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蹂躙・残党狩部隊本隊編・奇襲

12000PVアクセス及び2700ユニークアクセス、そして70ブックマーク突破致しました。今後も宜しくお願いします。

ダンジョン上空


残党狩部隊本隊の駐留する陣営に向けて迫る異形の軍勢、その状況はダンジョン上空で待機するアイリス達の元に刻々と報され、アイリスはその状況が表示された地図をミリアリア達に示しながら現状の説明を行った。

「現在別動隊甲ががら空きの外周警戒網を突破して南外哨拠点周辺で伏撃態勢に入ったわ、外周警戒網を形成していた魔狼45匹はこちらの魔狼部隊と合流して北及び東の外哨拠点襲撃に向けて移動中よ」

……魔王アイリスよ、別動隊乙は現在西外哨拠点に向けて移動中だ、このまま前進を続ければ連中に気付かれる可能性があるぞ……

アイリスが状況を説明している装甲火蜥蜴アーマーサラマンダー部隊を指揮するフォレストドラゴンが部隊の状況を報せ、それを受けたアイリスは現状を一瞥した後に指示を送った。

「別動隊乙については現在地にて待機させて、陽動攻撃の順序は陣営とヴァイスブルクを繋ぐ連絡線を護る南外哨拠点へのスケルトン部隊の攻撃を第一撃、別動隊乙の西外哨拠点への攻撃を第二撃とするわ」

……了解した、別動隊乙を現在地に待機させるとしよう……

アイリスの指示を受けたフォレストドラゴンが応じると地図上で西外哨拠点に向かって伸びていた矢印の動きが止まり、アイリスに抱えられながら表示される地図を見ていたミリアリアは驚きに若干の呆れが混じった表情と共に口を開いた。

「それにしてもこの能力は凄いな、これでは戦いにならないぞ」

ミリアリアは彼我の状況が克明に表示された地図を見ながら感嘆の声をあげ、それを聞いたアイリスは誇らしげに微笑わらいながら口を開いた。

「相手に比べたら此方の戦力が少ない以上、此方は出来る限り彼我の状況を把握して相手の戦力が整わない状況で攻撃を仕掛けるしか無いでしょ、だから出来る限り相手の状況を調べそれに応じた作戦を立てて潰す、戦力の少ないあたし達が勝つ為に必要な事よ」

「……確かに、その通りだな、それにしても、貴女には世話になりっ放しだな、何時もすまない」

アイリスの言葉を受けたミリアリアはアイリスの尽力への感謝と自分を抱えるアイリスの柔らかな身体の感触に頬を赤らめながら謝意を告げ、アイリスが頬を仄かな桃色に染めながら頷いていると南外哨拠点に伸びている矢印が目的地の間近にまで接近した。

「……フフフ、スケルトン部隊の攻撃がもうすぐ始まるわね、別動隊乙に進撃を再開させて頂戴」

……了解した、別動隊乙に進撃再開を命じる……

戦機が近付いた事を確認したアイリスの指示を受けたフォレストドラゴンがそれに応じると停止していた別動隊乙の矢印が西外哨拠点に向けて前進を再開し、ミリアリア達はアイリスの腕の中とフォレストドラゴンの背中の上で眼前に表示されている地図を固唾を呑んで見詰めた。


南外哨拠点


残党狩部隊本隊の陣営の東西南北に設置された外哨拠点の一つ南外哨拠点、急拵えの木造兵舎とその四周を囲む柵に浅い空堀という簡易的な拠点には軽装歩兵1個分隊(12名)と魔導士2名が詰めて警戒に当たっていた。

現在分隊長以下半数の兵は仮眠中であり、残る兵士達は副分隊長の指揮の下周囲を監視していたがその士気は平穏な空気によって弛緩気味であり、兵士達は生欠伸を噛み殺しながら暗い森の奥へと視線を向けていた。

「……ったく、運が悪いぜ、他の連中は狐人族のお姫様達だけじゃなく女エルフまで抱きまくってんのに、俺達は森と睨めっこだぜ」

「ぼやくな、ぼやくな、当直が終われば非番になるんだ、真っ昼間から女エルフどもをヒイヒイ言わしてやれるぜ」

「……へへ、それもそうだな」

お座なり気味に森を見ながら眠気醒ましに野卑た会話を交わす2人の兵士達、その鼓膜を微かな音が揺さぶった。


……カラン……


「……おい、今、何か聞こえなかったか?」

「……ああ?何かって何が聞こえんだよこんな真夜中に」

2人の兵士は訝しげな表情で会話を交わしながら耳を澄まし、その鼓膜が再びその音を捉えた。


……カラン……コロン……カラン……コロン


その異様な音は音量こそ小さかった物の兵士達の鼓膜をしっかりと揺さぶり、2人の兵士は怪訝そうに顔を見合せながら言葉を交わした。

「……聞こえたよな」

「……ああ、しかも、此方に近付いて来てるみてえだ」

2人の兵士が怪訝そうな面持ちで言葉を交わす中、得体の知れない音は段々と大きさを増して行き他の兵士達もその音に気付いて戸惑いの表情を浮かべている中、木々の合間からロジナ候国軍の軍装を纏ったスケルトンが姿を現した。

