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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
陰陽師編
75/84

カタカナの言葉が伝わりにくいって辛い

大変お待たせしました。新しい話です


なんかネタが出てこないんですよね……ネタプリーズ……

は~い、暮羽だ


さてさて、今回も依頼が舞い込んできました。が、依頼をしに来たのが


「受けるか?受けるな?」


すっげぇウゼェ京のお偉いさんです


依頼の内容は土蜘蛛の退治。それだけだ


土蜘蛛……確か病を撒き散らすんだっけか?


「チッ……分かりました。受けましょう」


京の人を流行り病から守るため、やりますよ。この依頼人は気に入らねぇけどな


……はて、なんか頭にヤマメですか(笑)って単語が浮かんだんだが……ヤマメ?


魚か?なんで魚が……ん?ヤマメ……ヤマメ……黒谷……あっ


思い出した。地霊殿の一面ボス、土蜘蛛の黒谷ヤマメじゃん


能力は覚えてないけど病に関する事だったし


まぁ、やることは肉体言語……じゃなくてあっちの世界で習得した高町式交渉術を使わせていただこう


「んじゃまぁやってくるんで適当にしててください。ルーミア、こいし。久々のストレス発散だ」

「ストレスって何よ……まぁ行くけど」

「お兄ちゃんが意味分からない事言うのは何時もでしょ?」

「それもそうね」

「泣くよ?俺、泣くよ?」

「泣きなさいよ」

「泣いてもいいんだよ?」

「ちょっくら泣いてくる」


その後、トイレに篭って数分間マジで泣いてました


カタカナの言葉が伝わりにくいって辛い……


~青年等移動中~


ってな訳で土蜘蛛を見たと証言があった場所に到着


完全に病原菌がうようよしてますわ。気配でわかる


一応こいしには布で即席で作ったマスクを着けさせている。ついでに神力で膜も張ったからこいしが病気になるって事は無いと思う


ルーミアにも着けさせようとしたんだが、平気だからと言って着けなかった


俺は神力で膜作ってるからかからない


傍から見ると俺は七色に光る何かを纏った変人に見えるだろう


だって京には神様居ねぇし。さらには会ったことすら無くて新手の妖力だと錯覚して退治しようとする無礼者もチラホラ


まぁ、そいつらは片っ端から核の違いを見せ付けてやっているが


「お兄ちゃん……足が動かないんだけど……」


と、唐突にこいしが言い出した


「そんな事ある訳……って、あら?」


ルーミアも動かないらしい


全く……だからあれほどマスクを着けろと……あれ?俺も動かない……


いや、地面にうっすらと妖力が通ってる……ついでに白い糸も見える……


あ、これ……もしや


「あ、今日は妖怪と人間……指図、陰陽師とその式かな?」


俺達の真ん前からそんな声が聞こえる


「何者だ?」

「私?冥土の土産に教えてあげる。私は土蜘蛛の黒谷ヤマメ」


やっぱりヤマメですか(笑)


「さて、お腹も空いてるしとっとと食べちゃいましょ。足を封じてるから逃げられないもの」


え?足を封じてる?


