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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
百励編
35/84

暮羽は静かに暮らしたい

反省はしていない。後悔もしていない(キリッ

「じゃあ、この村を防衛できたって事で」

『かんぱ~い!!』


どうも、飲み会の中からこんばんわ、暮羽だ


現在酒を飲もうとしている所だ


あ、もちろん、五妖精の飲み物は俺が作ったオレンジジュースだ


あいつらに酒を飲ませたら俺に残ってるのは腹パンしか残ってない


「こんなに大勢でお酒を飲むのは初めてです」

「酒は飲む人数が多い程旨いもんだ」

「そうなんですか?」

「霊陽さんに夫が出来たらまた賑やかになるぞ?」

「えぇ!?」

「何だ?村の中に気になる男はいないのか?」

「いることにはいるんですけど……」

「早めに自分の気持ちを伝えた方がいいぞ?」

「は……はい…………鈍感なんですね」


顔が真っ赤になってるように見えるが、気のせいだろ


それに、最後に言ったのは何だったんだ?


聞こえなかったんだが


ま、気にしない気にしない


「まぁ、今日は飲め飲め!!」

「は、はい!」



「あの二人、何かいい雰囲気……」

「む~……」


もうちょっと、もうちょっと暮羽と霊陽さんが酔ってくれたら、あの薬を……


もう効き目は分かってるし、丁度良いことに、粉状だから、気付かれにくいし……


ふふふ……


「何かスイが不気味」

「気のせいよ。ソル」



「霊陽さんって、結構お酒に強いんだな」

「まぁまぁって所ですよ」


顔は真っ赤だが大丈夫だろうか……


そろそろ寝かせた方がいいか?


「暮羽、霊陽さん」

「ん?スイか。何だ?」

「はい、これ」


ん?オレンジジュースか


「ありがとな」

「大丈夫……ふふふ」


何だ?急に笑いだして……


黒歴史でも作るつもりか?


「はい、霊陽さんにも」

「あ、ありがとうございます」


結構気が利くんだな


お父さん、そんな優しい子をもって嬉しいです


「オレンジジュースを飲むのも久しぶりだな……」

「……ふぁ…………あれ?急に……眠……た…………く……………………すぅ……すぅ……」


あ、霊陽さん寝ちまった


しょうがない、オレンジジュースを一気に飲んでっと


「今だ!!」

「うおう!?」


ス、スイ!?


魔力の糸で手と足を縛られた!?


「スイ?」

「ふふふ、これでようやく……ふふふ」


あ、駄目だ


逃げよう


「サラダバーー!!……あれ?」


おいおい、何で次元を開けないんだ?


「くそ、こうなったら…………あり?」


情報操作まで使えない?


「あの薬の本を書いた人って凄いね」

「えっと……スイさん?」

「能力を一時的に使えなくする薬とか、即効性の眠り薬とか」

「………………は?」


ヤバイ、何故だか貞操の危機を感じるぜ


「ちょっと、スイ!何してるの!?」

「いや、あまりにも暮羽が鈍いから、こっちからガンガン行こうと思ってね」

『…………あ、そういうこと』


な、何を納得してるんだ?あいつらは


それに、俺が鈍いって何だ?


それに、ガンガン行こうって……


「うん、もう色んな過程をすっ飛ばして肉体関係を持っちゃえばこっちのものだし」


……はい?


肉体関係?


肉体関係→【キ○グクリムゾン!!】→【見せられないよ!!】…………


「に、逃げろ!!芋虫の様に!!迅速に!!!」

「逃がさないよ?」

「ギャン!?」


あ、駄目だ。逃げられない


魔力の糸の先がスイに握られてる


「いや、落ち着こう。な?俺の童○なんて放っておけばいいんだよ」

「だったらボクが暮羽の○貞を貰うから」


はい、大ピンチ


内心落ち着いてるように見えるけど、本当は物凄く焦ってるよ?


まさかの貞操のピンチだよ?


「そ、そうだ!!ソル!ムーン!フウ!テン!助けて……」

『私達もスイと同じ気持ち』

「ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!!」

「だから、逃がさないって」

「HA☆NA☆SE!!迅速に!!今すぐに!!」

「嫌だ」

「お願い!!離して!!ロリコン扱いされたくない!!」

「ろりこんって何か分からないけどとにかく嫌だ」


離せ!!離せ!!頼む!!離してくれ!!


だ、だれか救世主は……


「霊陽さん!!」

「くぅ……くぅ……」


……詰んだ?


いや、まだだ。まだ手は残っている筈だ!!


………………居るじゃないか


打破してくれるかは運しだいだが、協力してくれれば、一撃でこの状況を打破できる!!


「観念した?じゃあ……」

「Help me, ERINNNNNNNNNNNNN!!!!!!」


頼む!!協力してくれ!!


「…………あれ?」

「何がしたかったのか分からなかったけど……ふふふ、じゃあ……」


ドゴーン!!!


パリーン!!!!


ハッ!天井から試験管付きの矢が!!!


よっしゃあ!!!ありがとう!!えーりん!!!


「……あれ?矢の側面に字が……」


どれどれ……


『無理。男なんでしょ?自力で何とかしなさいby永琳』


…………\(^o^)/


「………………」


読者の皆様、どうか、私をロリコン扱いしないでください


それだけが、私の望みです


「じゃあ……楽しもう?」

「………………………………」

























「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」





















あれ?何か、体に変な感覚が……


これは、もしかして


「あばよ!!とっつぁん!!!」

「あっ!!逃げた!!!」


ハハハハハ!!能力が使えるようになっていたぜ!!!


どうにか襲われる直前に逃げ出せたぜ!!!


「でも、魔力糸が有る限り!!」

「『魔力糸情報連結解除』」

「嘘ぉ!!!?」


勝った!!!第三部完!!!


「……多分、あの試験管の中がワクチンみたいなやつだったんだろうな」


ありがとうえーりん……


今度会ったら土下座します


……だが、あいつらとの関係、少しは改めないと…………


どうやら、無意識の内にフラグを建てていたみたいだな……


多分、スイに襲われた後にはソル達にも襲われてただろうし……


では、今回はここら辺で、さよなら、さよなら、さよなら



「全く、暮羽も困ったものね」

「えっと、八意様?さっき、何やら急いで薬を調合してたみたいですが」

「……ふふ、ちょっとした友人への贈り物よ」


全く、月から矢を寸分狂わず射るのも大変なのよ?

途中結果


魔法少女リリカルなのは 1票

Fate/stay night 1票

とある科学の超電磁砲 2票


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