ロジナ候国軍の軍装を纏ったスケルトンは木々の合間から湧き出る様に次々に姿を現し続け、兵士達は突然の光景を呆然と見詰めていた。

10体、20体、30体、次々に姿を現して行くスケルトンの集団は瞬く間にその数を増して行き、その光景を呆然と見詰めていた兵士の1人は漸く我に帰ると慌てて警報を発した。

「……て、て、て、敵襲!!敵襲!!!」

兵士は金切り声で警報を連呼し、兵舎で仮眠していた分隊長はその声に寝惚け眼を擦りながら外へと出てくると不機嫌そうに口を開いた。

「……五月蝿いぞお前等、敵襲、敵襲と喚きおって、一体どんな連中がしゅうげ……」

分隊長は不機嫌そうにぶつくさと呟きながら前方に視線を向けたがロジナ候国軍の軍装を纏ったスケルトンの集団を目にした途端、その動きは凍り付いてしまったかの様に硬直し、数拍の間を置いた後に漸く自分を取り戻した分隊長は青ざめた顔で呆然と立ち竦んだり、寝惚け眼を擦りながら兵舎から顔を覗かたりしている部下達に向けて怒号を発した。

「お前等何をぼさっとしとるんだ、敵襲、敵襲だぞっさっさと持ち場に着かんかっ!!」

喚く様な分隊長の号令を受けた部下達は慌てて持ち場に着こうとしたが全く予期していない事態の勃発によりその動きは歯噛みしたくなる程遅く、もたつく彼等が貴重な時間を徒に浪費していく中スケルトンの集団はしっかりと陣形を整えた後に狼狽える拠点に向けて前進を始めた。

「魔導士、1人は直ちに魔法で攻撃開始、もう1人は直ちに援軍を要請し、終了次第速やかにそれに加われっ!!」

分隊長は動揺する己に喝を入れる様に蛮声を張上げ、それを受けた魔導士は接近してくるスケルトン部隊目掛けて魔法を放とうとしたがここでもスケルトン部隊に先手を取られてしまう。

魔導士が魔法を発射しようとした機先を制する様に前進するスケルトンの集団の只中から2つの火球が放たれ柵の前に盛られていた空堀を掘った際に生じた土塊に着弾して炸裂して近くの柵の一部と張り付いていた兵士が1人吹き飛ばされ、その光景を目の当たりにした分隊長は愕然とした表情で叫び声をあげた。

「ま、マジックスケルトンだとっ!?こ、こいつ等、こいつ等は一体何なんだっ!?」

分隊長が喚き散らす中、スケルトン部隊から第二波の火球が放たれて拠点周辺で炸裂し、分隊長は狂おしげに接近するスケルトン部隊を睨みながら蛮声を張上げた。

「ええい、魔導士、何をしているっ!?撃ち返せっ!!早く援軍を要請しろっ!!貴様等は持ち場を離れるなっ!!」

分隊長の喚き散らす号令を受けた魔導士は慌てて炎の矢をスケルトン部隊に向けて発射し、発射された炎の矢がスケルトン部隊の只中で炸裂したが返礼として三度目の火球が拠点周辺に放たれ炸裂した。

「こちら南外哨拠点!!アンデッドの大群による襲撃を受けています、敵はスケルトンとマジックスケルトンの混成で数は50体以上!!至急来援を請うっ!!繰り返す、こち南外哨拠点、現在当地はスケルトンの大群の襲撃を受けていますっ!!至急来援を請うっ!!繰り返す大至急来援を請うっ!!!」

魔法の応酬が続く中、魔導士の1人は青ざめた表情で陣営に向けた魔法通信で大至急の援軍を求め、悲鳴の様な援軍要請の叫びと魔法の炸裂音が響く拠点に向けてスケルトンとマジックスケルトンはゆっくりと、しかし、着実に前進を続けていた。


