#16 vs一角ビックラビット
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「イン!スズ!やるよ!」
「わかったわ」
「あいあいさー」
インとスズはもう集まってるね。僕から一角ビッグラビットを挟んで反対側だ。恐らく火力が高いのは手数の多くて極振りの僕だ。ヘイト管理は僕がやろう。
「僕が回避盾するから背後から殴っちゃって!」
「了解!」
「合図は任せるわよ!」
よし、まずは気を引かないと…。生成した短剣をジャグリングをして、1本目を増やした所で投擲。
「グオッ!?」
「大きなうさぎさんこっちだよ。そうそう、良い子だね」
今の一撃でHPバーは5%くらい削れた。うーん、あんま削れないね…。でもヘイトはこっち向いたみたいだ。怒りの形相で睨みつけてくる。…迫力満点だねぇ
「グオォ!」
「おっと!…よっ」
大きな角で突いてきたので避ける、避ける、ジャグリングしながらひたすら避ける。ってどんだけ突くの!?
「グオォ…」
「ふぅ、やっと止まった…。5連突きなのね…」
一角ビックラビットは忌々しそうにこちらを睨みつけくる。
足も止まってるし短剣も最大数まで増やせた。攻撃するなら今かな。
「イン!スズ!出番だよー!」
「よーし!」
「待ちわびたわよ!」
僕が短剣を投擲すると同時にインが飛び出してくる。良いタイミングだね。短剣が刺さると一角ビッグラビットはこちらに威嚇をしてくる。
「グオォォ!」
「こっちばっかり見てて良いの?」
背後に辿り着いたインが上段に構えた斧槌を振り下ろす。あれ?なんか光を帯びてるような…?
「破断!」
「グガァァ!?」
強烈な一撃で一角ビッグラビットは後ろに振り返る。ズガンッて音したよ…。おー2割も削れてる!
「まだ終わりじゃないよ?」
インはそう言ってヒョイっと横にずれる。するとインの体で隠れて見えなかったサンダーボールが直撃する。獄卒コンビは息ピッタリだね。
「グガァ…」
「怯んでて良いのかしら?ほら、もう一発ビリっとくるわよ」
容赦ないね…?僕も2人が攻撃してる間に何回か投擲してるから人の事言えないけどね。ヘイトは大丈夫みたいだね、僕の方見てるし。
「あと2割…油断しないようにね?2人共!」
「ラジャー!」
「わかってるわよー」
特殊行動とかは無いみたいだね。流石にレアモブとはいえ序盤の魔物だし。でも技とかはまだありそうだ、5連突きだけってわけじゃないだろうしね。
「グオォォ!!」
「!?…イン避けて!」
「へっ…? きゃあ!?」
一角ビッグラビットが角を振り回した。やっぱりあったね…。僕は間一髪で避けれたけどインが避けきれず吹き飛ばされてダメージを受けた。
「ヒール!イン大丈夫!?」
「イテテ…大丈夫だよー。ヒールありがと!」
「もう!何やってるのよ!」
インは大丈夫みたいだ。スズはああ言いつつもヒールする隙を作るために攻撃してくれてた。うん、立て直せたかな。
「さて、一角ビッグラビット。覚悟はいい?」
「グオォォォ!!」
5連突きをしてきたので、初撃を避けながら角に手を置いて頭を飛び越える。肩車みたいな状態だ。
「グガァ!?」
標的を見失って5連突きが止まる。チャンス!すかさず短剣生成をして右手で逆手に持つ。
「さようならっ」
首に短剣を突き刺すと派手なエフェクトが出て、一角ビッグラビットのHPバーは全損した。