命を大事に
遅れてすみません
もうネタ切れ気味で……
取り敢えずぬえちゃん回です
「最近暇だな~……」
どうも最近、依頼がなくて暇だ。まぁ、それだけ妖怪に好き勝手してないからいいんだけどさ。うん
えーりん達とは連絡とれないし……いや、ちゃんとこっちにいるって俺は信じてるよ?
あと、さとりと連絡とってみたら巫女候補見つけたとか。で、その巫女候補を娘のように可愛がってるとか
そして、こいしの事は許してくれた。帰ったら俺が一発殴られるという条件付きで
三歩必殺とか想起されてやられたらちょっとキツそうだが、致し方あるまい
「やっほ~なんかこ難しい顔してるね~」
「ぬえか……って、どっから入ってきた 」
なんてこと考えてたらぬえがどっからか侵入してきた
「あっちの窓からちょちょいと」
「はぁ……」
思わずため息が出る
で、何の用だ?ととりあえず聞いてみた
「暇だったから 」
「あのなぁ……」
いいじゃん別にとぬえはけらけら笑いながら言う
こっちは何時依頼が来てもいいようにしてるのに……
「ねぇ、何処か行かない?」
「……お前と?」
「私と」
「何故に」
「暇だから!」
「ルーミア達は……」
「あっちに置き手紙で何処か行ってくるって」
あいつら……置き手紙じゃなくて直接言えよ……
……でも、あいつら居ないなら別に出払ってもいいか
「分かった。行こうか」
「お~!」
最低限の持ち物持って、ドアの前に留守と書かれた木の看板たててっと
「んじゃ、行くか」
と、暫く歩き、一つぬえに質問をする
「お前、羽とか大丈夫なのか?」
ぬえの背中に生えてる赤と青と非対称の羽をつんつんとつつく
「あ、これ?大丈夫だよ」
ぬえがその場でくるりと回ると、ぬえの服が真っ黒な和服に変わり、羽も消えた
そして、えっへんと無い胸はってるぬえがこれで問題ないでしょと言ってきたから、そうだなと返し、また歩き始めた
「で、何処行く?」
「何時もの団子屋」
既に足は団子屋に向かっている
「え~……こう、もっと……ドーン!!って盛り上がるところに……」
「じゃあそこに連れてけ」
「知らないからついていってるんじゃん」
「……はぁ」
もう団子屋に決定とだけ言って、無理矢理に団子屋に足を運ぶ
で、団子屋についた
「おばちゃん、団子二つ」
「はいよ~」
取り敢えずぬえの分も団子を頼む
「お兄さん、今日はあの子達じゃないのかい?」
と、おばちゃんが聞いてくる
あの子達とは、多分ルーミアとこいしの事だろう
「あいつら勝手に出かけちゃってね」
「浮気はいかんよ?」
「いやいや、結婚とかしてないから」
「あはは、はい、団子二つ」
おばちゃんが団子を一つ俺に、一つをぬえに渡してくれる。それと交換で先にお金だけ渡しておく
ついでにお茶もくれた。ありがたい
「あ、美味しい」
「だろ?俺の行きつけの場所だからな」
ぬえも気に入ってくれたようだ
ちなみに、団子一つ頼むと、さらに乗った団子三つを持ってきてくれる。ちなみに、三色のやつだ
「そういえば、暮羽って何処から来たの?暮羽ほどの腕なら子供の頃から有名なはずだけど」
「俺はちょっと遠くからあいつらときたんだよ」
「遠く?」
「まぁな。これは人に聞かれるとまずいし、歩きながらでも話そう」
二人とも団子を食べ終わり、お茶も飲み終わって一息ついた所でごちそうさまでしたと言い、席を立つ
そして、適当にぶらぶらとする
「俺は……まぁ、神様だ」
「そうだったの?」
「現人神だけどな。それで、一つの里の長みたいなことしてる」
「そうだったんだ……でも、なんでここに来たの?」
「暇だったから」