西外哨拠点


スケルトン部隊の襲撃を受けた南外哨拠点、スケルトン部隊のマジックスケルトンと拠点に詰める魔導士の間で行われる激しい魔法の応酬の音は西外哨拠点周辺でも遠雷の様に鳴り響き、拠点に詰める軽装歩兵と魔導士は戸惑いの表情を浮かべながら南外哨拠点の方角を見詰めていた。

「……分隊長、只今、南外哨拠点がスケルトンの大群による襲撃を受けているそうですっ!!司令部から南外哨拠点以の外各外哨拠点に向けて異状の有無を報せよと命令が出ました」

司令部と魔法通信を交わしていた魔導士の1人は幾分顔を青ざめさせながら司令部からの命令を伝え、それを受けた分隊長は顔をしかめながら部下達に対して号令を発した。

「貴様等ボサッとするなっ!!周囲を確認し異状があれば直ちに報告しろっ!!」

分隊長の号令を受けた部下達は慌てて周囲に視線を巡らせ、その内の1人が木々の奥に妖しい光を発見し、顔を青ざめさせてその方向を指差しながら分隊長に報告した。

「分隊長!!あの方向に光が見えますっ!!」

「何だとっ!?」

報告を受けた分隊長が慌ててその兵士の傍らに駆け寄り指差す方向に目を凝らすと確かに木々の合間から朧気な光が確認され、分隊長が光の正体を見極め様と目を凝らしていると下生えを踏み拉く音が聞こえ始めた。

その音が徐々に大きくなるに連れて朧気だった光は徐々に鮮明さを増して行き、分隊長と部下達が金縛りにあった様に身体を硬直させてその様子を見詰めていると下生えを踏み拉きながら強固な鱗や鋭い棘を頭部や背中に生やした10メートル近い巨大な蜥蜴、装甲火蜥蜴アーマーサラマンダーが姿を現した。

姿を現した装甲火蜥蜴が爛々と輝く目で拠点を睨みながら咆哮を轟かせていると、その後方から新手の装甲火蜥蜴が4匹次々に姿を現し、信じがたい光景を目にした分隊長と兵士達は唖然とした表情で出現した5匹の装甲火蜥蜴を見詰めた。

「……ど、どういう事だ?も、森の奥にいる筈の装甲火蜥蜴が何故こんな所に、し、しかもこれ程多数で」

分隊長が震える声で呟いていると、5匹の装甲火蜥蜴は咆哮を轟かせながら西外哨拠点目指して前進を始め、その様を目撃した分隊長は我に帰ると弾かれた様に号令を発した。

「ぜ、全員持ち場に着けっ!!直ちに魔法と軽弩砲で攻撃しろっ!!それと援軍を要請しろっ!!大至急だっ!!」

分隊長の泡を食った命令を受けた軽装歩兵は各外哨拠点に1門ずつ配備されている組立式の軽弩砲を慌てて引っ張り出し、その傍らで魔導士の1人が幾分青ざめた顔で射撃態勢を整える中、もう1人の魔導士は血相を変えて魔法通信を行っていた。

「こちら西外哨拠点、現在当地は装甲火蜥蜴5体の襲撃を受けている、直ちに来援を請うっ!!繰り返すっ!!こちら西外哨拠点、現在当地は装甲火蜥蜴5体による襲撃を受けているっ!!何っ!?見間違いっだと!?ふざけるなっ!!火蜥蜴なんかじゃ無いっ!!混じり気無しの装甲火蜥蜴が5体だっ!!四の五の言わずにさっさと援軍を寄越せっ!!大至急だっくそったれっ!!!」

血相を変えた魔導士が陣営に向けてがなりたてる中、軽弩砲と魔導士は接近してくる火蜥蜴に向けて射撃を始め、発射された石弾と炎の矢が先頭を進む装甲火蜥蜴を直撃したが装甲火蜥蜴は一瞬脚を止めて煩わしげに鱗に覆われた頭部を振った後に何事も無かったかの様に前進を再開し、それを目にした軽装歩兵と魔導士が射撃態勢を整えていると装甲火蜥蜴達の反撃が開始された。

堂々とした足取りで前進を続ける5匹の装甲火蜥蜴の口が一斉に開かれるとそこから火球が発射され発射された5つの火球は次々に外哨拠点周辺に着弾して大量の爆煙と土塊を飛散させ、その激しさに動揺する部下達に対して分隊長が怒声を張り上げた。

