の、その声
「徹夜とかの寝不足もだけどさぁ、」
「…あぁ」
君こそ、『ほんとうに』解ってくれるの?
「喉。だんだん潰すことになるかもしれない、要因になりかねないから」
「…へぇ」
なに、その『へぇ』って反応
「別に、それは『私の』じゃなくて。『君の』、喉だからさぁ…?」
「うん」
「だから、…私がどうこう言うのって部外者の野次馬も同然なんだけどね」
「うん」
「君が、どれだけ自分の喉が強いと思ってるんだかも知らないけど。…やだなって」
「…何が?」
「君が、君の思うように。自由に、声が出せなくなって。…それで苦しそうにしたりするの、できれば見たくないなぁ…って」
「…」
「…なんか、そんな感じのこと思ってる」
そう、こんなのは
ただの『杞憂』ってやつになるかもしれないんだろうなって
知ってる
こんなの言われる側は面倒で、
迷惑にすらなることも
「だから、…私も飲んだ」
「…なんで、そうなるわけ?」
あー、やばいなぁ
カフェインの『ハイ』が
切れてきちゃってる
『よくない』ことだけ、
それしか、言えなくなっちゃうなぁ
「私が飲めば、…『私も』飲めば。そしたら君、やめろって。嫌だなって、思ってくれるんじゃないかなぁって」
「うん、嫌だって思うけど?…現にそうなってる」
「私だって君が飲むの、嫌なのを。…君が解んなくても、そのことを『知ってて』は、ほしかったから」
そう
『解ってくれ』なんて、偉そうだ
そんなのは本人じゃない私が言っていいことじゃない
それは、『君の』だ
だから、
まるで『自分の』みたいに喋っちゃいけないんだ
『それ』を操るのは、使うのは、
操れるのは、使えるのは
他でもない『君』だけ、なんだから
「…そう」
「うん、まぁ。…そんな感じだよ」
酒を飲んで、アルコールを喉に通して
胃に入れて
そうやって気分よく、調子よく飲んでたら
そこに突然
お冷、頭からぶっかけられたみたいに
『ハイ』が切れて、
すっごく都合が悪い
『ハイ』が切れるの、
いっつも早くて突然で
そこは本当に好きになれそうにない
どうしようね、この空気
「…楽しそうになるのは、いいけど」
「?」
「そのあと。冷めるとか通り越して、こっちが不安で恐怖しそうになるくらい沈むの。…まじで見たくない、見てられない。いっつも」
「…は?」
…私のこと言ってる?
「…コーヒー飲んでほしくない理由、こっちが」
「…へぇ」
『へぇ』って言うの、こういう気持ちなんだ
「あんま飲まないで」
「…善処、します」
「…うん」
「…そっちも。あんま飲まないでほしい、…です」
「全くは、無理だと思う…」
「それは、なんとなく。…分かってるつもり、です」
「…ん」
「はい」
「じゃあ、まぁ。…そーゆーことで」
「うん」
明けない夜を君と
ただ、楽しむだけの日が
そんな日が来たらいいと
そう思っているのは確かだ
〈END〉
閲覧ありがとうございます
楽しんでいただけたなら幸いです
それでは




