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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
14/417

#14 2人のステータス

累計PV2000突破!感謝です!



いいね、評価、ブクマもありがとうございます!


それと来週辺りから投稿時間が夜になると思います。

「はい、終わりです!」


詰め寄られたので、即座に仮面を付け直す。

慣れて来たはずなんだけど……仮面つけてる間、無意識で安心してたのかなぁ。うーーん、ゲームの世界だしむしろはっちゃけちゃうおうかな。

よし!僕は…カワイイ!


「えぇー!なんで隠しちゃうの!」

「そうよ、仮面なんて外しちゃいなさいよ」

「僕の可愛さで皆さん魅了されてしまいますからね。普段は隠しているのです」


な、何言ってるんだろう僕!ナルシストみたいだね!……次はもっとマイルドにしよ…。そもそも仮面はマイケルさんに貰ったからつけてるだけだしね


「でも……仲間なのに…顔隠しちゃうの…?」

「あーあ。泣かせちゃったわねー」


インは涙目で見つめてくる。スズはジト目だ。ううっ…完全に僕が悪者みたいだ。


「分かりました!これでどうですか!」


仲間の前では外す!他ではつける!これで行こう。


「キャー!やっぱり可愛い!」

「はじめから外してれば良いのよ」


インは抱きついてきて、スズは後ろでウンウンと腕組みしながら頷いている。あれ?もしかして一本取られた?


「で、では2人のステータスを確認しますね」

「あ、ついでにソレもやめたらどう?」

「ソレ?」

「そーそー!敬語もやめようよ!」


敬語か…初対面だから使ってたけどそういうならやめようかな?


「んんっ……じゃあこれで良いかな?」

「オッケー!」

「うん、そっちの方がいいわよ」


じゃあ2人のステータスを見てみようか


――――――――

【名前】イン Lv1

【種族】牛頭鬼

【ジョブ】地獄の獄卒見習い


HP:100(+50)MP:100

VIT:30 STR:70 INT:0 MND:0 DEX:0 SPD:0


【スキル】[懲罰]Lv1[斧槌術]Lv1

【称号】

【加護】

――――――――


これは極振りとまではいかないけどVITとSTRの2つに振ってるようだね。まさに力こそパワーって感じ。地獄の獄卒見習いは魔物に対する攻撃にダメージボーナス(微)が乗るみたいだ。


「あれ?ステータスポイントとSPが無いけど」

「あ、それは……何だっけ?」

「…それは私達は魔物だから無いのよ。スキルはレベルが上がっていくと覚えていくわね。勿論種族によって覚えるスキルは変わるわよ?ステータスはレベルが上がる毎に勝手に振られていくわ」


なるほど、そういう感じなんだ。ステータスを好きに振れないんだね。次はスズのステータスだ。


――――――――

【名前】スズ Lv1

【種族】馬頭鬼

【ジョブ】地獄の獄卒見習い


HP:100 MP:100(+30)

VIT:0 STR:0 INT:60 MND:0 DEX:0 SPD:40


【スキル】[懲罰]Lv1[雷魔法]Lv1

【称号】

【加護】

――――――――


スズは移動砲台タイプかな?位置を変えつつ遠距離攻撃力が飛んでくるって敵からすると結構厄介だよね。それにしても中々バランスの良いパーティになったね。前衛はイン、中衛は僕、後衛はスズだ。召喚する魔物はランダムだから編成が偏るか心配だったけど、どうやら杞憂だったね。


「次は戦闘してるとこを見たいんだけど…2人共武器は?」

「ああ、忘れてたわね」

「あ…スズちゃんってばうっかり屋さんなんだからぁ」

「「あ…」って事は自分も忘れてたんじゃない…」


たははと笑うインに対してスズはジト目だ。スズの副業はジト目職人なのかな?そんなどうでもいい事を考えてると2人が白い球体を取り出す。


「召喚される時に、邪魔だったからオーブにして持って来てるわよ」

「1回使うとイン達ではオーブに戻せないから、戻した後は担がないといけないけどね!」

「そうなんだ、じゃあ用意する必要は無いんだね」


武器をオーブに変換できるのね。地獄にはオーブ変換機かオーブ変換師の人でもいるのかな?割と便利そう…。それは置いといて、武器の心配も無くなったし2人の戦闘を見てみよう!


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