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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
16/417

#16 vs一角ビックラビット

累計PV3000突破!感謝です!

いいね、評価、ブクマありがとうございます!


予約投稿できて無かったです、すみません!

「イン!スズ!やるよ!」

「わかったわ」

「あいあいさー」


インとスズはもう集まってるね。僕から一角ビッグラビットを挟んで反対側だ。恐らく火力が高いのは手数の多くて極振りの僕だ。ヘイト管理は僕がやろう。


「僕が回避盾するから背後から殴っちゃって!」

「了解!」

「合図は任せるわよ!」


よし、まずは気を引かないと…。生成した短剣をジャグリングをして、1本目を増やした所で投擲。


「グオッ!?」

「大きなうさぎさんこっちだよ。そうそう、良い子だね」


今の一撃でHPバーは5%くらい削れた。うーん、あんま削れないね…。でもヘイトはこっち向いたみたいだ。怒りの形相で睨みつけてくる。…迫力満点だねぇ


「グオォ!」

「おっと!…よっ」


大きな角で突いてきたので避ける、避ける、ジャグリングしながらひたすら避ける。ってどんだけ突くの!?


「グオォ…」

「ふぅ、やっと止まった…。5連突きなのね…」


一角ビックラビットは忌々しそうにこちらを睨みつけくる。

足も止まってるし短剣も最大数まで増やせた。攻撃するなら今かな。


「イン!スズ!出番だよー!」

「よーし!」

「待ちわびたわよ!」


僕が短剣を投擲すると同時にインが飛び出してくる。良いタイミングだね。短剣が刺さると一角ビッグラビットはこちらに威嚇をしてくる。


「グオォォ!」

「こっちばっかり見てて良いの?」


背後に辿り着いたインが上段に構えた斧槌を振り下ろす。あれ?なんか光を帯びてるような…?


「破断!」

「グガァァ!?」


強烈な一撃で一角ビッグラビットは後ろに振り返る。ズガンッて音したよ…。おー2割も削れてる!



「まだ終わりじゃないよ?」


インはそう言ってヒョイっと横にずれる。するとインの体で隠れて見えなかったサンダーボールが直撃する。獄卒コンビは息ピッタリだね。


「グガァ…」

「怯んでて良いのかしら?ほら、もう一発ビリっとくるわよ」


容赦ないね…?僕も2人が攻撃してる間に何回か投擲してるから人の事言えないけどね。ヘイトは大丈夫みたいだね、僕の方見てるし。


「あと2割…油断しないようにね?2人共!」

「ラジャー!」

「わかってるわよー」


特殊行動とかは無いみたいだね。流石にレアモブとはいえ序盤の魔物だし。でも技とかはまだありそうだ、5連突きだけってわけじゃないだろうしね。


「グオォォ!!」

「!?…イン避けて!」

「へっ…? きゃあ!?」


一角ビッグラビットが角を振り回した。やっぱりあったね…。僕は間一髪で避けれたけどインが避けきれず吹き飛ばされてダメージを受けた。


「ヒール!イン大丈夫!?」

「イテテ…大丈夫だよー。ヒールありがと!」

「もう!何やってるのよ!」


インは大丈夫みたいだ。スズはああ言いつつもヒールする隙を作るために攻撃してくれてた。うん、立て直せたかな。


「さて、()()()()()()()()()。覚悟はいい?」

「グオォォォ!!」


5連突きをしてきたので、初撃を避けながら角に手を置いて頭を飛び越える。肩車みたいな状態だ。


「グガァ!?」


標的を見失って5連突きが止まる。チャンス!すかさず短剣生成をして右手で逆手に持つ。


「さようならっ」


首に短剣を突き刺すと派手なエフェクトが出て、一角ビッグラビットのHPバーは全損した。






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