「普通に動かせますが」


ベリッ!!と蜘蛛の糸から足を引きはがす


普通に肉体強化で引っペがしただけです。はい


さっきまでのはあれだよ……肉体強化してなかったからだよ


「えっ……」

「ってな訳でお話の開始だ。マスタースパーク(物理)!!」

「きゃっ!?」


今度は蜘蛛の糸に掛からないように足に霊力を纏ってそのままヤマメに突撃。そのままマスタースパークと言う名の拳を叩き込む


が、間一髪でよけられる


「な、なんで動けるの!?」

「糸が貧弱貧弱ゥ!!」


嘘です。霊力を使ってくっつかない様にしてるだけです


まぁ、なるべく当たらないようにヤマメに拳を振るって……


「あっ」

「ぎゃんっ!」


やべ、アッパーを当てちまった……


当てる気は無かったんだ。ただ、お前が避けるから手が滑ったんだ


「いっ~~……ほんとに人間!?」

「人間ですけど?」

「鬼と素で殴り合えるのは人間と言えないと思うわよ。こいし、バンザーイ」

「ん~」

「そぉれ!」


倒れ込んで人外を見る目で俺を見るヤマメ


いや、人間ですよ?半分くらいは


ちなみに、後ろでは蜘蛛の糸をぶっちぎったルーミアがこいしの脇に手を入れて持ち上げ、こいしを蜘蛛の糸から開放していた


二人とも、そのあとは低空を浮いている


「さて、ここで交渉だ」

「こ、交渉?」

「ここで死ぬか、病気流行らすのを止めるか、ここで俺に《ピー》され……」

「何言ってんだこの変態が!!」

「ゲシュペンスト!!」


ボケたらルーミアの大剣の腹で思いっきり頭を殴られたでござる


いや、冗談っすよルーミアさん


あ、こいし。ルーミアに《ピー》って何?とか聞かないの。ルーミアが困ってるでしょ


「ごほん。さて、どうする?」

「あんたを食って好き勝手させて貰うわ!!」


あ、そう来ます?


なんか服から六本くらいの蜘蛛の足が生え、それで俺に向かって高速で迫ってくるヤマメ


ならば俺の手段はただ一つだ


「バインド!……じゃなくて念糸!!」


念糸を指から伸ばしてヤマメの体を無理矢理半素巻き状態にする


「えっ!?」

「さぁ、お話の時間だ」


俺は霊力を自分の分、空気に漂ってる分をかき集め、目の前に霊力の球体、そしてそこに神力を組み込んで超巨大な球体を作り、ヤマメの斜め上に向かって飛ぶ


「さ~ぁ、ヤマメェ。まずは……あ、一発目ェ。覚悟しとくんだな~ぁ」

「えっ、ちょっ、それをぶつけるの?冗談よね?」


残念ながら、冗談じゃねぇんだよなぁ~


ちなみに、喋り方のイメージは若○さんだ


「「トワイライトスパーク」!!!」

「し、洒落になって……」


俺の発射したトワイライトスパークはヤマメに寸分の狂いなく直撃し、そのまま地形の形をゴッソリと変えた


周りから霊力を収束、そこに自分の霊力も合わせ、マスタースパークのように発射。それがトワイライトスパーク


だが、この霊力の収束、とてつもなく難しいため、香李のような能力が無い限り、再現は難しいだろう


で、そんな人に撃ってはいけない砲をモロにくらったヤマメさんは?


「し、死ぬぅ……」


こんがり焦げてピクピクしてました


「さぁ、ここで選択肢をやろう。一、このまま二発目を受ける。二、病気を流行らせない。三、交渉(トワイライトスパーク)を受け続ける。どれがいい?」

「二で……お願いします……ガクッ」


はい、交渉完了


と、言うわけでとっとと帰りますかね


「帰るぞ~」

「私達が来る必要性なんてあったかしら?」

「無かったな。まぁ、もしもの時のためだ。嫌なら来なくてもいいんだぞ?」

「まぁ、一緒に行ってあげるわよ。式なんだし」

「私も特にやることないから~」


まぁ、一人で行ったら俺は寂しくて死んでしまう。割とマジで


だってさ、転生してからすぐの頃は一人でも大丈夫だと思ってたけど、今じゃソル達が居なかったらって事が考えられない


……今度一時的に帰ろっかな。あいつらの出す陰湿な空気にさとりが困ってるらしいし、新しい巫女も見ておかないといけないから


……薬買っていこっかな。湿布的な物を


さて、とっとと依頼完了の報を伝えないと。多分、俺が死ぬだろうと思ってたんまり持ってきた報酬を貰わないとな


~青年等移動中~


「と、言うわけで一時的に退治を成功させました。トラウマ……心の奥底に恐怖を埋め込んでおきましたのでもう二度と病を流行らす事は無いかと思われます」


こんな感じで説明したらすっごい悔しそうな顔で報酬を渡してきた


なら俺に頼むなよって話なんだけどな


さてさて、帰省の準備でもしましょうかね


ついでにぬえも連れていくか。最近暇そうにしてたからな

と、言う事でヤマメの登場でした


ヤマメはいつ頃から活動してるのか、さらになんで地下に居るのか分からなかったため(ここは自分の調べ不足かな?)、この時期から流行り病を流行らせ、数十年後、陰陽師がやっとの思いで封印。後に地下へといったシナリオを自分で考えて、そこに暮羽を投入させました


次回はあの子がinするか、隙間の綺麗なお姉さんか帰省かのどれかになるかな~と


ってか、この時期でもまだ綺麗なお姉さんが出ていない二次創作って、ここ位じゃないですかね?


でわでわ、また次回、お会いしましょう


年中に後一回は投稿したいな~

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