#96 湖の町！ その8
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「続いて②です。これはこの世界の冒険者をクエストに帯同させる事が出来るシステムとなります。詳細は伏せさせて頂きますが、帯同する冒険者の方はHPが0になると強制的に冒険者ギルドへ転移します。まぁ、不思議パワーだと思って下さい」
「不思議パワー…」
帯同させたNPCは死なないよって事かな。正直、不思議パワーについて詳しく聞きたいとこだけど…。伏せるって事は大人の事情ってやつっぽいね。となると特に聞きたいことも無いし次いってもらおー！
「質問は無さそうですね。では次の③ですが、貸切のプライベート空間ですね。他人に邪魔されずに訓練や勉強等が行えます。勿論、入室許可をすればパーティメンバーやフレンドも一緒に入室出来ますよ。ちなみに利用するのに1時間1000Gになります。入室人数によって増えますので覚えておいてください」
「お金取るんだ…」
でも安全な所で訓練が出来るのは良いかも。勉強もできるって事は何かしらの教材とかあると思うんだけど…うーん、今度利用してみよっかな
「勿論♪ギルド運営の為の大切な収入源ですからね。あ、これオフレコでお願いしますね」
「合点承知！」
クーカさんはそう言うとウィンクしながら人差し指を唇に当てた。美人さんがやると様になるなぁ…。不意打ちだったからドキっとした…。テンパってインみたいな返事しちゃうし、うー顔が熱い
「「「…かわいい」」」
「…！つ、次！④の説明聞きたいなぁ〜」
照れ隠しじゃないよ！？④の説明が聞きたかっただけだもん！…本当だからね！？
「うふふ、そういう事にしておきましょうか？④は各種素材やアイテム等何でも買取を行なっております。定額なので相場に左右されません。マーケットやお店等の方が高く買い取ってくれる場合があるのでそこだけ気をつけて下さいね」
マーケットやお店の相場を調べて売るのが面倒な時は良いかも？あんまり金策が必要無い時は利用しよう。アイテムボックスの断捨離は大事だからね
もうちょい説明回が続きます！
