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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
32/417

#32 PKと行く裏街散策Part2 その2!

いつも読んでくださり感謝です!

いいね、評価、ブクマありがとうございます!

色々着せられました…。バニーやらシスター服とか執事服もあったね。何でこんな服置いてあるの…。裏街の住人、格好が奇抜過ぎ問題とPK変わったアイテム持ちすぎ問題の原因が分かった気がする…。


「現実逃避してねェで行くぞォ」

「あい」

「いやー楽しかったわね」

「そうだね!主、何着ても似合うんだもん」


刀至郎さんに急かされて歩き出す。インとスズはさっきの話で盛り上がってるね。体張った甲斐があったよ…


「お、串焼きの屋台だ!何のお肉かな?定番だと序盤の魔物肉とかだけど」

「あァ?看板には書いてねぇなァ」


暫く歩いてると屋台を見つけた。とりあえず列出来てるし、並んでみようかな?インとスズはまだ話してるみたいだし道の端で待っててもらって刀至郎さんと並ぶ。


「そういえば刀至郎さんさ、レッドネームになってるけど

いつもみたいに襲われたの?」

「そうだァ。PKの奴らだって初ログインの時はレッドネームじゃ無ぇからなァ。顔見知りにばったりあってよォ。ぶっ飛ばしたァ」


ちなみにプレイヤーをキルしたり犯罪行為をするとレッドネームになるんだけど、例外もある。襲われた時に正当防衛で戦闘してキルしちゃったとか、狩りしてる時に流れ弾で〜等々は申請すれば運営がログを精査して解除してくれる場合もあるみたい。


「そうなんだ?人気者は大変ですなー」

「襲われるのは分かってるからなァ。申請すんのも面倒くせぇし諦めたァ」


刀至郎さん有名人だしね…。結構襲撃されてるみたいだし諦めるのも分かる。


「俺らの番だぞォ。んで何本だァ」

「んー3本!あ、そうだ。ねぇねぇおじさん。これって何のお肉なの?」

「いらっしゃい!今日はたまたまレアな肉が手に入ってなぁ。一角ビッグラビットって言うんだがレアな魔物で滅多に出回らないんだよ。しかもこれがまた美味くてなぁ。裏街の奴らにも買って欲しくて奮発して仕入れちまったよ」


一角ビッグラビットだった!レアモブだしねぇ。おじさん良い人だねぇ。うーん、お肉いっぱい持ってるしおじさんに少しあげちゃおうかな。

ローズさんにも結構良いお肉みたいだから帰ったら渡そう


「んじゃ4本くれェ」

「あいよ!毎度あり!」

「あ、おじさんこれあげるね」


10個くらいでいいよね。大きさがわからないし、とりあえず1個出そうかな。


「おう、何くれるんだい?嬢ちゃ…!?」

「わあ…おっきいね」

「でけぇなァ」


大きなブロック肉だった。大きさは50×30×30くらい。


「ど、何処でこれを…!?」

「倒したらドロップしたよ?あと9個くら…」

「た、倒した?…って待て待て待て!出そうとするな!流石にタダでは貰えねぇぞ!せめて買わせてくれ!」


タダでいいのに。買わせてくれって言われても相場知らないしなぁ。


「刀至郎さん、いくらで売ればいいと思う?」

「何で俺に聞くんだァ…。おっさんに聞けェ」

「じゃあ、おじさんいくらで買う?」

「俺に聞くのか!?………5万Gだな。すまんがこれ以上は出せねぇ」

「じゃあ2万Gで!値上げ交渉は受け付けません!」


おじさん赤字覚悟っぽいんだもん。


「なあ!?それは流石に…」

「ハハハッ諦めなァ。こう見えて言い出したら聞かねぇからよォ」

「聞きませーん」

「はぁ…わかったよ。嬢ちゃんありがとな。合計10個か、んじゃ20万Gだな。ほらよ」

「はい、確かに受けとりました。残りは屋台の裏に出しとくね」

「おう頼むわ。また食べに来てくれや」

「はーい、それじゃまたー」

「じゃあなァ」


屋台の裏にお肉を出してから店を後にしてイン達と合流する。その後4人で食べた串焼きはめちゃくちゃ美味しかった。うん、絶対また食べに行こう。



ごめんなさい!1人ファッションショーは割愛しました!

次回も裏街散策続きます!

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