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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
守矢編
21/84

酒は飲んでも飲まれるな!

今回からまた新しい章です

…………はっ!?


「……何で俺は寝てたんだ?……それに、何故か腹が痛い……」


……昨日、何があった?


あ、どうも、暮羽だ


何故か、俺の記憶が昨日、守矢神社に入ってから曖昧だ


あ、変更点が一つ。諏訪大社を守矢神社って呼ぶことにした


で、現在の状況だが……


「ロリっ子六人に引っ付かれてる……」


もちろん、五妖精+ケロちゃんだ


左右の腕に二人、足元に二人、腹に二人だ


……本当に何があった


「ん?暮羽。起きたのか」

「ん……あ、速鬼か。何でこんなことになってるんだ?」

「覚えてないのか」

「いや、曖昧なだけだ」

「そうか」


速鬼の横には空になった酒の入れ物が何本も置いてある


取り合えず、ロリっ子達をひっぺがして速鬼の横に座る


「……本当に何があったんだよ」

「まぁ、俺の覚えている範囲で話そう。あれは、この部屋に入ってからだったな」




久し振りに諏訪大社に入ったな


内装も殆ど変わってないか


「ここで飲もっか……あれ?もう準備してある」


おそらく、ミシャクジ様が用意してくださったんだろう


横でちっちゃいミシャクジ様がうろうろとしている


「ま、いっか!さ、飲もう飲もう!!」

「そうだな。もう飲んじまうか」

『お~』

「あ、ちゃんとボクのはお酒じゃなくなってる」


数週間前にここを出たばかりだが、懐かしく感じるな


それに、この酒も旅の途中では飲めなかったからな


「よし!飲もう!!」





「最初はこんな感じだった」

「いたって普通だな」

「いや、ここからが地獄絵図だった。小一時間程たった頃だったか?」




「にゃっはっは~……ほらほら、もっと飲め~」

「ちょっ、諏訪子!入れ物ごと飲まそうとするな!」


諏訪子様、完全に酔っぱらったな


妖精達も顔を真っ赤にしている


妖精達は酒を飲むのは初めてか?


唯一酔っぱらってないのはスイだけか。ずっと料理を食べている


「ん?何で料理ばっかり食べてるんだい?スイ」

「んぐっ!?」


とうとう絡まれたか


あれは手遅れだな


「ほらほら、一杯どうだい?」

「いや、お酒飲めないから……」

「飲んどきゃ慣れるって!」

「むごっ!?」


無理矢理口の中に突っ込まれたか


だんだんと顔が赤くなって……


「あはは~何かいい気持ち~」


完全に酔っぱらった


あの夜の時と全く同じ状態だ





「諏訪子め~……」

「止めなかったお前が悪い」

「そりゃそうだが……」

「で、またそれから小一時間程たった頃だ」




「もっと酒もってこ~い!」

「お、いい飲みっぷり!」

「もっと飲め~」


俺と暮羽以外は完全に酔い潰れる寸前だな


「暮羽、止めなくて大丈夫か?」

「ははは、なんとかなるだろ」


あ、こいつも酔っぱらってる


またスイに口付けされても知らんぞ……


さて、俺は別室でミシャクジ様と酒を飲むか


諏訪子様に絡まれたら少し厄介だ


……ん?ソルがこっちにトコトコと…………


「ねぇねぇ、くれは~」

「何だ?ソル?」

「えい!」


暮羽の腹に拳を……


「ねいてぃぶふぇいす!?」


腹に拳をもらった暮羽はその場で意味不明な単語を発した後、気絶した


「まくらげっと~」


ソルは暮羽を枕にするきだったのか


「あ、ソルがねちゃった~」

「もう眠いし寝ちゃおっと」


ぞろぞろと暮羽の元に集まって皆寝てしまった……


「……ミシャクジ様」


ニョロニョロとミシャクジ様が寄ってくる


「一緒に飲んでくれませんか?」


ミシャクジ様は机の上から酒を持ってきて飲み始めた


「………………諏訪子様を止めておけば良かったか……」





「そして、現在にいたる」


だから腹が痛かったのか……


それに、悲鳴がネイティブフェイスって……


「で、どうする?飲むか?」

「いや、また寝る。あいつらが起きたら起こしてくれ」

「分かった」


もう寝よう


次に起きたら町でも見てくるか


それじゃあ、おやすみ~

三回ほど小説のデータが飛んだ……orz


それでは、また次回お会いしましょ~

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