罪袋はなんやかんやで無敵
久々に更新です
バレンタインデーなんて無くなってしまえ!!!!
きゃっきゃきゃっきゃと目の前でソル達五人と香李と現地の妖精が遊んでいる様子をルーミアと共に眺める
どうも、暮羽だ
旅は少し中断し、現地の妖精達とソル達が遊ぶ様子を眺めている
「よくもまぁ、飽きないわね。あの子達」
「そうだな。まぁ、ソル達は精神は子供だし、香李も子供だからな。第一、香李の歳はまだ外で一日中遊んでいても可笑しくない年頃なんだからな」
「まぁ、そうよね」
今回の旅は豊聡耳神子に会いに行くのと同時に、チルノや大妖精、みすちー等の生まれた時期が不明な妖怪、妖精とも会えたらいいなと思い、始めたものである
もしかしたら、細かい設定を忘れてるだけかもしれないが
まぁ、今のところは一人も会ってないけどな
あと、ここら辺で陰陽師が妖精や妖怪を見境無く退治してるって聞いたのだが、フラグだろうか?
うん、フラグだな
「暮羽、何か食べ物頂戴。暇で仕方ないわ」
「スルメでいいか?」
「最近イカしか食べてない気がするわ」
「イカカワイイデス」
「おい」
「冗談だ。ほれ、干し肉」
懐から隠していた干し肉を取りだし、ルーミアに渡す。その際にスルメも出しておく
ちなみに、一週間ほど、朝昼夜と飯はイカだ
いやぁ、大量に釣り上げちまったから四次元で痛まないように保存してあるんだよ
四次元では物が痛まないことが先日、発見出来たからな
「まぁ、何で干してあるかは聞かないわ」
「長持ちするからだ」
干し肉とスルメを作ったのは俺の好みだからだ
イカカワイイデス
「うまうま」
「普通に焼いてから食べたかったわ。主に人肉」
「俺が近くにいる限り食べさせんぞ」
「死体の肉は?不味いけど案外いけるのよ」
「謝罪の気持ちをいっぱいにし、家族や親族に許可を得てからなら可」
「手厳しいわね」
「これでも神様だからな」
あ、ソル達が弾幕ごっこをし始めた
まぁ、結構楽しいしな
「ロリコンで変態でハーレム狙ってる最低な奴の肉は?」
「可。むしろ食え」
「おい神様」
「瞳の奥の秘密吸い込まれそうな~♪」
「歌って誤魔化すな」
神様だって嫌いなやつや人種位居るんだよ
そこは仕方無いだろうに
「まぁ、あそこにそれを絵に描いたような奴がいるんだけど?」
ルーミアが指を指した方を向くと、ソル達になんか声かけて、息使いが洗いやつがいた
「どう?」
「可」
「久々の人肉ぅぅ!!!!」
一瞬でルーミアは飛び立ち、闇を纏い、そいつを拐って茂みの中へと入っていった
死んだな。あれは
ってか、さっきのルーミア、かなりハイテンションだったな
あ、戻ってきた
「美味かったか?」
「……なんか食っても食っても肉が回復してって息あらげてハァハァ言い出して、気持ち悪かったから腹いせに血を殆ど吸ってきたわ……だけど、まだ生きてた……」
お、おぅ……
多分、回復する程度の能力とか持ってたんだろうな……
+ドM
救いようが無い
「相手が悪かった」
「あと、近寄って初めて分かったんだけど、何か褌一丁で頭に罪って書いてある袋を被った……」
「二度とそいつには関わってはいけない。いいな」
「えぇ。身をもって分かったわ」
まさか、罪袋がいるとは……
罪袋ならどれだけ補食されようが、生きてるに決まっている
これからは見つけたら即吹っ飛ばすようにしよう
「あ、また茂みから戻ってきた」
どれどれ……確かに罪袋だ
さっきは分からなかったが、あれは罪袋だ。野生の罪袋だ
って、
「増えたな」
「ちょっ」
二人、三人、四人……十人いる
「え?何あれ?新手の妖怪?」
「人間だ。幼女に罵倒され、弄られるのを快感に思える人間だ」
「怖いんだけど」
「ルーミア、捕食」
「嫌よ。近寄りたくない」
「いいから。じゃないとソル達が……」
「分かったわよ!!!行けばいいんでしょ!!!!」
ルーミアが闇を纏って突進していく
<幼女の素晴らしさを本当に分かってるのは僕等だけぇぇぇぇぇ!!!!!!
うわぁ……
あれは近寄りたくない
ってか、あれ転生者だろ。あいつら全部転生者だろ
リアル罪袋だろ
『いや、現地の人間だ』
バ神の声が聞こえる
マジでか……
「どうすればいいんだ?」
『現在、留守にしております。ピーっと……』
あ、逃げやがった
ってか、転生者じゃなかったのか……
あ、ルーミア帰ってきた
「お疲れ……って、うおっ!!?」
ルーミアは服はボロボロで軽く涙目で血塗れだった
「もう嫌……捕食中に犯そうと服を破いてくるし食っても食っても再生するし……ぐすっ」
「うん……大変だったな……」
泣いてるルーミアを抱きしめる
もう、あれと関わろうとしたら止めさせよう
って、罪袋が再生してこっち来た!!!?
「ひっ!」
「断罪「ジャッジメントスパーク」!!!」
その場のノリで作ったスペル(マスタースパーク)で罪袋共を一気に吹っ飛ばす
よし、完了
「も、もう嫌……来ないで……人肉いらないから……」
ルーミアが近くの木の側で体育座りで丸くなって座っている
かなりのトラウマになったんだな……
「暮羽……」
「何だ……ッ!!?」
ルーミアがこちらを涙目+上目遣いで見つめてくる
ヤバイ、可愛い。抱きしめたい
理性が崩壊しそう
「私を……抱いて……」
「ぐふっ!!?」
何かが俺の胸を突き抜ける(物理的な意味ではない)
くっそぉ!!!ヤバイ!!マジで理性が崩壊するぅ!!!
マジでキレる五秒前!!!MK5!!!
マークファイブ!!!
あれ?意味ちがくね?
「だだだだ、だが俺は……」
「駄目?」
「ごはぁ!!!」
余りの衝撃に吐血する(心のなかで)
これはヤバイ!!
理性が八割崩壊した!!!
性欲なんて捨てた筈なのに!!!
『いや、人間の三大欲求を捨てるなんて無理無理』
ですよねぇぇぇぇぇ!!!!!!
バ神、てめぇ、なんで俺が話しかけても返事を返さねぇんだよ!!!
畜生め!!!!
そうか、俺はただ、理性が凄かっただけなのか!!!
理性で全てを抑えてただけなのか!!!
だが、まだ二割の理性が残っている!!!
「だだだだだけど、さっき犯されそうになったばかりで……」
「暮羽なら……いいよ?」
あ、無理だ。こりゃ無理だ
プッツン
「だぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「きゃっ♡」
無理!!理性がゲシュタルト崩壊!!!
ここからは見せられないよ!!って事でさようなら!!!!
ムシャクシャしてやった。後悔も反省もしている
どうぞ、作者のハートを感想でボコボコにしてください