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国を調べる

 ジョギングをしていたら人同士の戦闘が行われていると呼び戻されたので少々慌てたが、特に伝達さんに指示を頼まなくてもガーゴイルはいい仕事をしてくれた、割とざっくりした指示だったがあれで問題無しと判断する。

 なんにせよやはり人同士の争いはあるようなので少し歴史を調べる。


 検索内容は『国』・『戦争』・『現在』、該当したのは『フィナル』・『エインディア』・『名称無し(エルフの国)』・『名称無し(ドワーフの国)』・『ガルミラ共和国』・『アマルテア神皇国』の6国、というか人と呼べる知性体の国家がもうこの6国しか残ってないとのこと。


 まずこの星の赤道が約18万㎞らしい、そしてこの星の大陸としての区分は9つ、どれも東西に長い大陸になっている。9つの東端の『バルト大陸』から西端の『ソール大陸』までは陸地で繋がっていて、バルト大陸は北半球にあり、ソール大陸は南半球にある、バルト大陸の南の海をずっと南下していくとソール大陸に辿り着く。

 残った人類の国は全てバルト大陸にあり、魔物の国は西から3つ目の大陸『ラーマルド大陸』にある。自分が今いる『神の怒りを受けた地』の西の海を越えて20㎞ほど南西に行くとバルト大陸と『リッテン大陸』を繋いでいる細い陸地がある。


 てかこれ歴史ってかもはや百科事典兼ねてね?


 さてさて、調べ物が逸れたのでそろそろ戦争状態と国の方に戻る。


 まず『フィナル』は魔物の侵攻地域に接している国なので魔物達との最前線国として戦っている。神の怒りを受けた地も一応名目上はフィナルの一部である(誰も近付かないが)。

 『エインディア』はフィナルの北東にある国で人類国家としては最も大国であり、フィナルの同盟国として戦力と補給物資の提供をしている。だが去年から北にあるアマルテア神皇国がエインディアに侵攻してきたためフィナルへの戦力提供が滞っている。

 『エルフの国』はバルト大陸の西端でリッテン大陸と繋がっている陸地から西側に広がっており、最前線国の1つである。国土の95%が魔物に蹂躙されてもはや国としての体裁を取れない程荒廃している状態で、エルフの生き残りはほとんど北のドワーフの国に避難している。

 『ドワーフの国』はエルフの国の北にありほぼほぼ山で構成されている、エルフの国が襲撃された時に増援を送ったり武器の提供などの支援を行っていた、今はエルフの撤退戦を支援しエルフの生き残りを国で保護している。

 『ガルミラ共和国』はドワーフの国の東・アマルテア神皇国の西・エルフの国の北と3国に挟まれた小国で、獣人を王としたエルフ・ドワーフ・人間も多く住んでいる多種族国家であり、獣人達がアマルテア神皇国に対抗する為に創られた国である。残った人類国家の中では国土が最も小さい。エルフの国が魔物に襲撃されてからは戦力を派遣して防衛に協力している。北東のアマルテア神皇国とは建国当時から険悪であり国境の砦は常に精鋭部隊を置いている。

 『アマルテア神皇国』は残っている国の中では最も古い人類国家であり、大陸の東端かつ北端にあり、国土は東西に長く国土の7割は雪景色の国である。女神アマルテア(ちなみにそんな名前の神はこの星にいない)を信仰している宗教国家であり、人類至上主義のアマルテア教を国教としている。人間以外の種族を奴隷として扱っていて、600年程前その扱いに不満を持った種族が反乱を起こして削られた国土が今ガルミラ共和国となっている場所である。

 ちなみにエルフとドワーフの国に名前が無いのは、彼らは生き物や道具に名前を付ける習慣はあっても、土地に名前を付けるという習慣は無いからである。


 とりあえずアマルテア神皇国とかいうのが問題あるようなので調べてみる。


 アマルテア神皇国

 5148年前に神から啓示を賜ったと狂言を言い出した女・アマルテア(狂言当時5歳)が興した国である。アマルテアは魅了の魔眼という加護を持って産まれた女であり、アマルテアの目を見た者はアマルテアの発言には何でも従う奴隷であった、本当の意味で「何でも」である。アマルテアは極度の獣人嫌いであり、アマルテア教の人類至上主義はこれが原因である。アマルテアは魅了の魔眼を活用し自分の奴隷を増やす事で豪邸や城を建てさせ国を創った。その中で自分を女神と称し、人間こそが最も賢く尊くて美しい種族というアマルテア教を創り国教とした。アマルテアは104歳で亡くなった。魅了の魔眼の効果はアマルテアの死後も効果が残り、アマルテアの目を直接見た者は死ぬまでアマルテアの奴隷として行動していた。アマルテアはレズビアンであり若く汚れの無い娘を好んで囲っていて子はいなかった。

 アマルテアの死後は女神アマルテアの次に尊い存在として総大主教・コールデンが国の頂点に立った、コールデンは他人の加護に影響されないという加護を持っていたのでアマルテアの魅了の魔眼は効いていなかったが、アマルテアの奴隷のフリをしていれば甘い汁が啜れると思っていたのでアマルテアの言葉に従っていた、国を継いだ時のコールデンは71歳と既に高齢だったがアマルテアの作ったハーレムも受け継ぎ、寿命で亡くなる在位7年の間に女達を自分専用として使い141人の子を成した。コールデンの血筋は今も残っている。総大主教専用のハーレムという悪習は途切れた事は無く今も続いている。


 とりあえず国の興りからまぁ碌でもない様なので現在を調べてみる。


 現在の総大主教ジュリアンはハーレム欲しさで入信し、自分より上の地位にいる者や競合相手を潰し合わせたり毒殺する事で、入信してから14年という異例の早さで28の時に歴代最年少の総大主教になった。そしてすぐにハーレムを拡大し1204人という歴史上最も人数の多いハーレムを作った、以来15年ハーレムを使い2602人の子を作った。今はその中でもカーリアという娘を気に入っていて、ジュリアンがエインディアに戦争を仕掛けたのはそのカーリアのお願いである。カーリアはアマルテア神皇国に潜入したサキュバスであり、ジュリアンの理想の女性の姿に化ける事でジュリアンに戦争を仕掛けさせる事に成功した。


 はい、サラッと原因がわかったのでガーゴイル派兵しましょうね。

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