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Tales 16【メリーさんとメアリーさん】


 ある意味で良い性格をしてるエルフの主従コンビとは旅支度を整えるという理由で一度別れ、テレイザ姫に彼らを雇った報告することも兼ねてセリアもまた城に戻るという。

 てっきり俺も一緒に報告するもんだと思ったんだけども、この程度は自分一人で充分だから、せっかくなのでガートリアムの街をゆっくり回って見てはどうかとセリアに提案された。



「……思えば、こっちに来てまだ一週間も経ってないな」



 あの湖畔の森でセリアと出逢ったのもなんだか結構前の事とすら思えるぐらいに濃い日々を送ったからか、こうして街中をゆっくり歩くだけで新鮮に思える。



「私、メリーさん。ナガレ、歩くの早いの」


「え、あー……悪い悪い。手、痛かった?」


「んーん」



 つい思い耽って右側の重みを忘れてしまった。

 ささやかな苦情に詫びれば、そこまで気にしてないからとやんわり首を横に振るメリーさん。

 ところどころ汚れが目立った長い金髪もきっちりとお嬢様監視の元に整えられたからか、陽光を浴びてキラキラと輝くハニーブロンドが通行人の目を惹いていた。



「そのハニージュエルってやつ、ガートリアムの名産物っておっちゃん言ってたっけ。美味しい?」


「うん! とっても……ん、んん! 『私、メリーさん』……とっても美味しいの」


「……別にその口癖みたいなの、無理に言わなくても良いんじゃない?」


「……私、メリーさん。『これ』は私のアイデンティティーだから無理してる訳じゃないの、ほんとなの」


「……そ、そうですか」



 ナナルゥさんとの一件で再現したままだったのだが、一人でガートリアム観光というのも味気ないしという事でご一緒して貰ったんだけども。

 メリーさんが都市伝説であることは揺るぎないとしても、こうしてささやかな日常の中では彼女もまた年相応な面が見てとれた。


 例えば、今みたいに何気なく買ってみたガートリアムの甘菓子を食べて、その美味しさにうっかり口癖を忘れてしまうとことか。

 というか『私、メリーさん』の一言は彼女が意識して使ってたらしい。


 この場合、メリーさんのうっかりを引き出した、ハニージュエルと呼ばれる蜂蜜でコーティングした甘栗菓子の美味しさを誉めるべきか。

 それとも、ちゃっかり都市伝説っぽさを演出するキャラ付けを貫くメリーさんの意地に頬を緩めるべきか。


 それにしても、【屋台食】と聞くと連想してしまうのは、ファーストフード。

 ファーストフードと聞けば言わずもがな、これまた数々の都市伝説が存在する。

 有名なのは、ハンバーガーの肉についてだろうか。

  コスト削減の為に、牛肉ではなく食用ミミズや食用ネズミを使ってる、なんて噂は誰しも一度は聞いた事があるだろう。


 あー懐かしい。

 半年前のファーストフード店。

『ネズミのハンバーガー下さい!』と例のモノを期待してアホな注文した俺に、出てきたのは普通のハンバーガー。

 ちょっとしょんぼりしながら何気なく上のパンを捲ってみると……なんと、あのネズミマークに切り取ったピクルスが一枚。


……紛れもなくネズミバーガー。

『神対応』としか言いようがなかった。

 苦笑いしながら対応してくれたお姉さんに、恋に落ちるとこだった。



「(その後、一緒に来店したアキラ達に一発ずつぶん殴られたけど。グーはいかんよグーは)」



 なんて頭の中の余談は、くいくいと袖をひくメリーさんに中断された。



「ねーナガレ。ナガレもお一ついかが? 屋台のおじさまがたくさんおまけしてくれたから、まだまだあるの」


「さっきまでアムソンさんがくれたお茶菓子食べてたし、今は甘いのは遠慮しとく。それに、そのおまけはメリーさんの可愛さにって事だったろ?」


