出来事は大抵予想もしないときに起きちゃったりする
今回で旅は終了です
中には『作者!何をするだァー!!許さん!!』と言う方もいるかもしれません
そんな方は感想欄で作者をボッコボッコのミンチにしてハンバーグにするような気持ちを込めて罵倒の言葉を書いてください
それでは、本編をどうぞ
さて、旅も終盤に入ろうかと言うところでこんな連絡が百励神社から来た……
『つい最近山に住み着いた妖怪達が神社に宣戦布告してきた』
と……
山ってあれだよな?
俺が転生初期にソル達と住んでたあれ
しかも、山に住み着いたって事は……もしかして、鬼、天狗、河童、覚の四種類が来たって事?
覚は古明地姉妹だろうけど
あれ?古明地姉妹ってこんな時期に生まれてたっけ?
そうなると、清く正しいブン屋は多分いない。そうなると、お値段異常さんも居ないだろうから……
居たとしても、鬼の四天王かな?
まぁ、俺の神社の付近は妖怪も妖精も来るもの拒まずだから、逆に妖怪や妖精に立ち向かえる戦力が無いと思われたのかな?
その前に、妖怪が山に住み着くのはせいぜい奈良か平安時代辺りだと思ってたのだが……思った以上に早かった
多分、八雲さんもまだ居ないと思うし……居ても妖怪に成り立て?
どっちにしても、神社付近が結構ヤバイって事は確かだな
多分、神社付近の今の戦力は諏訪子に神奈子、フウ、チルノ、大妖精にその他の妖精や妖怪って所だろう
大妖怪数匹なら何とかなるかもしれないが、鬼、天狗が大勢来るとなるとどうも五人じゃ対処出来ないかもしれない
河童は恐らく、人間には友好的だから、攻め混んだりはしないと思う
それに、鬼は一対一を好むから、下手すると里の力を持たない人間にも一対一の戦いを挑んで里が壊滅とかもあり得るかもしれない
さて、こんな状況になっちまった訳なので……
「旅は中断。今から神社に帰って里を守る」
これしか無いだろう
別に神子と絶対会わなくちゃいけないって訳でもないし、何千年か待てば自然と会える
自分の我が儘で助けれる人を助けれなかったなんて情けないにも程があるからな
で、そうなると……
「ルーミアはどうする?もう旅は中断するが」
「着いていくわ。一人は暇だもの」
「そうかい」
これでルーミアも着いてくることになった
もし、協力してくれるのなら、封印は解除だな
だって、ルーミアはもう人肉食えないし
食わないんじゃない。食えないんだ
罪袋のせいで
「よし、今から歩いてたんじゃ間に合わない。全速で飛んでいくぞ」
『了解!』
今から全速で飛んでいけば、一日位で着くだろう
俺の全力なら半日だろうけど、香李が飛ぶのにまだ慣れてないから香李の全速に合わせると、一日位になるわけだ
香李は霊力の量なら才能の塊と言っても可笑しくないが、それを扱う事は人と同じ苦労をしないといけない
香李が物心付いたと思われる時から飛行に霊力の扱いを徹底的に教えてきたが、いかんせん、まだ10歳程の子供だ。この歳で滅茶苦茶速くビュンビュン飛べたら正に天才だ
これを満たしたお方が原作にいるけど……
って事で妖怪達をどうするか、着くまでに決めておかないとな
お願いですので石や物だけは投げないでくださいお願いします