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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
守矢編
22/84

ロリコンは死滅しない

世の中にはロリコンって多いですよね


それでは、本編スタートです

「おらぁ!!」

「うわぁっ!?」


っしゃぁ!!


次だ次ぃ!!


あ、どうも、暮羽だ


現在、村でやっていた腕相撲トーナメントで改心劇中だ


「おぉ、凄いぞ!あの兄ちゃん!」


そりゃあ、現人神ですもの


「頑張れ!暮羽!」

「よっしゃあ!やっちゃえ!暮羽!!」

「そのまま優勝だ!!」


ソル達も応援してくれてるし……


これは優勝しかない!!


「次は誰だぁ!」

「俺だ」


そいつは、額に一本の角があって……


「って、速鬼かよ!!」

「まぁ、いいではないか」


……まぁ、こんな形の再戦もいいかもな


「よし、じゃあ、」

「尋常に……」


速鬼の手を掴んだ所で審判が手を抑え、準備をする


その瞬間に上回る程度の能力で前回勝負したときと同じ位まで体を強化する


『勝負!!』

「始め!!」

「おらぁ!!」

「ふんぬ!!」


力をいれた瞬間、台にしていた岩がボコリと肘の形に凹む


『おおおおおおお!!!!』

「ぐぬぬぬ……」

「おぉぉぉぉ……」


速鬼のやつ、前回より腕力やその他諸々が上がってやがる……


「相変わらず…………強いな……暮羽…………」

「そっちも…………腕を上げたな…………」


腕の大事な血管がプッツンと切れそうだが……負けられん!!


男と男と真剣勝負だ!!





「頑張れ~暮羽~!」


やっほ~フウだよ~


今、暮羽と速鬼さんが腕相撲をやり始めて何分もたつけど、二人の腕は全く動いてないよ


「いい加減…………諦めたらどうだ?」

「そっちこそ…………な!」


二人とも凄いな~


周りの声援も凄いや


「暮羽と速鬼さん、どっちも凄いね」

「うん。全くの互角だもん」

「明日まで続いちゃうかな?」

「明日までは無いでしょ」

「でも、少しずつ、速鬼さんが押してるよ?」


あ、ほんとだ


ちょっとずつ……ちょっとずつだけど速鬼さんが押している


「ふふふ……このままだと負けるぞ?」

「へっ、だったら、これでどうだ!!」


暮羽がいきなりリードし始めた!


「何だと!?」


やっぱり暮羽は凄いや!


「暮羽はやっぱり…………あれ?」


何で四人ともいないの?


「ソル?ムーン?スイ?テン?何処?」


どこいっちゃったんだろ……


「一回諏訪大社に戻って……」

「ふん!」

「うっ……!?」


いきなり首を叩かれて…………あれ?急に意識が……




「これで……フィナーレだ!!」

「ぐおぉ!?」


一気に速鬼の腕を台に押し付ける


「よっしゃぁ!!!」

「くそっ……負けたか……」

『おおおおおおお!!!!』


あぶねぇ……


途中で腕をこっちに有利な体制に持ってこなかったら負けてた……


「ソル!ムーン!スイ!フウ!テン!勝ったぞ……あれ?」


さっきまで居たところに居ない?


「では、次の……」

「ちょっと待ってくれ」

「なんだ?」

「さっきまであそこに居た幼……女の子を知らないか?」


俺は見てなかったから、周りに聞くのが一番だな


「あ~あの子達なら、誰かにおぶられて行ったぞ?」

「……は?」


誰かにおぶられた?


それで、何処かに行った?


「親だと思うけどね……って、暮羽さん!?何処に……」

「悪い!俺は棄権って事にしておいてくれ!!」

「えっ?」


くそっ、何で気が付けなかった!!


もし、幼女に興奮する変態野郎が誘拐していったなら、早く見つけねぇと!!


(自主規制)や(ピー)や(禁則事項です♪)や(見せられないよ!)をされてからじゃもう遅い!!


「ソル!ムーン!スイ!フウ!テン!何処だ!!」


くそっ、手掛かりすら無い状態だと目星すら付けられない!!


くっそぉぉぉぉぉ!!!




「…………んな……らなら……く売れ……ぜ」


……あれ?誰かの声が聞こえる…………


取り合えず目を開けてみよう……


「…………!?」


こ、ここどこ!?


に、逃げないと!!


「ッ!ッ!!」


腕も足も縛られてる!?


それに、横にソルとムーンとスイとテンもいる!


「ンー!!ンー!!!」


さ、猿ぐつわ!?


ど、どうしよう!逃げられない!!


「お?目が覚めたか」


だ、だれ……?


「てめぇらはそこで黙ってな。もうすぐ買い取り手が来るからよぉ」


か、買い取り手?


