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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
415/417

#413 初イベントは殺伐としている!その49


「暖か〜いゾーンはネタ枠だったのね…」

「…?何言ってるんだ?氷雪地帯で使う物であろう」

「……!」


そっかそっか!なるほど、言われてみればそうだよね。完全にすっぽ抜けてた


「氷雪地帯の事完全に忘れてたよ…」

「ま、そういう事もあるさ。それと…」

「うん、お客さんみたいだね」


背後から感じる気配察知の反応からして七人くらいはいるね


「さーて使っちゃった分稼がなきゃね」

「この調子ならすぐに元が取れると思うがな」


だね。それじゃ…折角来てくれたし、ジュース代頂きまーす


◆◆◆

氷雪地帯にて


「この吹雪が鬱陶しいな。視界も遮られるし思うように動けん」

「魔法を使ってるからかあまり苦になってるようには見えないわよ。それにそもそも近接職じゃあるまいし、戦闘になったらあまり動かないでしょ」


吹雪が猛威を振るう中雪を掻き分けて進む集団があった。後続が四苦八苦するのに対して先頭の二人は、この環境をものともせず進んでいる


「寄せ集めなだけあっていつものメンバーと勝手が違うな」

「そこは同意だけど仕方ないじゃない。とっとと脱出しないとポイントやばいわよ」

「見捨てる訳にもいかんしな……よし。草原までもうすぐだ!頑張れ!」

「道は切り拓くわ!しっかりとついてきなさい!」


先頭の二人の鼓舞と共に集団全体が淡く光り、鈍かった歩みが目に見えて早くなる。

こうしてまた一つの勢力が動き出した

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