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ケモ耳と逝く異世界転生記  作者: 黒虎
第1章
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第17話 -そうだ、忍を道連れにしよう。-

さて、どうしたものか。とりあえず初めてこっちに召喚されたふりでもしとくか?情報収集しなきゃだしな。


「ここはどこなんだ?さっきまで俺は違う場所にいたはずなんだが?」


「勇者様。ここはあなたがいた世界とは違う世界にございます。ここは神の収める国、シャムラ王国でございます。」


あ、これあれか。さっきまでいた世界とは違う可能性もあるのか。やっべ、どうしよ。


「そうか…で?俺は何をすればいい?」


「今この世界は邪悪な神々によって危機に瀕しております。勇者様にはその邪神を倒し、この世界に平穏を取り戻していただきたいのです。」


「そうしたら俺はもとの世界に戻してもらえるのか?」


まぁ俺、その邪神の友達なんだけどね。


「邪神どもを束ねる暗黒神を倒されれば、我らの髪がきっと戻してくださることでしょう。」


うん、多分シルだな。暗黒神。じゃぁ別の世界ってことはなさそうだな。


「わかった。だが疲労感がすごいんだ。詳しい話は明日にしてもらってもいいか?」


「もちろんにございます。ですが、我らの王に謁見していただいてからおやすみになっていただいてもよろしいでしょうか。皆、勇者様のことを待ちわびておりました故。」


えー、やっぱ会わなきゃいけないか…鑑定スキル持ちがいないといいけど…。


「分かった。じゃぁとりあえず王様のとこに行こうか。」


「案内いたします。私はこの国で神官を務めさせていいただいておりますハザール、と申します。どうぞお見知りおきを。」


「俺は櫛田だ。」


「では、まいりましょうか。」


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さて、そんなこんなで謁見の間の前まで来たけど大丈夫か?

俺の今の格好、下はジャージ・上はTシャツでガントレット装備してるケモ耳幼女だぞ?さすがに王様怒らないかな。


「勇者!櫛田様が来られました!」


「入れ。」


「では、くれぐれも失礼のないように。」


ですよねー。俺礼儀とか知らねぇよ。まぁなるようになるか。


大きな両開きの扉があき、王のもとへ進んでいく。

んー、王の見た目的には初老のじーさんって感じだな。ただ眼光鋭くて怖いけど。


「このたび、こちらの世界へと召喚されました櫛田と申します。礼儀作法などに疎い故、どうぞお許しくださいませ。」


「よくぞこの世界に来られましたな、勇者殿。次元を超えてお疲れでしょう。今日のところはゆっくりと休まれるといい。」


「お言葉に甘えさせていただきます。」


これで終わりだ。あっさりしてるって?きっとこんなもんだよ。




さて、王様に会って帰ってきたわけだけど、俺どこに寝ればいいんだろ。


「櫛田様、お部屋はこちらをご使用ください。あとで世話係を向かわせますので、夕食まで休んでいただければ。」


「食事は基本部屋まで持ってきてもらっていい?大人数で食べるのは慣れてないからさ。」


「かしこまりました。その際にお召し物も用意いたします。」


そう言うと、ハザ-ルさんはどっかに行ってしまった。


部屋はそこそこ豪華な客室のようで、ベッドとかふっかふかだった。

あ、あとじゅうたんもそこそこいいものだったけどクトゥグアの部屋のほうが気持ちよかったな。


とはいっても暇だな。やること…やること…あ、とりあえずガントレットアイテムボックスにしまおう。


「アイテムボックスオープン!」


…いや開かないんかーい!はっず!クソ恥ずかしいわ!どうやって使うんだよ…


《アイテムボックス…魔力をアイテムボックスに集中させ、何をしたいのか念じることによって使用できる。また、魔宝石に触れて念じることでも使用が可能。生命体は基本収納不可能だが、仮死、死亡状態のモノ・また植物は収納可能です。》


天の声ナイス!マジ感謝!


えっと、こうか?


おー、ガントレットが消えた。便利だなー!

まぁとりあえずこれだけしまっとけばいいか。


あっとはー…そういえばいまだにシルの声が聞こえないな。まぁさすがにどこでも聞こえたらびっくりか。一応敵のど真ん中だし。


あ、召喚術で成亜呼べないのかな。


《一度顕現して消えていないものは距離が離れていると再召喚不可能となります。》


あら残念。あ、じゃああいつは召喚できるんじゃね?


あ、でもおれ成亜の時みたいな呪文知らねぇや。教えて!天の声さーん!


《召喚対象のことを強く思い浮かべ「来い」と念じると、魔力と引き換えに召喚ができます。》


ほう、じゃぁ…いでよ!スレンダーマン!


お、床に魔法陣が広がって?光の粒が集まって?人型になって…おー!すごい!なんか思ってたよりも格好いいんだが。


とまぁそんなことを思ってるうちに召喚が終わったようで、俺の目の前には…


「初めてイル様に呼ばれたー!えへへ~、うーれしーいなー!」


そうはしゃぐ全身に黒装束をまとった女の子が立っていた。


「あ、任務中だった?」


「いえいえ!イル様のためなら任務を放棄することぐらいなんてことないのですよ!」


「そっかー、よかったよかった。あ、そだ、ここ異世界だから。暫く帰れないと思うんでよろしく☆」


「あ、そうなんですかー……って、まじですか?」


「マジもマジマジ大マジよ。」


黒髪ショートカットの(スレンダーマン)が仲間になった!

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