#27 ディアンドル再びッ!!
※本日2話目なのでご注意下さい!
いやー、テンション上がったのと同時にモチベ上がったみたいで、もう1話書き上げれたので投稿しちゃいますね!
いつも読んでくださり感謝です!
いいね、評価、ブクマありがとうございます!
「〜という事があってね」
「じゃあ今日は何するのかしら?」
「そうだね…昼間はPKさんからお金とアイテム巻き上げて夜は裏街を見て回ろうかなって」
フィールドに出てレベリングしようかなとも思ったんだけど
草原も大分混雑してたから暫くは様子見って感じ。
お、料理が来たみたいだ。
「お待たせしました。こちら料理長の日替わりモーニングとなります」
「ありがとうござ……!?浮いてる!?」
「ふふっ魔法で浮かせてるんですよ。何度も往復しなくて済むので便利なんです」
「おおーすごーい!」
「……」
「では何かありましたらベルを鳴らしてお呼び下さいね」
そう言ってお辞儀をして戻って行った。それにしても浮かせて持ってくるとは流石ゲームって感じだね。インも拍手しながら驚いてるけどスズは何か考え込んでる…?
「スズどうしたの?」
「……いや、何でもないわ。あとあのウェイトレス相当な使い手よ。他所ではあんな芸当見れないと思いなさいー」
「?そうなんだ。それじゃあ料理が冷めないうちに食べよっか」
「「「いただきます」」」
◆◆◆◆
食事が終わった後、そのまま宿の外に出て来た。
ちなみに始まりの街にいる間はここの宿を使う事が決定した。
「美味しかったね」
「美味しかった!」
「まさか宿の食堂で、あのレベルの物を食べられるとは思って無かったわね」
ウェイトレスさんといい、料理長さんも只者ではない気がするする。
「それじゃあ、裏街散策とついでにPK狩りに行こうか」
「おっけー!と言いたい所だけど…主?」
「そうね。まだ準備が整ってないわよ…主?」
「…へ?僕?……え、待って。もしかして」
ニコニコしながら詰め寄ってくる2人。え、何で手に持ってるの!?わ、分かった、自分で着るから!あ、ちょっと!や、やめ…そこはっ……あっ
「ううっ…もうお婿に行けない…」
「何言ってるのよ。もう1回着てるんだから2回も3回も変わらないわよ」
「うんうん、可愛いからいいじゃん!」
そういう事じゃ無いんだよ…自分で着るのと他の人に着せられるのではまた違うん…
「お、早速来たみたいだよ!」
「早いね!?……よし!じゃあ場所移動しよっか宿に迷惑かかっちゃうし」
「切り替えも早いわねー。それには同意よ。とっとと移動しましょ」
切り替え完了!それにPKさんには称号の件で八つ当たりしたいし、資金も集めないとだからね!
「この辺ならいいかな。じゃあ作戦は寄ってくるPKをぶっ飛ばす!以上!」
「シンプルで良いわね」
「ラジャー!」
「うへへ、美少女が三人!」
「縛鎖」
スズがそう言うとPKさんの周りに小さい魔法陣がいくつか浮かび、鎖が出て来て拘束した。凄くかっこいい!
「な!?」
「それぇ!破断!」
インの攻撃をモロにうけてPKさんは消えていった。
わお、一撃だ。
「さっきの鎖は?」
「あれは懲罰スキルの技よ。犯罪者にしか使えないけど、便利よ。来訪者には初めて使ったけど、問題無く使えたわね」
つまり…僕が魅了?してインとスズが拘束して後はタコ殴り。うん、恐ろしいコンボが出来あがっちゃったね。
その後もPK狩りしつつ街を散策する。昼間なのに散策してる理由はマップ埋めだ。来訪者はマップを見る事ができるんだけど、行った事無い場所は空白になってるから実際に歩いてマップ埋めをしている。今ついでに埋めとけば夜に散策する時に楽だからね。
「金目のもん置いてけぇ!お嬢ちゃん達ぃ!」
「お、魅了されて無いっぽい?じゃあ、おちょくり!」
「なんだぁこのピエロ!おらぁ!」
ああ…!ピエロさんが!蹴っ飛ばされたピエロさんは壁にぶつかって消えていった。消える前にこちらにサムズアップをして、バタっと倒れてたね。…演技派かな?
「よくもー ぴえろさんをー ゆるさないぞー」
「何で棒読みなのよ」
「縛鎖!」
「う、動けねぇ!」
インの縛鎖で動けない所をナイフを投擲して倒す。
やっぱり凶悪だね縛鎖。犯罪者限定とはいえ、一方的に攻撃できるのは強い。
それから暫く狩りを続けて休憩に入るのだった。
次回も引き続き裏街散策です!お楽しみに!




