花見は楽しいけど……
はい、更新です
「花見をしよう!!」
と、諏訪子が言ったのは昨日
そして、その翌日……つまり今日にはもう花見は始まっていた
あ、どうも、桜の下からこんにちは。暮羽だ
まぁ、そんな感じで現在、俺達は花見をしている
とは言っても、神社内にある桜の下で酒を飲んだりするだけだがな
で、花見が始まってから二時間ほど経過したんだが、五妖精+諏訪子が完全に出来上がっていた
「今日は出来上がるのが早かったな」
「あぁ。それに、気のせいかもしれないが、少し酒が強い気がする」
確かに少し強いな
だが、飲めないほどでもないな
「しっかし、まだ陽が落ちてないし……このあとどうなるだろうな」
「取り合えず、俺と暮羽とミシャクジ様の三人で夜まで飲み続けることになりそうだ」
「はは、違いねぇ」
今日は五妖精に腹パンされないようにしないとな
「うん、料理もうまい」
「はは、これは酒も進むってことだ」
まぁ、二人で駄弁りながら酒を飲む
そして五妖精と諏訪子が大変なことをしないように見守っておく
「春告精を見かけてから春っぽくなったよな~」
「あぁ。春告精が来たら花見の時期だからな」
前世だと花見なんてしてなかったからな
こんなにのんびりと駄弁りながら桜を見て酒を飲むなんて夢のまた夢あたりに位置してたからな
いや、友達は居たぞ?
ロリコンの友達と熟女好きの友達と……あれ?ロクな奴がいない
「どうした?いきなり泣き出して」
「いや、ちょっとな……」
俺は至ってノーマルなんだけどなぁ
「で、駄弁っている内にあいつらがこっちに歩いてきてるぞ?」
あ、やべ
「ね~え、くれは~」
はい、右手がグーになってますね
「えいっ!」
「やらせん」
速鬼が止めに入ってくれた
さっすが鬼だ
「眠ってて~」
「ふぐぅ!?」
あ、速鬼が気絶した……
多分、諏訪子に気絶する程度に祟られたんだろう
はい、俺が気絶させられるフラグがたった所で
「逃げるんだ……」
『させない!』
はい、二人がかりで羽交い締めにされました
「はは……Good night……」
「ふん!」
「あしたはれのひ、けのきのう!? 」
はい、俺の意識は奪われました
…………ハッ!?
「……夜かよ…………」
全く、こいつらに酒を飲ませるのは止めよう……
「速鬼~大丈夫か~?」
「……動けないがな」
「俺もこいつらの枕にされて動けねぇや……」
結論、酒は怖い
それでは、また次回
さよなら、さよなら、さよなら
次回あたりで諏訪大戦です