表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
百励編其の二
51/84

娘は何歳になっても可愛い

ちょっと学校が忙しくて更新が遅くなりました

「香李ももういい歳だろうに。いい相手でも探したらどうだ?」

「まだ私はそういうのは考えられないかも……じゃ、境内のお掃除してくるね」


まぁ、香李もいい歳と言ったが、まだ十五歳だ


反抗期も来てないし、ちょっと遅れた分の反動とかが心配だ……


どうも、暮羽だ


旅を終えてから数年経ったが、一向に香李は男友達を紹介するとかしてくれない


孫の顔とか見てみたいんだけどな


あ、でも、孫におじいちゃんとか言われたら心折れそうかも


だって、外見は高校生だよ?


高校一年生だよ?


まぁ、心はじいさんだが


で、ここ数年、変わったことは、色々な妖怪がちらほらと顔を見せることが多くなった


どうやら、ここら辺一体は、妖怪と人間が共存できる楽園のような場所と噂が広まってるらしい


まぁ、鬼、河童、一部の天狗は里の人と共存してるしな


鬼は酒を渡す代わりに土木作業をしてくれ、河童は胡瓜キュウリを渡す代わりに里の設備を直す。天狗は面白そうな話や酒等、時と場合によるが、条件を天狗が飲めば、配達や運び屋等をしてくれる


そんな感じで、妖怪の山と人里はいい関係を築いている


だが、天狗の七割と一部の人はそれを良しと思っていない


まぁ、それは仕方がないだろう。俺も強制する訳じゃないからな


流石にまた天狗が進軍してきたらもうやるなと体で分からせてやるが


まぁ、あれだ。O☆HA☆NA☆SHIだ


人も妖怪に何かしたらそれなりにO☆HA☆NA☆SHIするが


喧嘩したら喧嘩両成敗


ルーミアはよく出掛けてはお土産持ってくる


萃香と姐さんはよく宴会に誘ってくる


ソル達はチルノ達とよく遊んでいる


だんだんチルノが話し方がバカっぽくなってるのは原作版チルノに近づいてきてるからか?


体や衣装はアドベントだが


で、俺は税とかについて悩んでいる


まぁ、俺も畑を作ってもいいんだが、里の人達がここまで良くしてもらってるんだから、税の一つや二つは貰ってくれと言われたものでな……


流石に多すぎると里の人達の生活に関わるし、少なすぎると里の人達が増やしてくれと言うだろうし……


今まで犯罪が無かったのも、犯罪行為に走る必要が無かったからでもあるし……


「やっほ~くれは~」

「萃香……お前な……」

「おさけのもうよ~」

「真っ昼間から酒飲んで酔っぱらって神社に来る奴が居るか!!!」

「あいたっ!!」


萃香の頭に拳骨を落とす


もうベロンベロンじゃねぇか


さては、昨日の夜からずっと飲んでたな


「悪いが、今は考え事してんだ。夜にしてくれ」

「え~……のもうよ~のもうよ~」

「さっき飲んだでしょ?」

「そ~だっけ?ならい~や」


萃香はフラフラと千鳥足で里の方へと向かった


頼むから里の人達巻き込んで宴会とか止めてくれよ?


たまに香李が巻き込まれてベロンベロンになって欲情して俺に向かってくるんだから


毎回娘に欲情される親の身にもなってくれ


「暮羽!!」

「なんだ?姐さん」

「姐さんは止してくれよ……それよりも!萃香は何処だ!!あいつ私の秘蔵の酒を一滴も残らず飲み干しやがったんだよ!!」


姐さんの手には逆さに持たれた瓢箪があった


側面に姐さんの名前と注意事項が書いてあることから、よっぽど楽しみにしてたんだろう


「人里だ」

「よし!捕まえてお仕置きしてやる!!」

「頼むから被害を出さないでくれよ?」

「分かっている!!」


あ、行っちまった……あ、萃香が吹っ飛んでる


速いな~


一瞬だよ


ってか、姐さん、三歩で着いたんじゃないのか?


あ、空飛んでた妖精に当たった。南無


あれ?よく見たらあの妖精、サニーミルクに似てる気が……気のせいか


あ、姐さんと萃香の空中での乱闘が始まった


こら、そこの妖精、二人を煽るな


おい、里の人達よ。あんたらも歓声上げずに止めてくれ


……もういいや。面倒


香李は行けー!とかそこだー!とか言っちゃってるし


あいつらを止めるのなんて只の体力の無駄遣いだ


……もうどうでもいいか


さて、飯でも作ろうかね


今日は……蕎麦にするか


~少年調理中~


うん、完成


さて、あとは……


「ムーン達を呼び戻して……」

「ほらほら、飲め飲め」

「そら、ぐいっと」

「もうのめましぇんよ~」


何故香李は萃香と姐さんに酒を飲まされている


いや、もうぐでんぐでんだし、


「なにしておる」

『うごっ!』


取り合えず二人の頭に拳骨を落とす


「何すんのさ~」

「それはお前らが香李に酒を飲ませてるからだ」

「いやぁ、暇だったからね」

「姐さん、何時も香李に酒を飲ませるなって言っておいたよな?」

「まぁまぁ。過ぎたことは仕方ない」


仕方ない。じゃねぇよ!!!


また発情されたら何とかするの俺なんだぞ!!


こいつ、軽く欲求不満気味なんだからさ!


早くいい男見つけてくれよ……


お父さん、心配だぞ……


「ほら、香李。もう寝ろ」


取り合えず香李をお姫様だっこする


お、結構背伸びたか?


「えへへ~」


完全に意識飛んでるな


おい、首に手を回すな


「はぁ……何歳になっても手のかかる娘だな」


その分、娘として可愛がれるしいいけどな


まぁ、未だに体に反して精神が幼いのはどうかと思うけどな


こいつに好意持ってるやつ、里に一人や二人居るんじゃないのか?


言ってみなさい。おっさん、怒らないから


恋人になったら祝福するから。ご利益マシマシにしてあげるから


あ、でも出来たら近場に住んでね。死んじゃうから


おっさんはね!?寂しいと死んじゃうんだよ!!?


さて、とっとと香李を寝かせて……


「一緒に寝る~」

「当て身」

「あふん」


寝かせてっと


「むぅ~」

「もっぱつ」

「あん」


寝かせて……


「良いでしょ~」

「寝れ」

「あいん」


よし、今度こそ寝たな


酔っぱらうと欲情してから無意識に夢想天生して抱き付いてくるから達悪い


才能の無駄遣いとは正に香李の事だな


あぁ、旅してた時の無邪気な香李が懐かしい……


いや、今も無邪気だが


さて、とっととあの二人を追っ払って


「うん、美味いね」

「流石神の作った蕎麦だね」


この時、反射的にトワイライトスパークを撃ったあとに霊力で作ったナイフで串刺しにした俺は何も悪くないと思う


あぁ、そのあと、テンがチルノ達と一緒に夜まで遊ぶから飯いらないって言ったのが不幸中の幸いだった


へ?馬鹿二人?山に向けて投げ飛ばしましたよ

学校に慣れたらまた投稿します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