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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
守矢編
23/84

せめて結界は張れないとね

更新です~


ソル達の武器の案が大分決まってきました~

どうも、最近になっていきなり神力が増えて不思議に思っている暮羽だ


俺は現在、とある神社に来ている


とある神社と言っても、いつの間にか村の中に建てられていた神社だが……


「……分社?」


神様も居ないし、結構簡単な造りだし……分社か?


そうなると、守矢神社の分社しかないよなぁ……


だけど、村の中にわざわざ分社を造る必要なんてあったのか?


神力だって変わらないと思うが……


今は諏訪大戦前だから、神奈子のための分社だっていらないよな……


「あ、暮羽。この分社に気付いた?」


あ、諏訪子か


「しかし、この分社は何なんだ?」

「百励神社の分社だよ」

「そうか。百励神社の…………はい?」


いま何て言った?


百励神社の分社?


「えっ、いや、何でぇ!?」

「まぁ、神力は多い方が良いでしょ?」

「確かにそうだが……諏訪子の神力が減るんじゃないのか?」

「まぁ、私と暮羽の両方を信仰してくれてる人も居るみたいだし、心配ないでしょ」


え?


それってありなの?


大丈夫なの?


「って、最近神力が増えていたのはそのせいか!」

「そうだよ」


……まぁ、神力は全くと言って良いほど使ってないからあっても無くても変わらないんだが……


俺は霊力弾しか使ってないからなぁ……


「中は物凄く質素だけどね」

「別にいいさ。ありがとな」

「へへ、どういたしまして」


何故か帽子で顔を隠される


しかし、幻想郷に諏訪子が来たとき、この分社はどうなるんだ?


……取り合えず、今度情報操作で補強しておくか


「あ、そうだ。中に神器を置いていったら?」

「何故?」

「え?知らないの?分社に自分の力と同じぐらいの力を持っている神器を分社に置いたら分社と本殿を転移出来るようになるんだよ?」


……マジでか…………


知らなかった……


「それを置いたら十分過ぎるよ?」


俺の羽桜刀を指して言う


「いや、これは俺の相棒だ。これからも使っていくからな」

「そうなの?そうなると……探してくるしか無いね……」


そうなるのか……


…………あ、そういえば、


「こいつならどうだ?」


収納用次元から昔窃とげふんげふん……ラーニングしてきた土器を取り出す


部屋に飾るスペースが無いからしまってたんだよなぁ……


「……うん、これなら大丈夫そうだね」


持ってきてよかった縄文土器


「じゃあ、分社に入ろっか……って言っても、まだ形だけだけどね」

「だけど、入るところを見られないか?」

「まぁ、神力を出して気配を完全に消せば大丈夫だよ」

「そうか」


取り合えず、神力を放出し、情報操作で完全に気配を消す


「じゃあ、入ろっか」


分社の中に入る


中はそこまで広くは無く、家具等も無かった


「ごめんね、家具とかおけなくて」

「いや、いいさ。で、これをどうすればいいんだ?」

「それに分霊を宿して」

「分霊?」

「自分の力みたいなものだよ」


縄文土器に自分の神力が宿るように力をこめる


そしたら、縄文土器が少し神力を持つようになった


「これを置いて結界を張れば完了」


じゃあ、置いてっと…………


「どしたの?」


……あ、そうだった…………


「俺、結界張れないんだった……」

「はぁぁ!?」


少しでも練習しておけばよかった……


「全く……ここは私が張っておくよ。帰ったら修行ね?」

「オーッ!ノーッ!俺の嫌いな言葉は一番が「努力」で二番目が「ガンバル」な……」

「祟るよ?」

「すいませんでした。諏訪子様」

「はぁ……異常なほど霊力持ってて、さらに神のくせに結界すら張れない神なんて聞いたこと無いよ……」


滅茶苦茶ブツブツと文句言われてる……


だけど、そんな事を言いながらかなり頑丈な結界を張ってくれるケロちゃんって素敵


百励の神として、少しは陰陽術とか習ってこれからの巫女さん達に修行してやった方がいいのかな……


あ、結界の効果を持つ弾幕を撃てば良かったじゃん……


二重結界や四重結界とかそんな部類の


「はい、完了」

「ありがとな」

「さて、とっとと修行に行くよ?」

「え?いまからっスか」

「思い立ったが吉。ばっちりと修行してあげるよ」

「で、でも……明日から……」

「祟るよ?」

「是非行かせていただきます」


祟り神には勝てない……


祟られたら嫌だ……


さて、それでは、さよなら、さよなら、さよなら

あと数話で守矢編も終わりです



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