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エッセイ

夏なので花火の話をします

作者: 刻田みのり

 お暑うございます(ペコリ)。


 あれです。


 もうお子様の世界では夏休みとかいう下級労働者階級には想像もつかないような楽しいお休み期間があるようですが、私やその同胞たちにはどうやらそんなもの存在しないらしいです。


 てか、このところ日付が変わらないと就寝もできません。


 お昼ご飯と夕ご飯はほぼ同じタイミングになってます。つまり一日二食ですね。


 うん、ご飯食べられるだけまだマシかな。


 薄給なのにめっちゃ拘束時間が長いです。ちょい座敷牢みたいになってます。


 プチ軟禁生活?


 某国のあの人みたいですね。まあ、あそこまで長期にはならないはずですが。


 ……ならないよね?


 ま、私の現状はいいです。そんなもん他人様にはどうでもいいでしょうし。


 つっこみたい人は(カンカンカンカン! 踏み切りを電車が通過したよ!)にご連絡ください。それでどうなるものでもありませんが。まあ、ヘルプミー?


 で。


 夏休みというワードからちょいと連想しまして、花火のことをお話してみようかと思います。


 花火、楽しいですよね(むっちゃ現実逃避)。


 個人的には「ドラゴン」をお薦めしたいのですがこれって今でも販売しているんですかね?


 ほら、こう……箱形で、導火線に火を付けると数秒後に「ブワワワワワワッ!」て火花が噴出してすんごい綺麗なあれです(これでわかったあなたはきっと天才かスタンド使い)。


 当時(子供の頃)は花火をやる時に必ず「ドラゴン」を用意したものです。


 うん、馬鹿な奴はその上を跳び越えようとしたもんです。ほいで軽く火傷する。


 幸いズボンのお尻に穴を開けた奴はいませんでしたね。いたら愉快な思い出になったのに。


「ドラゴン」はあると絶対に楽しめます。少なくとも私は楽しかったです。


 次。


 連射できるタイプの花火も楽しいですよね。


 五連発とか八連発とか……あれって最大何発まで連射できるのが売ってるんですかね?


 通常は地面に固定して導火線に火を付けて打ち上げられる花火を見て楽しむものなんでしょうが、当時の私は手に持って導火線に点火し「食らえッ!」と実在したりしなかったりする敵に攻撃したものです。


 今思うとあれって一種の「ファイヤーボール」になるんですかね?


 え、ならない?


 そうですか。


 あ、花火は人に向けたら駄目ですよ。


 あれそんなに威力がないですからね。どうせなら石を投げましょう(おい!)。


 ……というのは冗談として。


 連射できる花火は楽しいですよね。


 たぶん、また花火をやることになったらぜひ連射できる花火も用意したいと思います。


 次。


 物干し竿のような釣り下げる物が必要ですが、こう……糸で吊された状態で「ビュワワワワワワッ!」て高速回転しながら火花を散らす花火があったんですよ。


 私、それも好きだったなぁ。


 さすがに手で持って遊ぶような勇者ではありませんし他の奴らもそういう愉快なことをしませんでしたがただ見ているだけで楽しめたものです。


 あれ、やる時は一個だけでなく一度に複数でやるとなかなかに楽しい花火になるんじゃないでしょうか。


 三桁とか揃うと圧巻かもしれませんね。素人がやると点火のタイミングとか一個一個の空けておくのに最適な幅とかテクニックが必要になるんでしょうけど。


 うーん、やっぱ私がやる分には一個でいいや。めんどいし。


 手間を惜しまない人にはお薦めしたいと思います。


 あ、三桁でやると煙とかもえらいことになるかもなのでそのあたりは覚悟しておいてくださいね。あと良い子はやらないように!


 次。


 蛇玉は地味で赴きがありますよね。


 掃除する時に微妙な気持ちになりますが。


 ほら、なーんか……ね?


 次。


 ロケット花火と爆竹は日中にやりましょう。


 音がうるさいので近所迷惑になりますよ。


 あと、爆竹の導火線を繋げて爆発までの時間を稼ごうとしたりアリの巣の穴に突っ込んで爆破するのは止めましょう。


 アリさんだって生きているのです。


 あなただっていきなり自宅の玄関に爆弾仕込まれて爆破されたら嫌でしょ? はい、私も嫌なのでアリさんに対しての爆破は止めました。


 爆破は自己主張と世界平和のためにしたいと思います。あと芸術にもね(あっちは「爆破」じゃなくて「爆発」ですね)。


 なお、いくら隣人と仲が悪いからといってもロケット花火で攻撃するのは止めましょう。爆竹の投擲も禁止です。


 あんな程度では殺傷力も(パオーン! ゾウさんが通過したよ!)。


 プチ戦争ごっこと称してロケット花火と爆竹とネズミ花火と癇癪玉で隣近所と戦うのは止めましょう。


 あと花火ではありませんが点火したバルサンを「スモーク弾だぁッ!」とか叫んでお隣さんに放り込むのはご遠慮ください。いや、マジで頼むから止めてね(切実)。


 最後に。


 やはり、締めに線香花火はお約束ですよね。


 まあ絶対とは言いませんが花火を終わらせるのに最適な一品なのではないでしょうか。


 あの「なーんか切ないよね」て感じが好きです。


 ドラゴンやら何やらで昂ぶった精神を鎮めてくれる線香花火。


 さすがにあれで隣近所と戦おうとする奴はいないと思います。


 いないよね?


 ではでは!

 

 

 

**


 おまけ(子供時代の私に)。


 個人的には落下傘花火を夜にやるのはどうかと思います。


 あれは日中にやった方が楽しくないですか?


 ほら、パラシュートで落ちてくる物を探すのに夜だとめっちゃ大変じゃないですか。


 どうしてそれを日中ではなく夜にやりたがるかなぁ……(嘆息)。


 まあ、花火で遊んでいられるのは子供のうちだけなんですけどね。


 大人になったらなかなかそんな暇はないですよ。


 ほいじゃね!

 

 

 


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