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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
守矢編
28/84

雪掻き程体力を使うものはない

更新です

さてさて、諏訪大戦から数ヵ月、またまた冬とご対面した守矢神社だ


どうも、寒い中からおはようございます……とでも言うとでも思ったか!


おはようございます、暮羽だ


さて、滅茶苦茶寒いこの日、一年振りの大雪が降った


「ほら!そこ!怠けないで雪掻き!」

「お、おう!」


俺と諏訪子、神奈子、速鬼は雪掻きをしていた


いや、寒いって


「はぁ、諏訪子は毎年こんなことをしてたのかい?」

「勿論!ほら、手を休めないで!」

「まぁ、頑張れ。この雪掻きが終わったあとのあっつい酒ってのが滅茶苦茶旨いんだよ」

「あぁ。雪が降った日の楽しみは夜に疲れを癒してくれるあったかい酒位だ」

「……いつもは民が勝手にやってくれたからねぇ……こんなのも悪くないか」

「ほら、夜まで頑張ろうぜ。疲れたあとの酒は最高だぞ?」


駄弁りながらも手は休めない


だが、冷たいものは冷たい


あ、スイを抜いた妖精達が走り回っている


元気で何よりだ


ちなみに、スイは部屋の中で読書中


あと、スイが魔力の扱いに慣れたらしく、魔力で作った炎で暖をとっていた


まぁ、火事にならないなら、無理に止めはしないけどな


だが、ダラダラしだしてそれが止まらないようならちゃんと外で遊ばせるぞ?


……俺も魔法使えるようになろうかな…………


いや、神力と霊力で十分か


神力なら壊れたものもある程度は直せるし、攻撃や弾幕は霊力を使えばいい


あと、余談だが、スイの能力が水分を操る程度の能力から水を操る程度の能力にランクアップしていた


多分、魔力をてにいれた影響だろうか?


そのおかげか、スイの魔法の色は青色だった


パチュリーやアリス、魔理沙の様にそれぞれの魔力によって、魔力弾の色などは変わるらしいからな


パチュリーやアリスは言わずがな、魔理沙は……何色なんだ?


恋色って事は分かるんだが


「暮羽!手が止まってる!!」

「おっと、いけねぇ」


ま、そんなところだ


あいつらが明らかに妖精って種族の枠を外れてるのはつっこまないでくれ


「……ん?もう陽が沈むな…………」

「じゃあ、今日はもう止めようか。テンの天気予報だと、明日も降るみたいだから、頑張ろっか」


明日もか……


で、五妖精も疲れて爆睡している時間帯になった


「じゃあ、今日はお疲れ様って事で」

『乾杯!』


……うん、やっぱり旨い!


「疲れがとれるねぇ」

「おっ、この酒は美味しいな」

「貰い物だが、酒なら大量にあるぜ!」

「暮羽、あんた、どれだけ酒を貰ってるんだい?」

「えっと……大量に」

「あんたの能力といい、滅茶苦茶だねぇ」


まぁ、幻想郷が出来てからもそうだが、五つも能力を所持している奴なんて居ないからな


神奈子と諏訪子も一つずつなのにな


まぁ、そんなこと考えるよりも……酒だ!酒!!


「あ、ミシャクジ様が料理持ってきたよ~」


諏訪子の視線の先を見ると、ミシャクジ様が器用に頭の上にお盆を乗せて来ている


「ありがとね」

「何か、大和の神社よりもここの神社の方が住みやすいよ」

「諏訪子がいるからじゃないか?」

「まぁ、こんなにお気楽な神が二人もいるからだと私は思ってるけどね」

「俺と諏訪子の事か?」

「ご名答」


あ~……そろそろ霊陽さんが心配してるころかな……


百励神社にそろそろ帰らないと……


まぁ、そんなことは後で考えるとしよう


「ん?この酒、度が強いな」


まぁ、度が強い酒ほど旨いんだけどな


「まぁ、明日も頑張ろっか」

「そうだな」


そんな感じで夜は更けていった


では、今回はここらへんで、ばいにー

次回もよろしくお願いします

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