コンパスは軽く壊れやすい
更新です
ラーラーラ、ララーラー言葉に出来なーい♪
どうも、森の中からこんにちは、暮羽だ
早速、状況報告
「逝ってしまったわ……コンパスの理に導かれて……」
『いやいやいやいやいや!!!?』
はい、コンパスが逝きました
それは突然だったんです
ちょっと、手から滑り落ちた位で壊れるなんて思わなかったんです
あ、まだ磁石があった
「よし、こいつで……」
ラーラーラ、ララーラー言葉に出来ない♪(二度目)
「無理でした」
『ええぇぇぇぇぇぇ!!!?』
いやぁ、まさか全く機能しないとは思わなかったぜ
磁石が弱かったのかな?
全く動かねぇや
「お、お父さん!どうするの!?」
「大丈夫だ。空には太陽が……」
曇ってました
『…………』
「……野宿決定」
『はぁ……』
詰んだ
え?情報操作しろ?
馬鹿言うな。旅の醍醐味がなくなる
俺は旅の時は基本的に能力は使わん
「……よし、ここにテントを建てよう」
『おー!!』
テントと言っても、木の棒をそれっぽく組み上げてその上に布を被せるだけの簡単設計だけどな
これが丈夫なんだって
神力である程度は強化してあるし、なにより大黒柱としてオンバシラ(盗品)を使ってますから
え?大黒柱にオンバシラは太すぎ?
大丈夫だ。中で小さい女の子五人が不自由なく寝れるくらいの広さはある
ん?俺?
もちろん、そこら辺で雑魚寝、もしくは一晩中起きて周りを見てるかですよ
いやぁ、一晩オールしてから寝ると、物凄く気持ちいいんですよ?
まぁ、そんなことは置いておいて、テントが完成しました
「出来たー!!……でも、この中、狭すぎない?」
「大丈夫だ。俺が外で寝る」
『駄目。一緒に寝る』
あるぇ~?
「川の字になって寝れば大丈夫だって」
「川の字じゃなくて、川川になりそうだけどね」
あるぇ~?
俺、完全に外で寝るつもりだっただけどな~
まぁいいか。あいつらが別にいいって言ってるんだし
え?ロリコン?
大丈夫だ。性欲なんぞ、転生した直後に川に流した
さて……そろそろ辺りが暗くなってきたな……
よし、適当に薪を置いて、風を遮るようにしてっと……
「スイ、火を頼む」
「あいあいさー」
スイがパチンと指を鳴らすと共に薪に火が灯る
やっぱり魔法って便利だな
ちなみに、スイが使える魔法の属性は水だそうだ
だが、ご覧の通り、火を灯すことは出来るのだが、それまでしか出来ないらしい
「さて、じゃあ、飯にするか」
『わーい!!』
……さて、そこら辺に川ってあったかな?
情報操作で確認っと……
「……あ、川発見っと」
早速ら情報操作でテレポートする
よし、じゃあ、早速
「Let's fishing time!! Yahooooooo!!!」
……すみません、自重します
ちなみに、エサはミミズだ
あ、さっきの叫びで魚がかなり逃げてる
「まぁいいか。ごゆるりと待とう」
そして、待つこと数分……
「zzzzzzz…………んごっ!?」
ん!?来たか!!?
「よっしゃい!!晩飯ゲットォ!!」
これでボウズだけは避けられた
ん?寝てただろって?
いや、寝ていませんよ?
意識が一旦離脱していただけです
「このまま後五匹……頑張りますか」
ちなみに、あいつらはテント付近で遊んでいる
自衛の武器も持っているから心配は無い
そして、一時間ほど経過
「よし、六匹目っとぉ」
何とか陽が暮れる前に釣ることが出来た
さて、帰りますか
「『テレポート開始』」
そして、一瞬で帰還
「帰ってきたぞー」
『わーい』
よし、早速、
「調理開始だ」
「あれ?包丁は?」
「これだ」
俺は腰に刺してある羽桜刀を抜刀する
「違う!それは確かに包丁だけど、どっちかと言うと人斬り包丁!!」
最近は腰に棒系の物が刺さってないと落ち着かなくてな
外出以外は大抵木刀を携帯している
「よし、早速内蔵を取るか」
キング○リムゾン!!!
「下準備完了」
「あれ?時間が飛んだ気が……」
「気のせいだ」
んでもって、次は塩をかけて……焼くか
「キングクリムゾ○!!」
『!?』
よし、完成だ
「さて、食べるか」
『はっ!?いつの間にか手に焼き魚が!!?』
それじゃあ早速
「いただきま~す」
『い、いただきま~す』
波乱に満ちた旅になりそうだ……
ってか、神子に会えるかな……
そろそろ番外編を投稿します
出来ることなら超電磁砲とリリカルなのはを同時進行させます
今のところは超電磁砲に専念します