何の事?


売り物なんて、何処にもないけど……


「五人もいりゃあ、何年かは遊んで暮らせるぜ」


え……もしかして、売り物って……私達?


「ッ!?」


は、早く!早く逃げないと!!


「大人しくしてろって言ったろが!!周りにバレんだろ!!」


じ、冗談じゃない!!


誰が好き好んで売られてたまるか!!


「殴られたいか!糞ガキ!!」


うっ……


「ようやく分かったか。大人しくしてな」


嫌だ……嫌だよぉ…………


助けて…………暮羽…………




「くそ!どこ探しても見当たらない!!」


一体何処につれてかれたんだ!!


「あれ?暮羽じゃん。そんなに急いでどうしたの?」

「……諏訪子か」

「あれ?ソル達は?いつも引っ付いてるのに」

「詳しく話してる時間はないが、何者かに拐われた。今はそれを探してる」

「さ、拐われたぁ!?」

「だから、悠長に話してる時間はないんだ!」


あと、村の中で探してないのは家のなかだけだ……


時間はかかるが、一軒ずつ扉を開けてまわるしかない!


「ちょっと待って」

「何だ!?」

「私も手伝うよ」

「そうか!なら、俺は西の方を探すから諏訪子は……」

「そんな手間が掛かる事なんてしないさ」

「は?」

「こうするのさ」




あれから何分たったっけ……


暮羽は来てくれないし、ソル達も眠ったままだし……


「お、ようやく来たな」


……もう駄目だ…………


「お、こいつらか」

「へへ、そうだ。さ、金を出しな」

「ほらよ」

「おぉ、これで遊んで暮らせる!!」


……くれはぁ…………


「さて、取り引きは成立だ。持っていきな」

「そうさせてもら……」


その瞬間、ずっと聞きたかった声が響いた


「魔愴「スピア・ザ・ゲイボルグ」!!!!」




「死に晒せやぁぁぁぁぁ!!!!」


旅の途中に考えたスペカ(非殺傷)を使い、霊力の槍を出す


そのままそれを投げ付ける


「ぐはぁっ!?」

「なっ!?」

「てめぇらは俺を怒らせた!」

「はは、あんたたち、もう終わったね」


俺の仲間を拐った罪……死んでも償いきれんぞ!!


「な、何でこの場所が!!!」

「えっと……いたいた。あんたの足元を見てみなよ」

「は?」


誘拐犯の足元から小さな蛇がニュルっと地面から出てくる


「な、何だ!?この蛇!」

「ミシャクジ様(極小)さ。ミシャクジ様を大量に地面に潜らせて家の中を一気に見ていったのさ」


最初は気持ち悪っ!て思ったが、よく見てみると可愛いもんだよな


「くそっ、逃げ……」

「逃げれると思ってンのかァ!?斬符「次元斬-オーバーワールド-」!!」


羽桜刀で次元を切り裂き、そこから大量の弾幕(非殺傷)を放つ


勿論…………密集率100%の回避不可能弾幕だがな


「ゆっくり死ね」

「ぐぼぁぁ!!?」


ふっ、他愛もない


「真剣で斬られなかっただけ、ありがたいと思え」

「霊力の槍でぶっ飛ばしてたけどね」


気にするな。諏訪子よ


…………


「ソル!ムーン!スイ!フウ!テン!迎えに来たぞ!!」


全速力で家の中に入る


「ンー!!ンー!!!」


目が覚めてるのはフウだけか


だが、皆いる!


「ちょっと待て……よっと」


次元を切り裂き、器用に全てのロープを羽桜刀で切り裂く


「ぷはぁ……」

「大丈夫か?何かされなか……」

「遅いッ!!」

「ぶべらっ!?」


一気に外まで殴り飛ばされる


あいつの腕にはどんなパワーがあるんだ……


「怖かったんだから!」

「……ごめんな」

「じゃあ、諏訪大社までおぶってって」

「はいはい」


フウをおぶる


結構軽いな


「で、この誘拐犯はどうする?」

「首だけ出して土に埋めてリアルゆっくりにしておいてくれ」

「(ゆっくり?)分かった」


ソル達は次元にボッシュートして守矢神社までワープさせる


「さて、行くか」

「うん」


……俺は改めて思った


…………こいつらに専用の武器を持たせよう!!

暮羽のスペカの初登場です


え?早すぎる?まぁ、気にしないでください


ちなみに、斬符「次元斬-オーバーワールド-」は次元斬の所は叫ばず、オーバーワールドだけを叫びます


そして、五妖精の専用武器のアイデアがありましたら、感想か何かに書いてください


尚、感想欄には誰でも書き込めるようになっております

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[一言] それぞれの色にあった武器
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