「……もう何も言うまい」
悪かったなとだけ言っておく
「まぁ、あと数十年で帰るだろうから、その時は一緒に来るか?」
「え……?私妖怪だよ?」
「俺の里には妖怪も妖精もいるけど?」
「確かに小妖怪程度なら何処にでもわくけど……」
「いや、鬼とか天狗とか人喰いとか」
「え……それ、大丈夫なの?」
「現に大丈夫だ」
まぁ、聞き返すのが普通だよな
でも、共存しようと思えば人と妖怪は共存出来るんだ
「……じゃあ、暮羽と一緒に行こっかな」
「おう。歓迎するぜ」
はははと笑いながらも歩いていく
「ひゃっ!?」
「うぉっ?」
なんて歩いてたら俺に女の子が突っ込んできた
「大丈夫か?」
「た、助け……!」
女の子が何か俺に言おうとすると、何かが女の子の来た路地から飛び出し、女の子を捕まえ、女の子を攫っていった
「追ってくる!」
「私も行くよ!」
札を手に取り、路地に走っていく
ぬえも路地に入ったところでを元に戻ってついてくる
三つに先が別れた槍を持っている
手遅れにならないように急ぎながら妖力を追う
「ちょっと遠すぎない?」
「能力持ちならこれも無理ないな。急ぐぞ」
低空で飛んでさらに速度を出す
妖力は京の外れまで続いていた
「嫌だ!離して!」
「とっとと食われろ!暴れるな!」
声が聞こえた
「ちょっ、ヤバくない?」
「えっと、角度オーケー。非殺傷オーケー。よし、殺るぞ」
「え、ちょっ」
「霊砲「マスタースパーク」!!」
マスタースパークを女の子に当たらないように撃つ
「あぎゃっ!?」
よし、ヒット
「……ひどい」
「死んでないからいいだろ。それとも、トワイライトスパークの方がよかったか?」
「あれは死ぬかと思ったよ。切実に」
「大丈夫だ。死んだ奴はいない」
「影で死んでそうで怖い」
そんな筈ないさ。そんな筈は……
なんか心配になってきた……今度ちゃんと思い出してみよう
で、女の子の所まで来た
「大丈夫か?」
「え?あ、はい」
「ほら、帰りな。もう目をつけられないようにな」
「あ、ありがとうございました!」
女の子は走ってその場をさった
さて、残るはあの妖怪だけか
「貴様!よくも俺の食事を!」
「お前なぁ……あの子食って退治されたいか?人食わなくていいんなら魚とか食えよ」
「確かに食わなくても済むけどなぁ……特に女子供の絶望に染まった顔を見るのが好きなんだよ!!」
「あ、駄目だこいつ」
ちょっと痛い目見てもらうか
別に俺の見てないところでやるのは勝手だが、見ちまったからには更生してもらうぜ?
「まずはそこの妖怪から……」
「あ゛?」
こいつぬえと自分の力の差を分かってないのか?
「……死なない程度に」
「ははは、コロース」
あ、ぬえも駄目だ。死にかけたところで止めてやるか
「俺の捕える程度の能力で捕えてやる!」
妖怪はぬえに向けてロープのようなものを伸ばしてくる
ぬえはそれをいい笑顔で切り捨てた後、そのまま突撃してにタックルを決め込む
そのままマウントをとり、零距離で弾幕を顔面に撃つ
「誰が誰を食うだって?ほらほら、何か言ってよ」
あかん、あの子ドSや
何も喋れない妖怪に向かって弾幕を撃つのを止めない
次第に妖怪が痙攣してきたため、無理矢理引っペがす
「ほら、もういいだろ」
「……まぁいいや」
取り敢えず妖怪はそっと埋めておいてぬえとともにその場を離れる
大丈夫。その内ゾンビのように這いでてくるから
「やりすぎ」
「いいじゃん。別に」
「命を大事に」
「はいはい」
「んじゃ、どっか行きますか」
「お~」
SDVXでルーミアのアピカ出ました。嬉しかったです
次回はUSC登場かな?