「私、メリーさん。誉めてくれるのは嬉しいけど、過剰なサービスは考えものなの。はむ、まぐまぐ」



 メリーさんもこう見えてなかなか手厳しい事を言うもんだ。

 というか、メリーさんって意外と荒っぽい。

 防衛戦の時、危うく俺に誤射しかけた弓兵に対しての口振りとかちょっと肝が冷えたし。


 そんな折、ふとメリーさんの足が止まる。

 いきなりどうしたのと彼女を見やれば、紙袋の中のハニージュエルを咀嚼しているメリーさんの視線は、ある一点に向けられていた。



「…………」


「っと、どしたのメリーさん」



 いろいろと散策していく内に、中心街から結構離れてしまったらしく、いつの間にか住宅街に踏み入れていたらしい。

 それも、ガートリアムをぐるっと囲んで築かれた石の外壁近くまで。



「……なにやってんだろ、あの子」



 多分、外壁の上に続いてる階段の入り口近くで立ち尽くしながら壁の上辺りを見上げている、色の薄いブロンド髪の少女。

 お世辞にも景気が良いとは言えない表情をしている幼いシルエットは、何故だか見覚えがあった。




────

──


【メリーさんとメアリーさん】


──

────




 一歩目を先に踏み出したのは、メリーさんの方だった。

 ナガレが迷子にならないように、だなんて本来なら逆の台詞と共に彼女から繋いだ掌が、また緩やかに引っ張られる。

 メリーさんと、同じくらいの年頃だろうか。

 背丈も髪の色も、瞳の色もメリーさんに近い。


 けれどその青に近いグリーンの瞳は明確に沈んでいて、今にも泣き出しそうにも見えた。



「……私、メリーさん。ハニージュエル、おひとついかが?」


「……え?」



 そんな彼女に歩み寄ってメリーさんが差し出したのは、キラキラと輝く宝石の形をした甘細工。

 暗い表情を晴らす為の小さな魔法の小粒達にその少女は一度だけ目を輝かせるも、すぐさま暗い表情に戻る。

 けれど、その瞳はどこか驚きを浮かべたままで、グリーンアイとエメラルドグリーンアイが鏡合わせみたく向き合った。



「……メアリー? あなたもメアリーっていうの?」


「私はメリーさん。メアリーさんじゃないわ」


「メリーさん……えっと、私はメアリー……」


「私、メリーさん。貴女はメアリーさんね」



 似ているのはどうやら外見だけに収まらず、名前までも、ほとんど一緒らしい。

 メリーさんとメアリーさん。



「ねぇ、メアリーさん。ハニージュエル、おひとついかが?」


「いいの?」


「勿論、いいのよ」


「……じゃあ、ひとつだけ」



 細かく見れば違いはあるけど、こうして会話していれば双子の姉妹にも見える。

 だからこそ不思議な親近感に多少戸惑いつつも、メアリーという名の少女はメリーさんに差し出しされたハニージュエルを一口頬張(ほおば)った。



「メアリーさん、美味しい?」


「う、うん。美味しい」


「私メリーさん。メアリーさんが喜んでくれて嬉しいの」


「え……あ、ありがとう、メリーさん」


「うふふ」



 まぐまぐと味わいつつハニージュエルの甘さに頬を綻ばせながらも、いきなりよく分からない親切をされて、メアリーは目をパチパチと瞬かせた。


 瞳にあった暗がりは少しは晴れたものの、このよく分からない状況にどうして良いのか分からないのだろう。

 メアリーの瞳が、ゆっくりとメリーさんから俺へとシフトすると、若干不安そうに彼女の肩が跳ねた。



「……あぁ、ごめんないきなり。俺はナガレ。このメリーさんの……あー、保護者みたいなもん」


「ほごしゃ?」


「私、メリーさん。ナガレ、それは心外だわ。むしろ私の方がナガレの保護者なの」


