表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
10/417

#10 ランダムチケットと初戦闘!

明けましておめでとうございます!

今年も宜しくお願いします!!


累計PVが1000超えてました。

ブックマークや評価、いいねも増えていて嬉しかったです!

自分には最高のお年玉です、皆様本当にありがとうございます!





とりあえず、放置してフィールドに出てみようかな。

ちょっと人が多くて始まりの街を見て回るのは大変そうだ。


というわけでやって来ました。えーマップ名は【始まりの草原】。…うん、とてもシンプルでいいね!街の近くはプレイヤーが多かったので、ちょっと離れた所に来てみた。この辺はまだ来てないみたいだ。


「よーし、まずはアイテムボックスの確認しよう。」


アイテムボックス…所謂インベントリだね。オーディンさんがランダムアイテムチケットがあるって言ってたけど…

お、5枚もある!早速ガチャろっと。


「じゃあ、一気に行っちゃえ!」


手元にある5枚のチケットを消費する。ウィンドウで確認画面が出たので迷わず【はい】を選ぶ。結果は…


――――――――

・簡易テントセット

・召喚石

・下級ポーション

・謎の鍵

・タワシ

――――――――


おぉぅ、これは当たりの部類なのかな?1つだけ明らかにハズレって物があるけれど…目を瞑ろう。さて、気を取り直して1つずつ確認していこう。


「まずは簡易テントセットから見ていこう」


これはログアウト用アイテムだね。ログアウトはセーフティエリア以外ですると、アバターがその場に残っちゃうので基本的には街の中とかフィールドのセーフティエリアでするのが推奨だ。アバターが残ったままだと魔物からの攻撃やプレイヤーからの悪戯、PKにとっては絶好の獲物だ。

それをこの簡易テントセットをフィールドで使うとセーフティエリアとして使えるようだね。すごく便利。


「続いては召喚石!」


召喚石は名前通り召喚用アイテムだ。魔物を召喚して仲間にする事が出来る。仲間にできる数はプレイヤー1人に5体まで。っていうのもパーティの最大数が6人までだからかな?召喚士やサモナーの人はもっと増えるみたいだね。それにしても序盤で手に入ったのは助かるね。お兄とお姉はああ言ったけどパーティを組む相手が決まってるわけじゃないし…


「下級ポーションは回復用アイテムで、謎の鍵は何に使うんだろ?とりあえず今はスルーでいいかなぁ。」


以上だね。…ん?タワシ?……以上だね!!タワシなんて知らなーい。知らないったら知らないの。


《メールが届きました》


お、メールが来たみたいだ。誰からだろ。オーディンさんみたいだね。何々…「すまん、餞別を渡し損ねた。受け取ってくれ。」って律儀な人だなぁ、ありがたく受け取っておこう。お礼はマイケルさんみたいにエンルドの何処かに居ると思うから見つけてからだね。


【召喚石を入手しました】


「召喚石!?召喚石ってレアなアイテムかと思ってたけどそうでも無いのかなぁ」


召喚石が2つも手に入ったし、召喚しようかなと思ったんだけど…そういえばここフィールドだったね。僕から5メートルくらい離れた所でツノが生えたウサギさんが凄く威嚇してる。エンルド初戦闘だね!


「えーと、まずは短剣生成スキルで短剣を出してっと」


MPを消費して生成した短剣を右手に持つと、ウサギさんが飛び掛かってきた!…おっと!危ない。ギリギリの所で回避する。よし体は思った通りに動くね。


「次は短剣を投げてみようか」


ナイフ投げの要領で投げてみる。あー避けられちゃうか。

どうにかして一撃当てて動きを止めたい。うーむ、もっと手数が欲しいね。…そうだ、ジャグリングと組み合わせてみようか


「短剣生成をして、それをジャグリング!」


よしよし、上手く行った。うわっ!?危なかった…。

ウサギの攻撃を避ける。そりゃ待っててくれる訳ないよね。戦闘中だもん。


「回避行動をとりつつ、ジャグリングを継続するの、結構、難しい、ね!」


それでもなんとか回避しながら、短剣を最大数まで増やす事ができた。一撃でも当てれば動きが止まるだろうし、これだけあればいける…よね?


「1本目!」


避けられる。くぅ、心なしかウサギが得意げな顔してる気がする。…まだまだ!


「2本目。3本目!…!?」


3本目を避けた所でウサギが転倒した。チャンス!


「くらえ!」


投げた短剣は胴体に綺麗に刺さりウサギが倒れる。


「今のうちにトドメを刺しちゃおう」


ジャグリングをやめて生成した短剣を右手に持ちつつ近づく。そこで異変に気づいた。


「あれ…?」


目の前でウサギはポリゴンのエフェクトを出しながら消滅していった。


…え?一撃?


初戦闘はなんとも言えない気持ちになりつつ終了した。


戦闘シーンの描写難しいですね…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