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133.勇者グスカス

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 グスカスは、気づけば……。


『おいどうしたんだ、グスカス?』

『!? じゅ、ジューダス!?』


 再び、グスカスの目の前にジューダスが現れていた。

 おかしい、自分は魔王戦から逃げ出していたはず……。


『ぼうっとしてどうした? 明日魔王と戦うから、緊張してるのか?』

『なんだって!?』


 ……そう。

 またしても、グスカスは過去に戻ってきてしまったのだ。


 二度目の人生で失敗したグスカス。

 そして、三度目。


『う……うう……』

『ほんとどうした?』

『ジューダス……おれ、おれは……』


 情けなかった。

 変わったはずだったのに。


 結局、一度目の人生のときと何ら変わらなかったのだ。

 ……このとき、グスカスは己に起きてることについて、考えられてなかった。


 二度も過去に戻るなんて異常事態だった。

 しかし異常と気づかない。いな、気づくことができない。


 それはダンジョンボスの精神攻撃のせいだった。

 ボスの見せる悪夢からは、誰も逃れることができない。


 そして悪夢を見せられている人たちは、それが悪夢だと気づけないようになっているのだ。


『ごめん……ジューダス……ごめん……おれは……臆病な、卑怯者だ……』


 グスカスは二度の失敗を経験し、己に嫌気がさしていた。

 ジューダスなら、そんな自分を慰めてくれるはず……。


『そうだな』

『……え?』


 見上げるとそこには、冷たい表情をしたジューダスがいた。


『おまえは、本当に卑怯ものだ』 

【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】


新作投稿しました!

タイトルは、


『【連載版】俺だけステータスオープンできる件~はずれスキル【開】のせいで実家を追放されたが、ステータス確認できる俺はチートスキルもS級アイテムも選び放題で気づけば世界最強。俺を虐げた皆ねえ今どんな気分?』


ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://ncode.syosetu.com/n9203ii/

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