#113 朝ごはんタイム
誤字報告助かります!
ビッグをビックって書いてたの恥ずかしすぎたっすね……
いつも読んでくださり感謝です!
いいね、評価、ブクマありがとうございます!
それからお腹減ったよねって事になって食堂にやってきた。
扉の前に立つとカランコロンと音を立てて扉が開く。あれ、
「…あら、お早いお帰りですね?」
「あはは…。実は…」
中に入るとクロエさんがテーブルを拭いていた。目をパチクリとさせていたので、軽く説明していつもの席に座る。あの時は僕もこんなすぐ戻って来れると思ってなかったよ…
「料理長の日替わりモーニングを3つで」
「かしこまりました。少々お待ちください」
クロエさんに注文すると厨房へ戻っていった。相変わらずテキパキとしてるなぁ。
「お待たせしました。お熱いので気をつけて下さいね」
「美味しそうっ」
「ビーフシチューかしら?」
「ん〜、良い匂ーい!」
クロエさんが持ってきたのは、湯気をたてており見るからに熱そうなビーフシチューだった。パンとサラダも美味しそうだね。それじゃあ、いただきまーす!
◆◆◆
「「「ご馳走様でした」」」
あー美味しかった!大満足です。あっという間に食べ終わっちゃったよ。また食べたいね
「お粗末様でした」
「そうだ、クロエさん。ローズさんて居るかな?帰る前に会っておこうかなと思って」
今日の朝ごはんは勿論、お弁当のお礼や今後結構な頻度でくる事伝えたいしね
「それが…皆様が来る前に買い出しに出掛けてしまいまして。料理は出掛ける前に作ってあったので、それをお出ししただけなんです」
「そうなんだ。それじゃあお暇しようかな。クロエさん、またね」
残念ながら居ないみたいだ。お礼はまた今度で良いかな。結構な頻度で来る事はクロエさんから伝わるだろうし、今日は帰っちゃおう
◆◆◆
部屋に戻ってベッドに座る。まだ時間あるよね?少しのんびりしていこうかな
「お腹も満たしたし、ちょっと休憩したら行こっか」
「そうね、それなら紅茶でも淹れようかしら」
「らじゃー!スズちゃんよろしくー」
「ふむ、今日は気分が良いからダージリンが飲みたいぞ」
時間もまだ余裕があるし、少し休憩する事にした。
スズは分かったわーと言って、準備に入った。
……ん?
「「「グリム!?」」」
立てかけてあるグリムを見ると眼の部分が赤く光っていた。
やっと起きたね?起きたなら起きたって言ってよ…
グリム…おはよう




