都市伝説ファイル PAGE3
No.007
【上杉謙信】
・再現性『A』
・親和性『C』
・浸透性『C』
保有技能
【─未提示─】
【─未提示─】
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戦国大名、上杉謙信が女性であるという都市伝説から再現された人物。
純然たる近接戦闘においては恐らく現状最高峰の実力を持つ都市伝説。
セナトと同等のスピード、恐ろしいほど剣捌きなど、浸透性のランクを感じさせないポテンシャルを持つ。
その外見は、厳粛な雰囲気こそ放つが、凛々しくも儚い美しい少女である。
他の都市伝説と比べてナガレに対し一歩線を引いている節があり、それは彼女が実在の人物に纏わる都市伝説という側面があるからだと、ナガレは推測している。
なお女性説の根拠は、本編で触れたゴンザレス報告書や生涯独身、月一度の体調不良などの事項以外にもあり、その内のひとつが死因。
松平忠明が記したとされる『当代記』に、彼の死因は『大虫』だったと記載されており、ある古語辞典によると、大虫は味噌の女言葉。
味噌は赤味噌を指し、月経(生理的出血)の隠語とされている。
上記の理由からの女性説もあるが、実際の死因は本文中で述べた酒や塩分の過剰摂取による高血圧が祟り、脳出血を引き起こしたことによるものが有力視されている。
実際に再現された上杉謙信も、歴史上で語られる傑物を彷彿とさせる風格を持つ。
また彼女自身、自らが女性説を根幹としながらも『上杉謙信』として立ち振る舞う事を意図しているらしく、ナガレを主と呼ぶことは出来ないと告げ、また彼にかつて元服を迎える際に名乗った『長尾景虎』という名で呼ぶことを願った。
だが非協力的という訳ではなく、ナガレに再現された以上は彼の剣として闘うことを決めている。
ちなみに女性説として再現されたのが原因か、彼女は甘いモノに弱かったりするし、女性としての自意識はしっかりと持ち合わせているらしい。
《情報更新》
No.004
【カマイタチ/鎌鼬】
・再現性『B+α』
・親和性『A』→『A+』
・浸透性『B+α』
保有技能
・【一尾ノ風陣】
真空の刃を発生させ、放つ事が可能
・【二尾ノ太刀】
自分の身体を鎌に変える事が可能
・【三尾ノ治癒】
切り傷を治療することが可能。加えて、存在自体にセラピーの効果あり。
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【二尾ノ太刀】について。
基本的には尻尾を鎌にしているが、全身そのものを一振りの大きな鎌に変身させる事も出来る。
尚、その状態でも他の保有技能を発動させる事も可能。
【三尾ノ治癒】について。
切り傷、及び裂傷を治癒する事が出来る能力。
ナインの尻尾で傷口に触れ、傷口をゼリー状の翠色光の膜で覆い、回復する。
また、ナインそのものにヒーリングの効果があり、ナインの鳴き声が鼬の「キーキー」「クククク」というものよりも、イルカの鳴き声に類似しているのはその影響と思われる。