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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
旅路編其の二
44/84

風邪は移すと治るって聞くけど、それってほんと?

明けましてハッピーニューイヤーです

「ごほっごほ」

「熱は……あるな」

「ごめんなさい……お父さん……」


どうも、明けましてハッピーニューイヤー。暮羽だ


季節は冬になり、旅をしてる途中なのだが、香李が風邪を引いてしまった


「気にするな。飯はソル達が取ってきてくれるから、ゆっくり寝てろ」

「うん……」


やっぱり子供にこんな真冬の中を一日中歩かせるのは無理があったか……


これからは何とかして寝るところや歩いてる途中で暖をとって、暖まれるようにしておかなければな


うん、香李は寝たな


「回復力促進魔法っと」


自然回復を促進させる魔法をかける


あ、俺もほんの少しだが、治癒魔法が使える


まぁ、こんな時位しか使えないがな


「ソルとムーンは身体にいい果物や山菜を取りに行って、スイは薬草で薬を制作中、テンは料理中。人手が多いから俺も香李の側にいられる」


まぁ、熱は37度後半辺りだから、今日明日と休めばなんとかなるだろう


そういえば、あいつらが風邪ひいた時もこうやって側に居たっけな


「暮羽。薬、出来たよ」

「あ、そこに置いてくれるか?」

「分かったよ。じゃあ、ボクもソルとムーンと一緒に食べ物取ってくるね」

「あぁ。気を付けるんだぞ」

「は~い」


妖精って殆ど風邪ひかないよな


子供は風の子、元気の子っていうからか?


あいつらを子供って言っていいのか分からんが


俺はジジイだけどな


「暮羽。お昼、出来たわよ」


ん?今は11時……少し早めか


「テンか。ありがとう」

「香李の調子は?」

「まぁ、熱はそんなに高く無いから、今日明日とゆっくり休めば大丈夫だろう」

「よかった。じゃあ、私は香李のお昼を作ってくるわね」

「すまないな」

「そんな気にしないでもいいわ」


ちなみに、家事や料理の一通りは俺達全員出来る


まぁ、ソルとムーンは簡単な料理しか作れないけどな


「おっと、テンの料理、早めに食べておくか」


~青年食事中~


「ごちそうさまでした」


野菜onlyだったが、かなり旨かった


飽きが来ないな


「……俺も少し寝ておくか?」


多分、夜通し起きてると思うからな……


「じゃあ、おやすみっと」



「暮羽。香李のご飯……あれ?」


暮羽、香李の隣で寝ちゃってる……


そんなに眠かったのかしら?


「はぁ……布団をかけないと風邪引くわよ?」


しかし、こう見ると、本当の親子みたいね


血は繋がってないのに


「……おやすみなさい。二人とも」


さて、私も食材を探しに……は止めておくわ


妖怪が来ないように見張っておきましょう



「……ん?ふわぁ…………」


……夜か


寝過ぎたか?


ソル達は…………外でハンモックを作って寝てるみたいだな


「……もうちょっと寝てるか」


結界を張ってっと


じゃあ、おやすみ……


「ごほっ……」


あ、何かヤバイ予感が……



「あ、香李。復活?」

「うん!朝起きたらすっかり元通り!!」


よかったよかった


テン達も笑顔だし


……だけど…………


「色々とすまん……ごほっ」

「移されるって…………どうよ?」

「いや、マジですまん……げほっげほ」


暮羽が風邪を貰っちゃって……


はぁ、看護しますか


「スイ、今日は私と持ち場交代で。ムーンとテンはそのまま昨日と同じ。香李は移らないように気を付けておいて」

『は~い』


よし、頑張るぞ!!!

この時は、番外編のクロスが終わった辺りと思ってください

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