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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
月人編
6/84

妖精と暮らすとこんな感じ

今回は超日常パートです


ソル達と会ってから数日後、すっかり俺らは仲良しになっていた


ちなみに、ソル達の能力も完全に把握し、その能力は色々な場面で役にたってます


元気で活発なソル、天然のムーン、読書好きのスイ、何故か俺にベッタリなフウ、家事全般をやってくれるテン


最初こそはビクビクしてたが、翌日には元気にイタズラを仕掛けてきやがった


なぁに、子供だましな事さ


朝、目が覚めたら何故かテーブルの上に寝かされてたさ。腰がとてつもなく痛かったが


まぁ、妖精はイタズラをするのが普通だからな。元気が一「「「「「起きろぉーー!!!」」」」」


「何事じ……いだっ!?」


そして、朝である


あいつら、俺をテーブルの下に移動させて、大声で起こして飛び起きた俺の頭をテーブルの角にぶつけさせるとは……


こやつら、やりおる……


「「「「「いえーい!!」」」」」


朝から元気なのはいいが、せめて痛みが無いイタズラにしてくれ……


ハイタッチしてもいいからさ


「あ、もうご飯出来てるよ」


流石テン、やることが早い


いつも俺が起きたときにはご飯が出来ている


妖精と一緒に住むってのも楽しいものだな


等と思いながら、俺はじゃあ、皆で食べるかと言って、テンの皿運びの手伝いをする


ちなみに、食材は俺の情報を操作する程度の能力で生み出した物、もしくは外に生えてるものだ


それに、テンは俺の何倍も飯を作るのが上手だ


店出しても良いぐらいの腕は軽くある


まぁ、そんなこんなで皿を運び終わり、


『いただきま~す』


と、皆で言い、ご飯を食べていく


「こら、スイ。ご飯を食べながら本を読むな」

「えぇ~」

「えぇ~じゃない。また後で新しい本持ってきてやるから」

「は~い」


スイは家にある本(えーりんの部屋から貰ってきたもの)を読み始めて、最近は俺が持ってきた本の殆どはスイが取っていく


ちなみに、部屋の壁は本で一杯みたいだ


「おかわり!!」

「ソル、もうちょっと落ち着いて食べような?飯は逃げないって」

「美味しいからいいの!!」


と、またガツガツと食っていくソル


はぁ、子育てってこんな感じなのかね?


「フウ、せめて飯の時は離れてくれ」

「は~い」


フウはほんと、俺に引っ付いてくる


トイレに起きたときは、大抵フウが潜り込んでたりする


「そういえば、さっき、猪が家の中に侵入してたよ~」

「ムーン、そういうことは先に言え。そして、その猪は何処にいった」

「この料理の素材になったよ~」


……何気に強いんだよなぁ、ムーン


天然だが、かなり強い


ってか、猪って結構旨いな


まぁ、大抵こんな感じである


ちなみに、現在俺は刀を打っている


え?何でかって?


後々、使うかと思うから打っているんだよ


上回る程度の能力で地味に強化しながら


等と説明してる間に食事が終わったので


『ご馳走さま~』

「お粗末様でした」


まぁ、ここからは自由時間だ


ソルとムーンとフウは外に遊びに行って、スイは本を読んで、テンは家事をせっせとしてくれる


俺はえーりんの部屋に行くか、ソル達と遊ぶかスイと本を読むかテンの家事を手伝うかだな


刀は夜にこっそりとやっている


で、今日はえーりんの家に行く


スイにも約束しちまったしな


「じゃあ、『八意永琳の部屋、テレポート』」


最近は情報を操作する程度の能力を使ってテレポートしてえーりんの家に行っている


「よっす、えーりん」

「あら、暮羽。いらっしゃい」

「本貰いに来たぜ」

「好きなのを持っていきなさい」


で、えーりんの許可も得たし、早速貰っていこうか


えっと……これとこれとこれでいいか?


「どうせ核の炎で焼けちゃうんだし、全部持って行ったら?」

「それもそうだな。それと、最近、妖精と住んでるんだが、イタズラが酷くてな……」

「あら、妖精と?物好きね……いえ、ロリコン?」

「俺はノーマルだ。で、薬が欲しいんだが、あるか?」

「だったらこれを持っていきなさい。結構効くわよ?」


えっと……普通の塗り薬だな


で、ラベルには……


ん?


……ちっちゃいけど居た!!ヤゴコロだ!!


ヤゴコロ印の薬だ!!


