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東方転生人録  作者: 黄金馬鹿
旅路編
16/84

転生って確か1500年位かかるよね

あの時の鬼がモブだと言ったな。

あれは嘘だ

おばあちゃんから貰った地図を頼りに諏訪大社へと移動中


現在は四分の一程歩いたところだ


そして、現在は立ち往生中


その訳は


「へっ、命が惜しけりゃ、そこの小娘とありったけの食料を置いていきな」


はい、山賊っぽいやつらに襲われてます


それに、ソル達を置いてけって……ロリコンめ


「あのなぁ、悪いことは言わん、大人しく尻尾を巻きつつ泣いて元の居場所に帰れ」

「ほぉ、この人数でそれが言えるか」


てめぇらの拳と俺の刀、どちらが強いか分からねぇようだな……


めんどくさい、零次元斬で脅してとっとと追っ払うか


「零次げ……」

「おい、そこの山賊共」

「は?」


俺達の進行方向から誰かが山賊に話しかけた


「あぁん?何だお前は」

「死にたくなければそこを退け」

「へっ、何言ってや……」

「ふんっ!」


ドゴッ!!という轟音と共に地面にクレーターが出来る


そして、溢れんばかりの妖気


こんな馬鹿みたいな事をしでかし、こんな妖力を持っているのは……鬼か


最近鬼によく会うな……


「退け」

『ひっ……ひぃ!?』


山賊達は一目散に散っていく


「……すまないな。助かったよ」

「これはあの時、食料を分けて貰った礼だ」


……はい?食料を分けた?


俺が?


俺が食料を分けたのはあの鬼だけ……


「お前、まさか……」

「久方ぶりだな。名も知らぬ人間」


顔は全く違うが、何となく分かった


こいつ、あの鬼だ


「何で生きてるんだよ!死んだんじゃなかったのか!?」

「閻魔とやらの弱味を握ってな。そしたら転生させるから見逃せってな」


閻魔様……


もしかして、四季映姫しきえいき様か?


「まぁ、転生したらお主とは一度会ってみたかったからな」

「そうか」

『?』


ソル達が?マークを浮かべているのに気がついた


「あ、こいつは昔知り合ってな。名前は……「和が名は速鬼。能力は加速する程度の能力だ」だそうだ」


そうか、こいつは速鬼って言うのか


「あ、俺は桜庭暮羽。最近現人神になった」

「ほぉ、神になったのか。あの方と仲良く出来そうだな」


ん?あの方?


「それって誰だ?」

「ミジャクジ様と洩矢神だ」


ミジャクジ様に洩矢神ね……


は?ミジャクジ様?洩矢?


「もしかして、洩矢神ってのは洩矢諏訪子もりやすわこか?」

「知っているのか?」

「俺が今から行こうとしてるところだ」


まさか諏訪大社に居たとはな……


ん?何で諏訪大社に居たんだ?


「何で洩矢神と知り合ったんだ?」

「転生した先がそこでな。暫く世話になっていたのだ。今はお主の居る地へ行こうとしていたのだ」


なるほど……


あ、そうだ


「速鬼、一緒に洩矢神の所に行ってくれないか?」

「俺もお前を招待しに行きたかったんだ。こちらからもお願いしよう」


そくきが なかまに なったテーレッテレー♪


なんじゃこりゃ


「ん?そこの妖精達の名前を聞いてなかったな」

「えっと、ソルとムーンとスイとフウとテンだ。俺の大切な仲間だ」


五妖精何故か少し顔を赤くしながらペコリとお辞儀をする


「よし、では行こうか」

「戦闘は無しか」

「まだ転生前程の実力がついていない。お主とは万全な状態で戦いたいのだ」

「なるほど。まってるぜ」

「気長にな」


俺達六人は速鬼を仲間に加えて諏訪大社へと向かって行った

あの時、暮羽の家に突撃したあの鬼が仲間になりました


ちなみに、速鬼はそこまで戦闘狂ではありません


鬼の中では、現在の実力は中の上程。暮羽と戦ったときの実力は勇義姐さんより少し弱い位です


そして、現在の暮羽達の強さ順は


暮羽>>>>越えられない壁>>>速鬼≧五妖精全員>五妖精一人ずつ


こんな感じです


五妖精一人一人が中級妖怪なら倒せるほどの力を持ってしまっています


それではまた次回


Ps一回データ吹き飛んで泣きそうだった

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