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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
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#13 召喚!

いつもありがとうございます!

周りの安全確認もしたし、早速召喚石を使おう。

アイテムボックスから召喚石を使用すると目の前に魔法陣が広がった。


「わぁ、凄く綺麗だ。」


魔法陣から青色の光が溢れている。周りの草木も光が照らしとても幻想的だ。そして段々と光が強くなり…突如真っ黒になった。


「急に真っ黒になっちゃったよ!?……あれ?前にもあったような?」


真っ黒になった魔法陣がひび割れていき虹色の光が溢れる。

ああ!ジョブの時だ!あの時もこんな感じだったね。

ひび割れが徐々に広がって、一際強く虹色の光が溢れた。

相変わらず眩しいね!2回目だけど慣れないや。

瞑っていた目を開けると目の前にはウィンドウが。



――――――――

【召喚結果】

・牛頭鬼[名前を決めてください]

・馬頭鬼[名前を決めてください]

――――――――


牛頭鬼と馬頭鬼?牛頭と馬頭なら知ってるけど…鬼?

角が生えててムキムキなのかな……強そう。それより姿が見えないようだけど、名前を決めたら召喚されるのかな?ウィンドウのどこを見ても他に触れるようなとこ無いし…やっぱり先に名前決めないとダメか。でもこの仕様は意見分かれそうだね。


「うーん、どんな見た目か分からないからなぁ」


結構悩むなぁこれ。名前的におそらく人型って事しか見た目が分かる情報が無いからなぁ…むむむ…。


――――


「よし!決めた!牛頭鬼は[イン]で馬頭鬼は[スズ]で」


【名前が決定しました。召喚に移ります】


そうアナウンスが出ると同時に魔法陣から光が溢れた。

魔法陣が消えて光が収まり………目の前には美少女が2人立っていた。


「初めまして、主!地獄の獄卒見習いの牛頭鬼です!」

「同じく初めまして、主。地獄の獄卒見習いの馬頭鬼よ」

「「よろしく(ね)」」

「えーと、召喚者のレティです。よろしくお願いします」


2人の見た目は牛頭鬼がクリーム色の髪をウェーブショートにしてて、上は牛柄のビキニアーマーで……お、大きいですね…何がとは言わないけど。下は黒のボンタンみたいなズボンにブーツを履いてる。馬頭鬼はオレンジ色の髪をサイドテールにしてて、白のブラウスに黒のローブを羽織っている。

下は黒のショートパンツに膝下まで覆うブーツを履いている。


【召喚した魔物の名前を決定してください】


あれ?さっきので決定じゃ無いんだ。伝えれば良いのかな?

2人共ジーっとこちらを見ながら待ってるし早速伝えちゃおう。


「牛頭鬼の君がインで馬頭鬼の君がスズ。改めてこれからよろしくお願いします。」

「インだね!」

「私がスズね。良い名前をありがとう」


あれ?まだジーと見てる。名前を待ってたんじゃないのかな。んー…あっそうだ女性に会ったら見た目を褒めろってお姉が言ってたね。

改めて2人の事を見る。2人共身長は155センチの僕より少し低いくらい。それとさっきは気づかなかったけど、それぞれ牛と馬の耳と2本の角が生えてるね。

インはパッチリした目で快活な子って感じ。スズは切れ長の目でクールビューティって言葉が似合うね。


「インは笑顔が素敵ですね、まるで太陽のようです。スズは切れ長の目がクールな感じと相まってとても魅力的です。」

「えへへ、照れるね…」

「な、何を急に言ってるのよ!そうじゃなくてっ」


違うの!?2人はジーっと僕の顔を見てる。…顔?あ!お面か!


「失礼しました!今外しますね」


そう言いつつお面を外す。つけてても違和感が無いから忘れてたよ…


「「可愛い!?」」


うん、現実でいつもされる反応だね……



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