「……わりと否定出来ないのが悔しい」


「ほごしゃってなに? かくれんぼする時に色がかわる魔法のこと?」


「それは保護色……よく知ってんねそんな事。保護者っていうのは……あれだ。お父さんとかお母さんとか、そういう感じの人のこと」


「……う、ん。それなら分かるよ。じゃあ、えっと……メリーさんはナガレのママなの?」


「それは勘弁して。せめて俺がパパかお兄さん辺りにしてくれ」


「……じゃあ、ナガレはメリーさんのお兄ちゃん?」


「私、メリーさん。ナガレがお兄さん……結構いいかも」


「……もうそれで良いから」



 怖がらせないようにと思って名乗った結果がこれだよ。

 藪蛇とまでは言わないけど、危うくより一層場が混沌とするところだった。

 けど、俺が『お父さん』と口走った瞬間、メアリーの目に陰りが生じたのは見逃せない。

 多分、メアリーと彼女の親とで何かしらあったんだろうけど。

 試しにちょっと探ってみようか。



「ところでメアリー、こんなとこで何してんの。落とし物でもした?」


「え……べ、別になんでもないよ。お散歩してただけだもん」


「私、メリーさん。お腹空かせてまで散歩してたの?」


「…………す、空かせてない」


「私、メリーさん。メアリーさん、嘘はダーメ。私は耳も良いから、メアリーさんのお腹の音だってちゃんと聴こえたもの」


「……うぅ。れ、れでぃのお腹は音がなったりしないって…………パパ、が……」



 なるほど、いきなりメリーさんがハニージュエルを差し出したのは俺には聴こえないほどの微かな音さえ拾ってしまえる優れた聴力ゆえか。

 カッと恥ずかしさで頬を赤くするメアリーだったが、『パパ』と口にした途端、今にも泣き出しそうなほどに顔を俯かせる。

 あぁ、やっぱり何かあったのは間違いないみたいだな。

 なるべく目線を合わせるように膝を折って、語りかけてみる。



「……メアリーのパパがどうかした?」


「…………メアリー、パパに嫌われちゃったから」


「私、メリーさん。嫌われたって、どうして?」


「……メアリーが、"悪い子"……だから」


「悪い子?」



 初対面を相手に推し量りきれるような人生経験を持ち合わせてない俺だけれども、メアリーが悪い子という印象は抱かなかった。

 何か事情がありそうだからもう少し探ってみようか。



「……良ければ話聞かせてみなって。一人で暗い顔してたってしょうがないし。なぁ、メリーさん?」


「私、メリーさん。勿論。メリーさんは優秀だから、お悩み解決だって出来ちゃうもの。さ、お話し聞かせて、メアリーさん」


「…………うん」



 自然と同時に離した俺の手とメリーさんの手。

 少女らしい小さな掌が、ポンポンとお姉さんぶりながらメアリーの肩を叩けば、曇り顔が少しだけくすぐったそうに微笑んだ。



◆◇◆◇◆




「……それで、その怖いヤツがどっかに行って……おばあちゃんも怖かったって。パパが、メアリーは悪い子だって……すっごく、すっごく怒ったの」


「……」


「ちゃんと反省しなさいって……パパ、ずっと優しかったのに……あんなに怖い顔して、今まで一度も怒ったこと……うぅ、ぐすっ」


「……よしよし。メアリーさん、よしよしなの」


「ひっく……それ、で……パパが、今度はママを怒って……ママも、ずっと泣いてて……」


「……そっか。それで、家に居辛くなって飛び出して来ちゃったと」


「メアリーが悪い子だったから、パパが……ひっく、あんなに、怒ったんだもん、ぐすっ」


「ほら、ぎゅーって。メアリーさん、よーしよし」



 ガートリアム騎兵隊の一員である父親の活躍を一目見たかった、そんなありふれた子供心が招いてしまった危機の経緯を聞いて、ようやくメアリーの幼いシルエットに見覚えがあった理由に思い至る。

