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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
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#18 "おちょくり"とはなんぞや

累計PV4000突破しました!ユニークユーザーも累計850人!?嬉しいです、本当にありがとうございます!

今後も1日1話投稿出来るように頑張るぞい。


いつも読んでくださり感謝です!

いいね、評価、ブクマありがとうございます!

「ふはーー楽しかった!」

「色々やったわねぇ。私も見てて楽しかったわ」

「うん!楽しかったし面白かったよ!」


あの後2人にも協力してもらって色々な動きを試した。

さっきいた場所から結構移動しちゃったね。


「そういえば他にも試したいんじゃ無かったかしら?」

「そうだね、おちょくりって技なんだけど」


これも名前だけじゃ分からないね…?えーと説明は【ヘイトを集める】お、挑発系の技かな。挑発技は敵のヘイトを集めるタンク役には必須だ。僕はこのパーティでは回避盾の役割に落ち着きそうだからちょうど欲しかった。


「とりあえず使ってみようかな。おちょくり」


僕の目の前にデフォルメされたピエロが、宙に浮いて現れた。現れたピエロはキャッキャ言いながらあっかんべーやお尻ぺんぺんをしてる。名前の通り相手をおちょくってヘイト集めるのね…


「ちっちゃいピエロはかわいーけど…」

「なんかムカつくわね」

「あはは…直球だね。範囲が分からないn…危なっ!」


急に茂みから一角ラビットが突進してきた。危なかったぁ。と思っていたらどんどんいろんな所から突進してくる。


「主!これちょっとやばいわよ!」

「な、何匹いるの!?」

「ごめん!流石に予想外!」


大体15匹くらいかな。こんなに居たの…

全員が完全に囲まれてるのがまずい。


「僕が引きつけるから後ろからよろしく!」

「わかったわ、任せなさい?」

「りょ!気をつけてねー」


一角ビッグラビットの時と同じだ。僕が引きつけて2人が攻撃。そして跳躍で囲みを抜け出して再度おちょくりを使うとデフォルメピエロが現れて、来いよと言わんばかり手を出してクイクイっとする。バリエーション豊かだね君…。

おちょくりが効いて、一角ラビットはぐるんっと一斉にこちらを向いて突進してくる。


「これは…骨が折れそうだね…」


突進を避けつつ2人が攻撃しやすい位置に避けながら移動する。右、左、後ろ…おっと右前!なんか避けゲーしてる気分だね…!うわっ同時!?……さっき色々動きを試しといて良かった


それからすぐ2人からの攻撃で一角ラビットは数を減らしていった。だいぶ避けるのが楽になって来たね。

それにしてもおちょくりは単体対象で使えないのかな。余裕が出来てきたから何回か試してみようか。

…おや?インに向かって行こうとしてるウサギさんがいるね?


「とりあえず対象を目視して…おちょくり!」


デフォルメピエロが出てきて、目視してた一角ラビットに向かって飛んで行った。お、成功かな?一角ラビットの目の前に到着したピエロはため息しながらヤレヤレってポーズをしている。あれ、ムカつくね…。そしてピエロが消えていき一角ラビットは僕の方へと方向を変えて突進してきた。


「成功!」


単体を対象にしても使えたね。まとめると指定しないと自分周辺で無差別範囲。対象を指定すると単体でも使える。うん、使い所で分けられるのは便利だね!まだ他の使い方とか出来そうだけど、それはまた今度かな。もう残りも少ないし僕も攻撃に加わろう。


それから数分もしないうちに一角ラビットは全滅した。


「ありがとう。2人共助かったよ」

「どういたしまして!」

「スキルの慣らしに丁度良かったわよ」


3人で集まって座り込む。それにしてもすごい数だった…。

全員1レベル上がってるし。


「ちょっと休憩してから街に戻ろうか」

「賛成ー!」

「そうね、少し疲れたわ」


そうだ、休憩ついでにスキル取得しよう。スキルポイントも貯まってるし。取得可能スキルを一覧で見てみると何個か増えてるね。必要そうなスキルは……気配察知と遠視かな。うん、この2つにしよう。気配察知は索敵に、遠視は遠くの敵を視認するのに使う予定だ。


ふと横をみると2人で寄り添って寝ている。スクショ撮っておこう。それにしても凄いなエンルドのAI。まるで本当に生きてるみたいだ。召喚してからのやり取りもそうだけど…って考え始めたらキリがないね。


「気持ち良さそうに寝てるし、起こすのはもうちょっと後でいいかな」


そう言って僕はスキルの練習を始めるのだった



街に戻ったら2人くらい出したいキャラがいるのでお楽しみに!



もしよければ、いいね、評価、ブクマして頂けると嬉しいです!作者が超喜びます!(この文を毎週日曜日定期で入れようかなと思います)

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