#128剣聖クエスト!その13
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目を開けると元居た小島の祠の前だった。戻って来れたねー
精霊さんも漸くマスクが外れて深呼吸してる
「あー緊張したぁ…」
「あれでですか!?」
そりゃゲームの世界とはいえ神様に会ったんだよ?緊張するよー。でも圧迫感というか威圧感?はあんまり感じ無かったね
「大分抑えていてくれていたんじゃないか。本当だったら発狂しててもおかしく無かったぞ」
わお、危うく発狂ルートだったんだ。混沌様、ご配慮痛み入ります。話しやすかったのも何かしてくれてたのかな
「「「「…?」」」」
視線を感じて周りを見渡すと、皆んなが首を傾げていた。あれ?飛ばされる前と同じ位置に居る?
「心配かけてごめんね。ちょっと呼び出しくらっててさ」
「いや、心配するも何も5秒くらいで戻って来たわよ?」
「居なくなった!と思ったら戻って来たんだもん」
5秒!え?あの部屋って精神と時の部屋的な奴だったの?
「それで何があったのよ?…何かこの流ればっかね」
「あはは…主は良くトラブルの渦中にいるしね」
「そう…かな?それで…」
それでアーサーさん達やインとスズに経緯を説明した。
思い返してみると時間は短かったけど濃密な時間だったね
「はぁ〜、それにしても加護貰っちゃいましたね。つまり混沌神の使徒と言っても過言じゃありませんね
「えっ…!?」
精霊さんがユラリと近づいてくる。目が本気だ!?戦闘再開するの!?
「慈悲はありません!…と言いたい所ですが、ここは貴方の事を信じましょう」
「びっくりしたぁ…驚かさないでよ」
冗談で良かったよ…。さっきの怒涛の剣ラッシュは勘弁して欲しい。…だって楽しむ余裕無かったんだもん
「それでは諸々済ませてしまいましょうか。まずはアーサーちゃん。クエスト完了ですし報酬をお渡ししたらどうですか」
「それもそうね。それではレティ…ありがとね。はい、これが報酬だよ」
「どういたしまして?」
結局、精霊が出て来たのは僕の纏う混沌臭…臭うのかな僕。じゃなくて気配を感じ取って出て来た訳だけど、そもそもそれが理由で篭ってたわけで…。まぁ、いっか
報酬ターイム




