#155 兄妹でダンジョン攻略!その6
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それから暫く偶に短剣で攻撃しつつ、向こうの攻撃を誘って避け続けてる。お兄が言った通りコンビネーション抜群だね
「よっと…わわっ!」
「レティ楽しそう…」
「いつでも攻撃出来るように待機しておこう」
タイミングが慣れて来たと思ったら地味にずらしてくる。
ちょっとAI賢すぎー!
◆◆◆
「よーし!満足!」
あれから数分避け続けた。多対一の戦闘ってあんま経験無いから丁度良かったよ。
「それじゃ行くわよ!兄さん」
「ああ!喰らえ…!」
「「ピギッ!?」」
それからは一方的な戦闘…?になった。HPは一ボス目の時より少なかったから呆気なく倒せた。そして二体が消え去ると共に宝箱が出現した
「再び俺の番だな!」
「さーて今度は何かしらね」
「レアアイテムを引いちゃったりして」
お兄が勢いよく開けた。…?宝箱を開けたまま固まってる
こちらからは宝箱の中は見えない
「何だったの?」
「す……」
「す?」
宝箱に目を向けたまま、言葉を発する。何だろ、すって。
「…スライムハート」
「「ええっ…!?」」
お兄は呆然としながら、こちらに宝箱の中身を取り出してみせた。また!?どうなってるの!?
兄妹達が強運すぎて、つらたんなんですけど!
「…物の見事にフラグ建てちゃってたね…」
「あー、まだレティの番一回残ってるしワンチャンあるわよ!」
…あるかなぁ?あると良いなぁ
◆◆◆
その後はボス部屋を出て、再び草原を進んでる
「ふはははっ!殲滅だ!」
「テンション高いね?」
「さっきは驚きが勝ってたけど、時間が経ってテンションが爆上がりしちゃったのね」
なんか見覚えのあるシーンだね。良いなぁーレアアイテムゲット出来てー。僕もゲットしーたーいー。そんな事を考えながらお兄の勇姿を見守るのだった
やだ…この三兄妹…強運過ぎ…
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