#19 街に戻るついでに人助け?
累計PV5000突破しました!
あれ?昨日4000突破って書いたよね?と思って確認したら昨日だけでPVが850も伸びてました!今までで1番伸びてて喜びと驚きでよく分からない感情になってます。それと総合評価も100pt超えておりまして、本当にありがとうございます!
いつも読んでくださり感謝です!
いいね、評価、ブクマありがとうございます!
スキル練習を始めて….と言っても気配察知と遠視を試して超軽技で出来ることの再確認をしてただけなんだけどね。
1時間も経たないくらいで2人が目を覚ましたようだ。
2人を起こさない様に猫足ってスキルを取ったのは内緒だ。
散財?……だって気持ち良さそうだったんだもん
「…んっ…んー」
「ふわぁ…よく寝たー」
「おはよう」
「「………!!?」」
2人で顔を見合わせて……飛び起きた。どうしたんだろうそんなに慌てて?
「な、何者!?………え?」
「主……?」
「ん?ああ、ごめんね。今片付けるよ」
さっき暇だった時に一角ビッグラビットの毛皮がどんな大きさなのか気になって取り出したらまるごと1匹分だった。それで暫く遊んでて、今は一角ビックラビットの開いた口の中から仮面をつけた僕の顔が見えてるんだけど…これは確かにビックリするね。寝起きだし尚更か。
「よいしょっ…これで良いかな」
「驚かさないでよ…全く」
「もービックリしたよー!」
ごめん、ごめんと2人を宥める。落ち着いたかな…?
あ、そうだ!渡すものがあったんだった
「2人共、空腹値結構下がってるでしょ?これ食べて」
エンルドには空腹値というものがある。時間経過でどんどん下がっていって、空腹値が0になって10分経つと強制的に死に戻りだ。まぁ、何かしらを口にしてれば気にしなくても大丈夫なんだけどね。さっきステータスを確認してた時に空腹値に気づいて、慌ててアイテムボックスを漁って携帯食料を見つけた。配給アイテムがあって良かった…
「あら?意外といけるわねーこれ」
「うん!美味しいね」
「配給アイテム限定で味もついてて空腹値も全回復するみたいだよ」
ご親切に10個もあったから街に帰るまでは余裕で空腹値はもちそうだ。
「空腹値も回復した事だし、出発しようか?」
「らじゃー!」
「そうね、行きましょうか」
任務完了、これより帰還する。ってね
◆◆◆◆
一角ラビットを蹴散らしつつ帰って来ました!始まりの街!
…まぁ、まだ街が見えた所なんだけどね。
「大きいねー!」
「これは…予想以上ね」
「そうだねぇ…改めて見たけど大きいね」
街の中央にある大きな時計塔がここからでも見えるね。
流石にこの辺にはプレイヤーが沢山いて一角ラビットを追いかけまわしてる。それでこんなにプレイヤーがいると我々はかなり目立つ訳で、さっきから視線が突き刺さってくる。まぁピエロが美少女2人を引き連れていたら目立つよね…。僕らが通った後はこちらに気を取られて被弾したり陣形が崩れたりと割と阿鼻叫喚状態だ
「鬱陶しいわね」
「人気者になった気分ー!」
「もうちょっと我慢してね」
スズは周りを睨みつけてて、対照的にインは手を振ってるね。うーん、僕もなんかやった方が良いのかな?
そんな事を考えてるとまた近くで犠牲者が出た様だね。
……いや、あれはちょっとまずい!
「うわぁっ!」
「ヒール!」
間に合った…かな?1回ヒールすれば一撃は耐えるよね。装備的にタンクさんみたいだし。良かった、流石に死に戻りだけは見過ごせないよ。どうやら仲間の人がこっちに気を取られて連携が取れなかったみたいだ。咄嗟にまずいと気づけたのは他人のHPは見れないけどHPが2割を切るとネームプレートが点滅する仕様のおかげだ。
「うぐぅっ……あれ?生きてる?」
「大丈夫か!?すまん!よそ見してた!」
仲間の人も駆けつけて来て、一角ラビットを倒しつつ声をかけていた。他のメンバーも気を引き締めてる様だし大丈夫かな
「あ、あの!ありがとうございます!」
「いえいえ、気にしないでください」
手を振ってその場を後にする。とっとと門に向かっちゃおう。
次はいよいよ街に帰還です!
※明日から平日は夜に投稿します。休日はお昼に投稿する事があるかもしれません