「あら、ヤゴコロに気付いたの?」

「まぁな」

「それ、結構お気に入りなのよ。自信作の薬には大抵ヤゴコロを描いているわ」


マジでヤゴコロって存在したんだな……


「でも、見つかると色々と言われるからちっちゃく描いてるのよ」

「俺は結構好きだぜ?ヤゴコロ」

「そう言ってくれると嬉しいわ……で、貴方は月に付いてくるの?」


さて、そうきたか


まぁ、俺の答えは決まって


「NOだ。あいつらを置いては行けない」

「じゃあ、死を選ぶのね?」

「俺の能力で耐えきってやるよ」

「そういえば、あなたの能力って聞いてなかったわね」

「俺の能力は上回る程度の能力、情報を操作する程度の能力、浮く程度の能力、撃つ程度の能力だ」

「それなら大丈夫そうね。まぁ、取り合えず生きなさい」

「了解した。じゃあ、今日は帰るか」

「そう?またね」

「おう、またな」


えーりんと会うと大抵こんな会話が続く


んでもって、本棚ごとスイの部屋にテレポートして、


「ただいま」


ドスン!!と、本棚と共に着地する


「うわっ!?暮羽!?」

「本、貰ってきたぞ」

「あ、ほんとだ!!」


目をキラキラと輝かせて本を見るスイ


実は、話している最中にスイの好きそうな本を一つの本棚に纏めて一気にテレポートしてきたんだ


そのため、薬の作り方の書いてある本はこの本棚にはなく、情報操作で作ったスキマもどきに保存してある


しかし、ここまで喜ばれるとこっちも滅茶苦茶うれしい


そうだ、今度、えーりんに会う前にスイと一緒に町に行って本でも買ってくるか


金はえーりんに一度見せてもらったからそれを複製すればいい


え?犯罪?


気にすんな。バレなきゃ犯罪じゃねぇんだからさ


「これ、全部もらっていいの!?」

「おぅ、遠慮はするな」

「わぁ~」


さて、テンの家事を手伝うか


「ただいま、テン」

「あ、お帰りなさい」

「少し手伝うよ」

「じゃあ、そこを掃除してくれる?結構大変なのよ」

「OK。任せとけ」


俺はそこら辺から箒や塵取りを取ってきて掃除を始める


あと、ソル達はどうやら、現在百歳程らしい


まぁ、ようするに、合法ロリだ。こいつらは


あ、俺はロリコンじゃねぇぞ?


「テンが来てから掃除とかが大変じゃないから助かるよ」

「こっちも住みかがタダで貰えたんだから、これくらいはしないと、バチが当たっちゃうわ」

「そーゆーもんか?」

「そーゆーもんよ」


大抵、テンと話すとこんな感じだ


テンは家庭的だからな。こんな会話位しか俺は出来ん


<暮羽ー!!いるー!?


おっと、ソルとムーンとフウからの呼び出しだ


「わりぃ、後はやっておいてくれ」

「分かったわ。お昼になったらすぐに来なさいよ?」

「おっけー」


ドアを開けて外に出る


さて、ソル達は何処だ……?


「こっちこっちー!!」


ん?


お、いたいた


「ふやしおにやるから暮羽も参加して!」

「はいはい。飛行は?」

「無しだよ」

「OK。そしてフウは離れろ」

「ちぇっ」


そして、恒例の


『ジャンケン、ポン!!』


俺グー、ソル達はパー


俺一人かよ


「じゃあ、10数えたら追いかけてね!!」

「分かった」


いーち、にーぃ、


って、何であいつらは固まって移動してんだよ……


ごーぉ、ろーく、


まぁ、纏めて捕まえてやるか!


⑨、じゅーうっと!!


「おっしゃあ!!速攻で捕まえてや……るっ!?」


説明しよう


落とし穴があった


「しかし、所詮は妖精の落とし穴!!精々足が……つかねぇぇぇ!!!」


五メートル位ある!!


あいつら、短期間で何掘ってやがるんだ!!


「いだっ!?」


ガコン!!


いってて……登れるかな……って、ガコン?


「ガコンって何だ……って、岩なだれぇぇぇぇぇ!!?」


ちょっ、洒落にならん!!


あいつらは何を作ってやがんだ!!!


仕方がない、


「弾幕じゃぁぁぁぁ!!!」


はっはっは!!!


岩なんて苦でも無いわ!!!


「んでもって、ロッククライミングか……」


長い……くそっ!飛行さえ出来れば!!!


……………………


「よっしゃ!!這い出てやったぞ!!!」


早速捕まえてくれ「またかよぉぉぉぉ!!!」


そして、別の落とし穴に落ちる


~数分後~


「あいつら……殺しにかかってるだろ……あれ」


さて、どこにいやが「昼御飯よ~早く入りなさ~い!!」……


俺、あいつらのイタズラにハマっただけじゃん!!!


「ほら、暮羽!ご飯だよ!早くいこ!!」

「はいはい……」


妖精は元気でよろしい……


まぁ、そんなこんなで昼御飯を食べ終わると、


『zzzzz……』


俺とスイ以外は大抵お昼寝タイムに入ってしまう


フウなんて、俺に張り付いてきてるからね?起きられないからね?


「はぁ……動けぬ……スイ、ちょっと本を」

「すぅ……すぅ……」


寝ちまってるよ


……仕方がない


「俺も寝るか」


ちなみに、ソルの能力、陽を操る程度の能力のおかげで昼寝には最適の温度になっている


そして、フウの風を操る程度の能力のおかげでちょうどいい風が吹いている


こいつらの能力は、色々と便利すぎるのだ


テンは天気を教えてくれるから色々と事前に対処しやすいしな


まぁ、皆寝ちまったし、俺も寝るとしよう


それじゃあ、またな

次回辺りから戦闘シーンも取り込んでいきたいと思っています

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