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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
31/417

#31 PKと行く裏街散策Part2

累計PV17000突破しました!ありがとうございます!



いつも読んでくださり感謝です!

いいね、評価、ブクマありがとうございます!

夜になり、裏街のが賑わってきた頃、僕達は裏街の一画にある、逆立ちする金色のネズミの像の前に立っていた。あの後刀至郎さんから「丁度暇だからよォ付き合うわァ」って返信が来て待ち合わせ場所にここを指定してきた。


「ここで良いと思うけど…」

「他には無いと思うよ?」

「そうね、こんな奇抜なもの他には無いと思うわよ」


この像大きさは2メートルくらいあってかなり目立つ。

刀至郎さんに着いた事をチャットで伝えるとすぐに返信が来た。


「刀至郎さんも、もう着くみたい。なんか手間取ったんだってさ」

「そう、分かったわ」

「了解ー」


暫く雑談して待ってると、見覚えのある姿が見えた。


「すまねェ、待たせたァ。そっちのお嬢ちゃん達が例のかァ?」

「ううん、気にしないでよ。そもそも急に誘ったの僕だしね。そういえば初対面だった、紹介するね。こっちの子がインで」

「はーい、インだよー!よろしくね!」

「こっちの子がスズだよ」

「スズよ、よろしく」

「おゥ、聞いてると思うがよォ刀至郎だァ。よろしくなァ」


お互いに挨拶を済ませた所で出発する。

PKと行く裏街散策Part2始まります!

さぁて掘り出し物あると良いなぁ。


「刀至郎さんはこの辺よく来るの?」

「いんや夜は初めてだァ。昼間にあの像見つけてなァ丁度良いから待ち合わせ場所にしたんだァ」

「そうなの?私達も初めてなのよ」


時々露店を冷やかしつつ話しながら歩いていると、大通りに出たみたいで一際賑わっている。人も増えてきて色んな格好の人が闊歩してる。いかにも世紀末って人や結構際どい格好の人もいるから目のやり場に困るね……。それにお店の数も半端ない


「こんだけイロモノばっかいると、おめェのその格好も目立たねェな?」

「でも、僕の周りが美形だから結局目立ってるよ?」

「何、バカな事言ってるのよ。とっとと行くわよ」

「えへへ…照れちゃうね」


さっきから可愛い!とかカッコイイ!とか声が聞こえる

視線も突き刺さってくる。


「この天然人たらしィ……あァ?いいもん見つけたァ」

「あら、奇遇ね私も見つけたわよ」

「うん!インも!」

「ん?何があったの?」


みんなニヤリとしてる。何を見つけたんだろ……あ。

…見えないなー。見えないったら見えないもん。


「「「服屋」」」

「ちょっと落ち着こうか?ほら、仮面とか外しちゃうと戦闘になっちゃうし。折角みんなで散策してるから…」

「あれ見てみろォ」


刀至郎さんが指差す方を見ると大きな看板が。

えーと【18:00〜06:00まで戦闘禁止エリアとなります】

今は戦闘禁止エリアになる…?つまり…


「つまり顔出しても襲われない!って事だよ!」

「諦めなさいな?」

「嘘だッ!!」

「よっと、ほれ行くぞォ」


orzの格好になってた僕を腕で抱えて連行していく。脳内でドナドナが流れてる。嫌だー!行きたくないー


◆◆◆


「わあ!服いっぱいあるね!」

「本当に凄いわねー」


店に入るなりインとスズは服を物色しに行った。僕?僕はもう諦めて刀至郎さんと店内にあるソファに座ってる。

ちなみにいつものディアンドルに着替えた。


「ふゥ…中々座り心地が良いじゃねぇかこのソファ」

「買い物に付き合ってる休日のお父さんみたいだね?パパ」

「…誰がパパだァ。まだそんな年じゃねぇよ」


そんな年じゃ無かったみたいだ、でも面白いからパパ呼び続行で。あ、カノンさんの事知らないかな?


「ねぇパパ?カノンさんって知ってる?」

「あァ?カノン?もしかして出会ったかァ?あとパパじゃねェ」

「出会ったと言うか襲われたって感じだよ。パパ」

「だからパパじゃ…はァ、もう好きに呼べェ。んでカノンなんだがァ、ベータん時にPKKとして有名だったぞォ。俺は会った事ねェし、知ってるのはそんくらいだァ」

「そっかー。ありがと、パパ」


残念、ベータテスターって事しかわかんなかったね。

その後も刀至郎さんと雑談してると2人が戻ってきた。

両手にいっぱい抱えてるね…。

さーて1人ファッションショーやりますかー

PKと行く裏街散策まだまだ続きます!

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