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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
守矢編
24/84

酒はうまいが二日酔いは怖い

更新です~

守矢の中からおはようございます、こんにちは、こんばんは。暮羽だ


現在の季節は冬だ


諏訪子と速鬼は徐々に衣替えをしていったが、五妖精だけは急に服が冬物に代わった


いや、昔からだったけどね?


あ、挿絵はないぞ?


こうも寒いと布団から出たくないんだが、最近は浮く程度の能力で寒さから浮くことにより、自分だけを暑くもなく、寒くもない、丁度いい感じの気温にしている


さてさて、最近変わったことなんだが、


「おい、兄ちゃん」

「どうかしましたか?」

「どうやら、近い内に大和の国がここを侵略しに来るみたいだぜ?」


はい、ガ○キャノンがここに目星を付けました


まぁ、俺は諏訪大戦を見てるだけにしようと決心してるのだが、百励神社の方をどうしようかと思っている


もし、ガンキ○ノンが百励神社に攻めてきたらガンキャノ○と敵対することになるから嫌なんだよなぁ……


まぁ、そんなことはないと思うが


取り合えず、俺は当日、分社を守っているだけにしようかと思っている


そして現在、ソル達の武器を制作中だ


とは言っても、まだスイの武器しかアイデアが練れてないんだけどな


そして、もうひとつ


最近、ここの近くでルーミアの情報を耳にした


しかも、EXルーミアだ


最近、大剣を持った変な格好をした金髪の女が村の周りをうろうろしてるって村人が言ってたんだ


別に退治してもいいんだが、村の中には入ってこないため、放っておくことにした


もし、被害があったらO☆HA☆NA☆SHIをするつもりだ


そんな二つの恐怖で村の中は結構落ち着きが無かった


「まぁ、兄ちゃんも気を付けな」

「はい、わざわざありがとうございます」


さて、テンの能力でいつ雪が降るか、いつ晴れるかとかは簡単に分かるから翌日の予定は大体組めるんだが、どうにも、最近はやることが無い


やることって言ったら、分社と守矢神社の掃除位だしな


おっと、そろそろ暗くなってきたな


確か、今日の夜から大雪だったか?


じゃあ、とっとと帰るとするか


まぁ、その日は特になにもしないで寝たが……


その翌日、朝は驚くほど冷え込み、雪もちらほらと降っていた


そんな中、


「わぁ!雪が積もってる!」


先日の雪で一面が真っ白に染まっていた


いやぁ、前世では殆ど見られない光景だよなぁ


「ちょっと、暮羽!雪かき手伝って!神社が潰れる!!」

「わ、分かった!」


ソル達は呑気に雪合戦とか雪だるまとか作っているが、俺と速鬼と諏訪子は屋根に上って雪かきだ


「さむっ!」

「つめてぇ!」

「ふん!!」


大人達には、雪はただの迷惑でしかないのさ


「流石に手だと冷たいねぇ……」

「なら、こいつを使うか『木製シャベル、三本製造開始』」


情報操作でポンっとシャベルを生み出す


「こいつなら少しは楽だ。ほら、速鬼も」

「おぉ!これははかどる!」

「確かに、楽だな」


この時代、シャベルなんて無いからなぁ……


周りの民家を見ると、あちこちで雪かきをしている人がいる


子供は走り回っている


まぁ、子供は風の子、元気の子だからな


「あ~!掻いても掻いても降ってくるから一向に終わらない~!」

「暮羽~雪落として~」

「はいよっと」


北海道とか白川郷とかの人って、こんな気持ちなのかな……


「しかも、テンの予報によると、明日もずっと雪みたいだぞ?」

「うえぇ……」


スイなんて、寒すぎて布団を被って本読んでるからな……


しかも、えーりんから貰った本の中に、何故か魔導書(初心者入門編)が混ざってたらしく、最近はそれを見て魔法を使えるようになろうと必死だからな


まだ魔力は雀の涙程度しか無かったけど


「だが、こういう労働をしたあとの熱い酒ってのは最高だぞっ!」

「じゃあ、今夜は飲んじゃおっかっと!」

「賛成だっと!」


この時代の娯楽って、子供は外遊び、大人は酒だもんな


酒は人妖神の共通の娯楽だからな


ほんと、酒って凄い


そんでもって、一日中雪掻きをしたその夜、五妖精が寝た時間帯


「そんじゃあ、今日一日、お疲れさまってことで」

『乾杯!』


少しずつだが、酒を飲んでいく


うん、体の芯から温まるぜ~


「いやぁ~なんか、格別だねぇ」

「諏訪子様、途中で暮羽を枕にして寝るのは止してくださいよ?」

「むぅ、分かってるよ~」


そのほっぺたを膨らまして怒るのは子供っぽいぞ?諏訪子


「そういえば、今までは誰が雪掻きをやってたんだ?」

「主に俺、殆ど積もってないときに諏訪子様だ」

「いやぁ、今年は雪がたくさん積もったから、速鬼だけだとキツいかな~って思ってね」

「まぁ、そりゃあな」

「だが、その日の夜に飲む酒は最高だったさ」

「はは、違いねぇ」


流石に酒だけだと何か物足りないな……


チーカマとかお摘まみが……あ、


「ちょっと席を外すぞ?」

「わかった~」


さて、外に出てっと……


うおっ!?さみぃ!?


情報操作で火をおこして……


「はぁ、温かい……」


で、その上に情報操作で作ったフライパンをセットして、油を引いてっと


「その上にキャベツとレタス、人参、玉ねぎをドーン!」


暫く炒めて……塩コショウで味付けして……完成!


「滅茶苦茶シンプルだが、野菜炒めの完成~」


さて、情報操作で後片付けをしてっと


「ただいま~」

「おかえり……お?何かいいにおい」

「これ作ってたんだよ」


机の上に野菜炒めを出す


「お、美味しそうだね」

「酒と一緒に食うとうまいぞ?」

「どれどれ……お!これは酒に合うね~」


諏訪子と速鬼がパクパクと野菜炒めを食っていく……あ、俺の分ねぇかも


まぁ、最悪火であぶって塩コショウかける位で完成させるつもりだったんだけどな


「いやぁ、酒が進むね~」

「うん、うまい」

「もっと食え。俺もうまいって言いながら食ってもらえると凄く嬉しいから」


その日は深夜まで俺達は飲みまくった


その結果……


「頭いたい~……」

「二日酔い辛い……」

「お前ら……俺一人に任せるのかよ……」


俺と諏訪子は二日酔い、速鬼だけが雪掻きに行った


…………チーカマとかチーズとか用意しておくか。色々と世界のバランスが崩れそうだが……

はい、ほのぼの日常パートでした


あと一、二話で守矢編の日常パートは終わりです


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