#54 失言ダメ絶対!
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休憩を始めてから1時間程が経った。ステーキ食べた後にゴロゴロしてたらいつの間にか寝ちゃってたね…。
「よーし、そろそろ出発しようか」
「了解ー」
「あいよー」
「うむ、
みんなが出てからテントをしまう。うーん、やっぱ便利だよね、テント。動く前に軽くストレッチして…
「んじゃ、行こっか」
「道中の索敵はよろしくね」
「主におまかせ!」
「また魔物の種類が変わるだろうから、気をつけて行くのだぞ」
歩きながら気配察知を使う。うん、この辺には居ないね。
気配察知もレベルが上がったおかげか、結構範囲が広くなったようだね。スキル詳細を見た感じ、意識すると範囲内の気配を視認出来るみたいだ。気配を視認するって何…?
「まぁいっか。今の所、魔物は居ないよー」
「…?そう。なら、のんびりできるわねー」
「そだね、食後の散歩に丁度いいねー」
「やはり、あれだけ食べると気に……いや、なんでもない」
「「……」」
ありゃ、珍しくグリムが失言しちゃったね。そして2人共無言でジーっとコチラを見てるよ。凄く怖いね!?目のハイライト何処行っちゃったの!?とりあえずグリム、早く謝って!
「す、すまない。失言だった」
「わかれば良いのよ、今回は聞かなかった事にするわね」
「うんうん、分かれば良いのだー」
「はい!グリムは何も言ってないし、誰も何も聞かなかった。いいね?…じゃあ、この話はこれで終わり!」
一件落着。気を取り直して進もう。あー怖かった
それから暫く道を進むと3つの分かれ道が見えてきた
「ん?分かれ道?」
「左が湖の町ー!」
「右が農村ね」
「そして中央が鍛治の町だな」
看板をみんなが読み上げてくれる。息ぴったりだね。
それにしても、ここで3択かぁ…。どうしよ、どれも気になるんだよね…
「正直、悩んでるから運任せでいいかな?」
「別にいいよ!」
「私も構わないわー」
「吾輩はご主人に任せるぞ」
了承も得たし、運任せで行っちゃお。確か、棒を立てて倒れた方へ行くっての前に漫画で見たような…?丁度良さそうな棒、アイテムボックスに無いかな?
「お、あった」
「小さい棒?」
「なんか…ボロボロだね?」
「ん?何かオーラを感じるぞ」
棒状の物は、これくらいしか見つからなかったよ…
「えーと、穂先を失った妖精の英雄の槍だって」
「「「はぁ!?」」」