 メアリーは、ブギーマンを再現するきっかけとなったあの時の少女だったのは間違いない。

 防衛戦の際は間一髪アークデーモンの脅威から守り切れたけれども、その後でまた色々とあったみたいで。


 メリーさんの腕の中でついに涙を堪えきれなくなった彼女は、その父親に物凄く怒られたらしい。

 で、その怒りという名の不安がそこで収まりつかず、メアリーから目を離してしまった彼女の母にも矛先が向いたと。



「メアリーが悪い子だから……パパも、怒って。メアリーが悪い子だから、ママも泣いてた。おばあちゃんはそんなことないって、言うけど……」


「…………メアリーのお父さんが怒ったのは、メアリーが悪いから。ほんとにそれだけだと思う?」


「……それ、だけ?」


「そう。メアリーは、自分が悪い子だからだって言うけど、もっと他に怒った理由があると俺は思うワケ」



 正直、泣いてる女の子の上手い慰め方なんて俺には分からない。

 女心とかそういうのより、都市伝説とか考察するような変人で通ってた訳だし。

 だけどまぁ、戦闘もメリーさんとかブギーマンにしか頼れないんだから、こういう時くらいは頑張んないとね。



「……わかんない」


「本当?」


「……わかんないもん」



 ポンポンと、幼子をあやすようにメリーさんの掌がメアリーの背中を宥めている。

 ちらりと向けられたエメラルドグリーンの瞳が、不思議そうに丸まっていた。


 そうか、メリーさんにも分からないのか。

 いや、それもそうだろうな、なんたって都市伝説だし。

 多分、こうやってメアリーを宥めているのも、なんとなくそうしなきゃっていう本能みたいなもんなのかも知れない。



「……その、メアリーの言う怖いヤツってさ、ブギーマンって言うんだけど」


「ブギー、マン?」


「そそ。アイツはね、怖がる子供の心に惹き付けられる。アークデーモンに襲われた時、メアリーは心から怖いって思っただろ? だからブギーマンがやって来た」


「……じゃ、じゃあ……メアリーが怖いって思ってたら……あ、あの怖いヤツがやって来るの?」



 メアリーの脳裏で、怪人の姿が鮮明にリフレインしているんだろう。

 小さな肩が恐怖に震えている。

 こんな小さな子を怖がらせるのは大人げないかも知れないけど、その恐怖を想像することが重要だ。



「……確かに、ブギーマンは怖がる子供の前に現れる。けれども、もしかしたらメアリーのお父さんの前にも現れるかも知れない」


「ど、どうして!?」


「……子供以上に、怖がっているからだろ。きっと、メアリー以上に怖かった。だから、お父さんはものすごーく怒ってる」


「……パ、パパは騎士様だもん。グリフォンの子供だって倒しちゃえるくらい強いもん! こ、怖がったりなんて……」


「……いいや、どんなに強くても、大事な人を失うのは怖い。メアリーが悪い子だって事以上に、メアリーを失うところだったのが……多分お父さんは一番怖かったんじゃない?」


「…………パパ、メアリーのこと、嫌いになったんじゃないの?」


「聞いてみなよ。そんな訳ないだろ! ってもっと怒られるだろうけど」


「………………」



 大事な娘が、自分の預かり知らぬところで死ぬかもしれなかった。

 そりゃ怖いし、冷静じゃいられないくらい怒るだろう。

 変人にだってそれくらいは、まぁ、分かる。

 けど、正しい諭し方までは分からないから正直ちゃんと伝わるか不安だったけど。

 最後にメアリーの背中を押す優しい掌は、すぐ側から。



「……私、メリーさん。ねぇ、メアリーさん。ぎゅって抱きしめて貰えると、安心出来ると思わない?」


「……う、うん」


「私、メリーさん。それってね、ちゃんと大事にされてることの証だからなの。愛されて"た"……ううん、愛されてる証なの。メアリーのお父様だって、こうしてくれたこと、あるでしょう?」


「──…………うん。怖い夢とか、見た時に。メアリーが泣いてると、パパも、ママも……」



 それは、神の悪戯によって形を成すことになった少女の、灰と煤に汚れた寂しがり屋の記憶。

 彼女がハサミを握る理由となってしまった、裏返ったままの優しい記憶。


 だからこそ、その言葉は。



「……だったら、その優しい腕の中から逃げ"続けちゃ"ダメよ。そっちの方が、もっと悪い子なの」


「…………ごめん、なさい」



 メリーさんの言葉は、メアリーの心に届いてくれたのだろう。




◆◇◆◇◆



「メリーさん、ナガレお兄さん。ありがとう……メアリー、パパにもう一回謝ってみる」


「ん、頑張れ」


「私メリーさん。メアリーさん、応援してるの」


「うん!」



 少しだけ赤らんだ瞳が、根っこの方に沈めていた明るさをようやく拾い上げたらしい。

 花咲くような笑顔を向けられれば、もう大丈夫だと胸を撫で下ろしても良い頃合いだ。

 けど、ふとメアリーの頬に、茜色が射し込んだ。

 どこか照れくさそうに、幼き少女の口が開く。



「……ね、メリーさん」


「私、メリーさん。なぁに、メアリーさん」


「……メリーさん達は、明日にはセントハイムっておっきな国に行っちゃうんだよね?」


「私、メリーさん。えぇ、大事な手紙を届けに行くの」


「……でも、帰ってくるよね?」


「私、メリーさん。いつになるかは分からないけど、帰ってくるの」



 セントハイム王国への出発は明日。

 道のりには大きな課題はあるけれど、それを乗り越えなくてはならない理由が、またひとつ増えそうだ。

 勿論、それは悪いことではない。



「……じゃあ、次に帰って来たときは、メアリーと一緒に……遊んでくれる?」


「私、メリーさん。勿論いいわ」


「や、約束だよ!」


「えぇ。私はメリーさん。約束は守るの」



 傘要らずの赤く焼けた夕暮れ時に、メリーさんとメアリーさんが交わした小さな約束。

 それを少しだけ離れながら見守る胸中で、アキラ達の顔をなんとなく思い出した。

 死んだという実感が、肩を掴まず追い越していく。


 もっと、もっと色々下らない話をしとけば良かった、そう思えるくらいには、大切な思い出だったのだと。

 苦く笑うくらいなら、ハニージュエル、食べときゃ良かったかも知れないな。



 今更過ぎるけどね、ほんと。



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