「ビビるなっ!!相手の狙いは不正確だ、撃ちまけるなっ!!撃ち返せっ!!」

分隊長の怒声を受けた軽装歩兵と魔導士は再び装甲火蜥蜴に向けて射撃を始め、陣営と怒鳴り合っていた魔導士もそれに加わったが、その勢いは装甲火蜥蜴のそれに比べて明らかに迫力に欠けており、5匹の装甲火蜥蜴、別動隊乙は火球を意図的に外哨拠点周辺に叩き込みながら迫力に欠けた反撃を物ともせずにゆっくりと前進を続けた。


残党狩部隊本隊陣営・牢屋


南外哨拠点周辺と西外哨拠点周辺で突如として発生した大規模な襲撃、激しい射撃戦の轟音は距離を置いた残党狩部隊本隊の陣営にも遠雷の様に響き、微睡みかけていたアイリーンとクラリス、ミランダは鳴り響く遠雷のごとき音に意識を覚醒させると戸惑いの表情を浮かべながら周囲を見渡した。

彼女達の視界の届く範囲の中にあるテントからは寝惚け眼を擦りながら将兵が姿を現し、暫く延延と届く音に怪訝な表情を浮かべていたがそうこうする内に血相を変えた当直将校が彼等に向けて何事かを叫び、それを聞いた将兵達は戸惑いの表情を浮かべながら慌ただしくテントの中に潜り込んだり、装具を引っ張り出したりし始めた。

「……余程の大事が起こった様ですね、響いている音から察するにかなりの規模の襲撃があった様ですが」

「……ヴァイスブルクの残存兵力による物でしょうか?」

クラリスの訝しげな表情の呟きを聞いたアイリーンは半信半疑と言った表情でミランダに問いかけ、ミランダは戸惑いの面持ちでかぶりを振った後に言葉を続けた。

「考えられません、残念ながらヴァイスブルク陥落時の我々の戦力は消耗しきっており、生き残りの将兵は敵の追撃を逃れる為多くても10名程度の少人数で脱出を図りました。連中の様子を鑑みるにこの襲撃はかなりの規模の襲撃ですのでそれほどの戦力を用意できるとは思えません」

ミランダが戸惑いの表情でアイリーンの問いに答えている間にも陣営は騒然とした雰囲気に包まれていき、泥の様に眠っていたエルフの女兵士達やアイリーンの侍女達も次々に目を醒まして周辺の喧騒を戸惑いの表情で見詰めた。

「……どうなるのでしょうか?」

アイリーンは混乱する陣営の様子を見ながらポツリと呟き、それを耳にしたクラリスとミランダは難しい顔付きになりながら口を開いた。

「見る限りかなり混乱している様ですが、この陣営にはかなりの規模の兵力が駐留しております、ですので暫くこの混乱は続くかも知れませんが大勢としては直ぐに平穏に戻ると思われます」

「私もクラリス殿の意見に賛成です。縦しんば現在の襲撃にこの陣営の兵力では対応不能だったとしても行き着く先はこの陣営の破滅です、混乱のどさくさに紛れて逃げられる可能性は零とは言いませんが魔力を封じられ手枷や足枷を装着された今の私達では逃げ切れるとは思えません、無論、その機会があれば例え今の状況でも逃走を試みるつもりではありますが」

クラリスとミランダは相次いで自身の推察を語り、それを聞いていたアイリーンは小さく溜め息をついたが直ぐに開き直った様な表情になりながら口を開いた。

「今のわたくし達に出来る事は座して事態の推移を見守る事だけの様ですわね、でしたら腹を括って事態の推移を見守るとしましょう、あの獣どもの慌てふためく様を見るのはそれなりに気が晴れますから」

「確かに、そうですね」

「なら、私も屑どもの慌てふためく様を特等席で観察してやるとしよう」

アイリーンの腹を括った言葉を受けたクラリスとミランダは頷きながら同意した後にアイリーンと共に牢屋の外の喧騒を見詰め、エルフの女兵士達とアイリーンの侍女達もその動きに倣った。

アイリスの奇襲に受けた残党狩部隊本隊は小さくない混乱を引き起こしながら大わらわで態勢を整え、虜囚となっエルフと狐人族は自分達を汚し嬲り尽くした連中の慌てふためく様に溜飲を下げながら冷めた視線でその喧騒を見詰めていた。



アイリス率いる異形の軍勢、着々と準備を進めていた怪異の集団は傲り弛緩していた残党狩部隊本隊に襲いかかり、勝利に傲る彼等は完全に虚を衝かれ震撼してしまう。

女魔王の率いる異形の軍勢の奇襲を受け混乱する残党狩部隊本隊、彼等の悲劇はまだ始まったばかり……


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